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クレジットカードとは?初心者向けに仕組み、メリット・デメリットを解説
クレジットカードは、商品やサービスの購入時に後払いができる決済手段です。現金を持ち合わせなくても買物ができるキャッシュレス決済のひとつとして広く利用されています。
クレジットカードは支払いをスムーズにするだけでなく、ポイントを貯めたり、優待特典を利用できたりなど多くのメリットが存在します。しかし、利用する前にはデメリットや注意点を理解することも重要です。
そこでこの記事では、「クレジットカードとは何か」を初心者向けにわかりやすく解説します。
【この記事でわかること】
● クレジットカードの仕組み
● クレジットカードのメリット・デメリット
● クレジットカードを選ぶポイント
● クレジットカードの作り方・使い方
Contents
記事のもくじ
- クレジットカードとは後払いができるカードのこと
- クレジットカードの特長
- クレジットカードのメリット
- クレジットカードの種類
- クレジットカードで支払いができる店舗・サービス
- 【初心者向け】初めてのクレジットカードの選び方
- 学生・新社会人におすすめのセゾンカード
- 専業主婦(主夫)におすすめのセゾンカード
- 国内・海外に旅行や出張へ行く機会がある方向けのセゾンカード
- クレジットカードの作り方・必要なもの
- クレジットカードをお店で使う方法・伝え方
- クレジットカードで選べる支払方法・支払回数
- クレジットカード初心者が知っておきたいデメリットと解決策
- クレジットカードを使う前に知っておきたいこと
- クレジットカードに関するよくあるご質問
クレジットカードとは後払いができるカードのこと
クレジットカードとは、毎月設定された日に利用代金がまとめて支払われるカードです。クレジットカードを持っていれば、現金を使わずに商品購入やサービス利用料金の支払いが可能になります。
クレジットカードを使用するとその場で決済が行われますが、実際の支払いはカード会社により設定された毎月の支払い日に指定の銀行口座から引き落とされます。
クレジットカードが後払いできる仕組み
クレジットカードは、「利用者」「加盟店(クレジットカード会社と契約をしている店舗)」「クレジットカード会社」の3者によって成り立ちます。
まず、利用者が買物などでクレジットカード払いをすると、カード会社が代金を立て替えて加盟店に支払います。その後、カード会社から利用者へ利用代金の請求が行われ、設定された引き落とし日に、利用者の指定口座から、1ヵ月分のクレジットカード利用代金がまとめて引き落とされる仕組みです。
カード会社は、加盟店から手数料を受け取っており、この手数料がカード会社の利益となります。
クレジットカードは後払いシステムを採用しています。そのためカードを発行するには、「確実に利用代金を支払える」というカード会社からの信用が必要です。この信用はカードの審査により決定されます。
プリペイドカード・デビットカード・キャッシュカードとの違い
クレジットカードと混同しやすいカードの種類として、プリペイドカード・デビットカード・キャッシュカードがあります。これらはクレジットカードと同様に「お金に関するカード」ですが、それぞれの用途や支払いタイミングが異なります。
カードの種類 | 特徴 |
---|---|
クレジットカード | ・買物などの支払いに利用できる ・利用代金は支払日に指定口座から引き落とされる(後払い) |
プリペイドカード | ・買物などの支払いに利用できる ・事前入金で支払い時に利用代金分が引き落とされる(前払い) ・あらかじめチャージした金額分しか利用できない |
キャッシュカード | ・銀行口座からお金を引き出す、または入金するために使う ・キャッシュカードの機能では買物などの支払いには利用できない |
デビットカード | ・キャッシュカードの機能に支払いができる機能を付帯 ・利用代金は指定の銀行口座からその場で引き落とされる(即時払い) ・口座残高を超えて支払うことはできない |
なお、クレジットカードの発行には審査が必要ですが、プリペイドカード、デビットカード、キャッシュカードの多くは、発行のための審査はありません。
関連:キャッシュカードとは?クレジットカードとの違いや特徴・メリットを解説
クレジットカードの特長
クレジットカードには現金払いとは異なるさまざまな特徴があります。どのような特徴があるか、詳しく見ていきましょう。
クレジットカードの発行には必ず審査が行われる
クレジットカードを発行するには、カードの種類にかかわらず、必ず審査が行われます。審査の目的は、カード利用者が利用代金をきちんと支払えることを確認するためです。
クレジットカードの審査について「ゆるい・厳しい」などの表現が用いられることがありますが、具体的な審査基準は公表されていません。
一般的に審査では年収、職種、勤続年数、既存の借入状況など、さまざまな要素が考慮されます。そのため、特定のクレジットカードに対して審査が「ゆるい・厳しい」などと断言することはできません。
関連:クレジットカードの審査とは?基準や行われるタイミング、必要な書類を紹介
クレジットカード払いに対応している店舗が多く使いやすい
2023年3月に経済産業省が発表した「キャッシュレスの将来像に関する検討会とりまとめ」によると、中小店舗におけるキャッシュレス全体の導入率は80%、クレジットカードの導入率は63.3%です。
この結果から明らかなように、多くの店舗でクレジットカード払いが可能です。今度もさらに多くの店舗でクレジットカード払いが普及していくことが期待できるでしょう。
支払方法や支払回数が選べる
クレジットカードは、1回払いだけでなく、リボ払いや分割払いなど複数の支払方法を選べることが特徴です。
例えば、大きな買物をしたときにリボ払いや分割払いを利用すると、一度に支払う金額の負担を減らし、月々の出費を調整することができます。
具体的な支払方法、支払回数については「クレジットカードで選べる支払方法・支払回数」で詳しく説明しています。
クレジットカードを使ってお金を借りることができる
クレジットカードは支払い機能だけでなく、ATMや指定口座から現金を借り入れできる「キャッシングサービス」が付帯しています。
キャッシングサービスはクレジットカード発行時または発行後に申し込みができ、審査により利用可能枠(限度額)が設定されます。審査では返済能力の確認のため、収入証明書類の提出が求められることがあります。
注意点として、キャッシングサービスでお金を借りると手数料が発生します。借りた金額に手数料を加えて返済する必要があるので、利用可能枠(限度額)を減枠するなど計画的に利用することが重要です。
関連:クレジットカードのキャッシングとは?使い方や返済方法、利用時の注意点を徹底解説!
