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Visaのゴールドカードで海外の空港ラウンジは利用可能?おすすめカードも紹介

Visaのゴールドカードで海外の空港ラウンジは利用可能?おすすめカードも紹介

世界的にシェア率の高いVisaのクレジットカードですが、なかでも、一般カードよりグレードの高い「ゴールドカード」で、空港ラウンジが利用できるか気になっている方も多いのではないでしょうか。

一般的に、グレードの高いクレジットカードにはさまざまな優待サービスが付帯しており、特典や優待サービスの内容がクレジットカード選びの重要なポイントになるケースも少なくありません。

空港のラウンジサービスは、そんな付帯サービスの代表例ともいえるサービスです。空港ラウンジサービスを利用するために、ゴールドカードへの申し込みを検討する方もいるでしょう。

しかし、国内の空港ラウンジはともかく、海外の空港ラウンジもゴールドカードの付帯サービスで利用できるのでしょうか。

本記事では、ゴールドカードで海外の空港ラウンジを利用できるのかどうか、カード選びの際にラウンジの利用以外に重視するべきポイントを紹介します。

空港ラウンジは3タイプある

空港ラウンジは以下の3タイプに分かれており、それぞれ異なる特長を持っています。

● カードラウンジ
● 航空会社ラウンジ
● プライオリティ・パス・ラウンジ

カードラウンジは、クレジットカードの会員に向けたラウンジです。主にゴールド会員やプラチナ会員が利用できるラウンジで、クレジットカード会社と空港ラウンジの運営会社が提携することによって設置されています。

2つ目の航空会社ラウンジは、各航空会社が設置しているラウンジのことを指します。航空会社の上級会員やファーストクラス・ビジネスクラスなどに搭乗する方が利用できます。

これらのほかには、「プライオリティ・パス・ラウンジ」と呼ばれるラウンジも存在します。

プライオリティ・パス・ラウンジは、世界中の空港ラウンジをお得に利用できる「プライオリティ・パス」の会員向けのラウンジです。

詳細については後述しますが、プライオリティ・パスの会員プランは3つあり、プランによってラウンジの利用条件が異なります。

ゴールドカードで無料利用できる海外のラウンジは少ない

ゴールドカードで無料利用できる海外のラウンジは少ない

ゴールドカードの付帯サービスでそのまま利用できる海外のラウンジはあまり多くありません。

ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港など、一部の空港のラウンジはゴールドカードの付帯サービスでも利用可能ですが、ゴールドカードは海外の空港ラウンジのフリーパスにはならないと思っておいたほうがいいでしょう。

海外の空港ラウンジを利用するならプライオリティ・パスの登録を検討しよう

海外の空港ラウンジを利用したい場合は、プライオリティ・パスに登録するのがおすすめです。

プライオリティ・パスとは、世界中のさまざまな空港ラウンジをお得に利用できる会員サービスのことです。
プライオリティ・パスの会員プランは「スタンダード」「スタンダード・プラス」「プレステージ」の3つが用意されており、順にグレードがあがる仕組みになっています。

グレードがあがるほど年会費が高くなるものの、その代わりとしてラウンジの利用条件が優遇されます。

プライオリティ・パスには直接登録することもできますが、クレジットカードの付帯サービスを活用して登録するのがおすすめです。

クレジットカードによってはプライオリティ・パスの年会費が優遇されるサービスが付帯しており、お得に登録ができます。

クレディセゾンが発行するゴールドカードのなかでは、「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」にプライオリティ・パスに関するサービスが付帯しています。

国内の空港ラウンジならゴールドカードでほぼ利用可能

国内の空港ラウンジならゴールドカードでほぼ利用可能

ゴールドカードで利用可能な空港ラウンジサービスは、国内の主要空港であれば大半の空港ラウンジを無料で利用できます。

例えば、クレディセゾンが発行する「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」で利用可能な空港ラウンジのある国内主要空港は、次のとおりです。

北海道 旭川空港、新千歳空港、函館空港
東北 青森空港、仙台国際空港、秋田空港
関東 成田国際空港第1ターミナル、成田国際空港第2ターミナル、羽田空港国内線 旅客ターミナル(2F)、羽田空港国内線 旅客ターミナル(1F)、羽田空港国内線 第2旅客ターミナル、羽田空港第3ターミナル
中部・北陸 新潟空港、富山空港、小松空港、富士山静岡空港、中部国際空港
近畿 伊丹空港(大阪国際空港)、神戸空港、関西国際空港、関西国際空港(エアロプラザ2F)
中国・四国 米子鬼太郎空港、岡山空港、広島空港、出雲空港(出雲縁結び空港)、山口宇部空港、徳島阿波おどり空港、高松空港、松山空港(2F)、松山空港(3F)、高知空港
九州・沖縄 福岡空港(国内線)、福岡空港(国際線)、北九州空港、佐賀空港、長崎空港、熊本(阿蘇くまもと空港)空港、大分空港、宮崎ブーゲンビリア空港、鹿児島空港、那覇空港
ハワイ ダニエル・K・イノウエ国際空港
※2025年1月時点の情報です。

空港ラウンジを利用する際は、対象のゴールドカードと当日の搭乗券(航空券)をラウンジの受付で提示するだけです。

フライトまでの待ち時間を上質なラウンジスペースでゆったりと過ごせるようになるので、国内旅行に行く機会が多い方は、ゴールドカードを1枚持っておくと良いでしょう。

ゴールドカードでラウンジ利用以外に重視するポイント

海外で利用するゴールドカードを選ぶ際は、空港ラウンジサービスの有無のほかに以下の3点もチェックしておきましょう。

● 国際ブランド
● マイルの還元率
● 付帯保険

国際ブランドは、旅行先の国のシェア率を意識して選ぶのがおすすめです。

VisaやMastercard(R)、JCB、American Expressなど、主要な国際ブランドは世界的に高いシェアを誇りますが、国によってシェア率はやや異なります。

そのため、海外での使い勝手を重視するなら、旅行先の国でのシェア率が高い国際ブランドを選んでおくと良いでしょう。ちなみに、国際ブランドのVisaは、世界でのシェア率が比較的高い傾向にあります。

また、マイルを貯めたい方は、ゴールドカードの利用で貯まるマイルの還元率に注目しましょう。ただし、マイルを貯められるかどうかはカードの種類によって異なるので、事前によく確認してください。

このほかには、ゴールドカードに付帯する保険も重視したいポイントです。特に、旅先でのケガや病気に備えられる海外旅行傷害保険は、海外旅行において重要度が高いため、海外旅行傷害保険の付帯有無や補償内容はしっかり確認しておきましょう。

Visaでおすすめのゴールドカード2選

海外に持って行くクレジットカードを選ぶうえで、「世界でシェア率が高いVisaの国際ブランドが付いたカードを選びたい」と考える方もいるでしょう。

このような方には、以下の2種類のゴールドカードを検討するのがおすすめです。

● MileagePlusセゾンゴールドカード
● SAISON GOLD Premium(セゾンゴールドプレミアム)

それぞれのゴールドカードの特長を解説していきます。

MileagePlusセゾンゴールドカード

MileagePlusセゾンカード新規ご入会キャンペーン実施中MileagePlusセゾンカード新規ご入会キャンペーン実施中

「MileagePlusセゾンゴールドカード」の特長は、次のとおりです。

● 通常カードよりもお得にマイルを貯めやすい(※1)(※2)
● マイレージプラスプログラムで家族以外の特典航空券の予約も可能
● 国内主要空港のラウンジが無料で利用可能
● 国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険が付帯(※3)
● 海外用モバイルWi-Fiルーターレンタルサービスの優待

MileagePlusセゾンゴールドカードは年会費33,000円(税込)のカードで、通常のクレジットカードよりもマイルをお得に貯められる点が特長です。

通常、クレディセゾンが発行する一般的なクレジットカードでは、ショッピング1,000円(税込)につき1ポイントの「永久不滅ポイント」が付与されます。

一方、MileagePlusセゾンゴールドカードでは、ショッピング1,000円(税込)ごとにユナイテッドのマイレージプログラム「マイレージプラスプログラム」のマイルを15マイル獲得できます(※1)(※2)。

貯めたマイルは5,000マイルからユナイテッド航空、ANAなどの特典航空券と引き換え可能です。さらに、マイレージプラスプログラムのマイルは、永久不滅ポイントと同様に有効期限がないため、ご自身の好きなタイミングで使える点が魅力のひとつです。

さらに、適用条件(※3)を満たすと最高5,000万円(※4)の補償を受けられる国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険が付帯し、国内空港ラウンジを無料で利用できる特典も付帯しています。

国際ブランドはVisaのほか、Mastercard(R)とAmerican Expressから選択可能です。American Expressを選んだ場合は、2年目以降の年会費請求の2ヵ月後に1,500マイルのサンクスマイルがプレゼントされます。

(※1)年間(毎年3月4日~翌年2月4日お引き落とし分)75,000マイルを越えた場合、超えた分のご利用は1,000円につき5マイルとなります。
(※2)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
(※3)航空券代や宿泊費などの支払いに本カードを利用した場合に適用
(※4)傷害死亡・後遺障害保険金額


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SAISON GOLD Premium(セゾンゴールドプレミアム)

「SAISON GOLD Premium(セゾンゴールドプレミアム)」の特長は、以下のとおりです。

● 年会費は11,000円(税込)
● 年間100万円以上のショッピングご利用で翌年以降年会費が永年無料
● クレジットカードで日本初のメタルサーフェスカードを採用
● 年間のカードご利用金額に応じてさまざまな特典が追加される

SAISON GOLD Premium(セゾンゴールドプレミアム)は、年会費11,000円(税込)で保有できるゴールドカードです。

年間ご利用金額が100万円以上の場合は翌年度以降の年会費が無料で、年間のカード利用金額に応じて特典が増えていくことが大きな特長です。

例えば、SAISON GOLD Premiumには以下の特典や優待サービスが付帯しています。

● 映画料金1,000円など140万件の優待
● 日本全国のコンビニや飲食店などの対象店舗でポイント還元
● 年間ご利用金額に応じて対象店舗での利用時にポイント還元率が最大5%にアップ
● 国内主要空港のラウンジを無料で利用できる
● 海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険が利用付帯(※)
● 年間50万円 のご利用ごとに500ポイントのボーナスプレゼント

ゴールドカード特典として、国内主要空港のラウンジを無料で利用できるのはもちろん、条件を満たせば国内旅行傷害保険や海外旅行傷害保険が付帯(※)するので、旅行時の特典が充実しており、日常使いでも便利なゴールドカードをお探しの方にぴったりです。

(※)航空券代や宿泊費などの支払いに本カードを利用した場合に適用されます

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プライオリティ・パスの優待特典があるおすすめのセゾンカード2選

海外の空港ラウンジをお得に利用するには「プライオリティ・パス」の登録がおすすめです。

クレディセゾンが発行する以下2種類のクレジットカードでは、プライオリティ・パスに優遇年会費で登録できる特典が付帯しています。

● セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
● セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

それぞれのクレジットカードの特長を解説するので、海外の空港ラウンジをお得に利用したい方は、クレジットカード選びの参考にしてみてください。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

ゴールド_実質年会費無料ゴールド_実質年会費無料

「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」の特長は、次のとおりです。

● 初年度年会費無料(通常年会費11,000円(税込))
● 年間1回(1円)以上のクレジットカードご利用で翌年度年会費無料
● 最大4枚までの家族カード(ファミリーカード)を発行可能(年会費1,100円(税込)/1枚)
● 国内ショッピングは通常の1.5倍、海外ショッピングは2倍の永久不滅ポイントが付与(※1)
● 1か所の海外空港ラウンジと国内主要空港のラウンジを無料で利用できる(国内ラウンジは年2回まで)
● 国内旅行傷害保険と海外旅行傷害保険が付帯する(※2)
● そのほかゴールドカード特典が充実

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、初年度の年会費が無料のゴールドカードです。

年間1回(1円)以上のカードご利用で翌年年会費も無料になるため、実質的に年会費を永年無料で利用できる点が特長です。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、国内では1.5倍、海外では2倍のポイント優待(※1)が用意されています。

国内主要空港のラウンジとハワイの「ダニエル・K・イノウエ国際空港」を無料で利用できるほか、条件を満たせば国内旅行傷害保険と海外旅行傷害保険も付帯(※2)します。

また、世界中の空港ラウンジをお得に利用できる「プライオリティ・パス(通常年会費469米ドル/プレステージ会員)」が優遇年会費(11,000円/税込)でご登録できます。

国内と海外を問わず、空港ラウンジを利用する機会が多い方にとって、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードはメリットの多い優れたゴールドカードといえるでしょう。

(※1)交換商品によっては、1Pの価値は5円未満になります。一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
(※2)航空券代や宿泊費などの支払いに本カードを利用した場合に適用


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セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

セゾンプラチナアメックス新規入会キャンペーンセゾンプラチナアメックス新規入会キャンペーン

「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」の特長は、次のとおりです。

● 年会費が22,000円(税込)でセゾンカードの上位に位置するプラチナカード
● カードショッピングの利用時は国内で1.5倍、海外で2倍の永久不滅ポイントが貯まる(※1)
● 国内旅行傷害保険が自動付帯、条件を満たせば海外旅行傷害保険も付帯(※2)(※3)
● 世界中の空港ラウンジをお得に利用できる「プライオリティ・パス」に無料で登録可能
● JALのマイルがたまる「SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)」に優待価格(※4)で登録可能
● そのほか、プラチナカード会員限定の優待特典が盛りだくさん

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、クレディセゾンが発行するなかで上位に位置するプラチナカードの1枚です。

カードショッピングのご利用時は国内で1.5倍、海外で2倍(※1)の永久不滅ポイントが貯まります。

また、国内旅行傷害保険が自動付帯するほか、条件を満たせば海外旅行傷害保険が付帯(※2)します。

一方、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの魅力のひとつは、世界中の空港ラウンジをお得に利用できる「プライオリティ・パス(通常年会費469米ドル/プレステージ会員)」に無料で登録できる点です。

さらに、「国際線手荷物宅配サービス」や「コートお預かりサービス」、「ハイヤー送迎サービス」など、旅行時に役立つさまざまなトラベルサポートも充実しています。

年会費は22,000円(税込)と高額ですが、プラチナカード会員限定のさまざまな優待特典に加え、旅行時に便利な多くの優待サービスがあることを踏まえると、年会費を支払う以上の大きなメリットがあります。

頻繁に海外渡航をする方は、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードを1枚持っておくと、より旅が快適になるでしょう。

(※1)交換商品によっては、1Pの価値は5円未満になります。一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
(※2)航空券代や宿泊費などの支払いに本カードを利用した場合に適用されます。
(※3)傷害死亡・後遺障害保険金額
(※4)有効期間内に移行上限の150,000マイルに到達した場合、翌年のサービス年会費は無料となります。


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よくある質問

ここからは、ゴールドカードで空港ラウンジを利用する際のよくある質問をご紹介します。

Q1 ゴールドカードを持っていれば海外のラウンジは利用できる?

ゴールドカードの付帯サービスでそのまま利用できる海外のラウンジはあまり多くありません。

Q2 国内の空港ラウンジでは使えますか?

国内であれば大半の空港ラウンジをゴールドカードの付帯サービスで利用することができます。

Q3 海外の空港ラウンジが利用できるおすすめのゴールドカードは?

プライオリティ・パスに優遇年会費で登録ができるセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード、空港ラウンジ「ユナイテッドクラブ」の利用パスが毎年1枚進呈されるMileagePlus セゾンゴールドカードがおすすめです。

まとめ

まとめ

一般カードよりもグレードの高いゴールドカードですが、残念ながら、ゴールドカードの付帯サービスでそのまま利用できる海外の空港ラウンジはほとんどありません。

そのため、海外の空港ラウンジを利用する場合は別途料金を支払って利用する必要があります。

一方、クレディセゾンが発行する以下のクレジットカードは、海外の空港ラウンジをお得に利用できる「プライオリティ・パス」に優遇年会費で登録できる優待サービスが付いています。

● セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
● セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、国内の空港ラウンジを年2回まで無料で利用でき、プライオリティ・パスのプレステージ会員に優待価格で登録可能です。

一方、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、年会費が22,000円(税込)と高額ですが、プラチナカード会員限定特典に加え、プライオリティ・パスのプレステージ会員に無料で登録できる点が魅力です。

これらのクレジットカードは、 国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険が付帯するので、普段から旅行が多い方にとって心強い味方といえるでしょう。

海外旅行の機会が多い方や、よりグレードの高いクレジットカードをお探しの方は、この機会にぜひクレディセゾンが発行するゴールドカードやプラチナカードをご検討ください。

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