クレジットカードのメリット
クレジットカードには、下のようなさまざまなメリットがあります。
現金がなくても買物ができる
クレジットカードがあると、キャッシュレス決済により現金を持たずに買物が可能となります。そのため、現金を多く持ち歩きたくない方や、予期せぬ出費に備えたい方にとってクレジットカードは便利です。
例えば、買物の際に現金が足りないときや友人と急に食事に行くことになったとき、出張先で現金を多く持ち合わせていないときでもクレジットカードが役立ちます。
また、クレジットカードは、スマートフォンのアプリ上にカード情報を登録すると、店舗でのタッチ決済が可能です。そのため、クレジットカードを発行さえすれば、物理的なカードを持ち歩かなくても便利に利用できるでしょう。
ネットショッピング・サブスク・アプリの課金の支払いもできる
クレジットカードの利用は、実店舗に限らず、オンラインの場面でも広く使えます。
例えば、ネットショッピングはもちろん、動画配信サービスなどのサブスクリプション(定額制)サービスの支払い、有料アプリの購入やアプリ内での課金にもクレジットカードを利用できます。
これらの多様なジャンルにおいて幅広く利用できる点は、クレジットカードの大きなメリットです。
関連:スマホアプリの課金の仕方とは?課金ユーザーはクレジットカードを利用しよう!
利用代金に応じてポイントやマイルがたまる
クレジットカードを使用すると、利用代金に応じてポイントやマイルがたまります。例えば、100円の利用ごとに1ポイントが獲得できるなど、カードによって異なるポイント付与率が設定されています。
貯まったポイントは、クレジットカード利用代金の割引、電子マネーへの交換、商品との交換などに利用できます。これにより、現金払いよりもクレジットカードで支払うほうが、実質的にお得になることが多いのです。
※一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
支払い以外のお得なサービスが利用できる
クレジットカードの魅力はポイント獲得だけにとどまらず、カードに付帯するサービスや優待特典、保険があることも大きなメリットです。
多くのクレジットカードは、カード会社と提携している企業や店舗で利用できるお得な特典を提供しています。例えば、特定の飲食店での割引、ショッピングモールでの特別クーポン、レジャー施設の入場料割引などです。
旅行傷害保険では、旅行中のケガの治療費の補償だけでなく、航空機の遅延の際の損害や、旅行中の荷物の損害などの補償が含まれるカードも存在します。
これらのサービスを活用すると、クレジットカードのメリットをより実感できるでしょう。
年会費無料でコストをかけずに持てるクレジットカードもある
クレジットカードは年会費無料のものも多いです。年会費無料であれば、コストをかけずにクレジットカードを使いながらポイントが貯まり、さらに付帯サービスや優待特典が利用できます。
年会費無料のクレジットカードがある理由は、カード会社が、年会費だけでなく加盟店からの手数料で利益を得ているためです。
なお、年会費がかかるクレジットカードは、付帯保険や優待サービスが充実している傾向があります。
利用明細は支出管理にも活用できる
クレジットカードを使った金額や店などの情報は「利用明細」として自動的に記録されていきます。利用明細はスマートフォンやパソコンなどでいつでも確認可能です。
利用明細には、クレジットカードを利用した日付、金額、場所(店舗・企業名)が書かれているので、いつ・どこで・いくらカード払いをしたかがわかります。
日々の買物や生活費をクレジットカードで支払うと毎月の支出もわかるので、家計簿としても活用することができます。数ヵ月前の利用明細も閲覧でき、毎月の利用額の増減も確認しやすく便利です。
関連:カード会社が解説!クレジットカードの7つのメリットまとめ
監修者
監修者 高柳氏のコメント
クレジットカードを持つことで、職業や働き方に関係なく多くのメリットが得られます。主婦(主夫)の方は支払いをクレジットカードにすることでポイントが貯まり、家計の節約につながります。会社員の方はゴールド以上のカードを持つことで空港ラウンジを利用できたり、国内・海外旅行傷害保険が付帯したりといったメリットが得られるでしょう。クレジットカードのどんなサービスを利用したいのか、どのくらいポイントを重視するかを考えておくと、ご自身に合うカードを見つけやすくなります。
クレジットカードの種類
クレジットカードはたくさんの種類があります。これらを大まかに分けると「国際ブランド」「発行元」「ランク・グレード」の3つの項目に分類されます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
国際ブランド|世界の国や地域でカード払いに対応しているブランド
国際ブランドとは、世界中で利用できる決済システムを提供するブランドのことを指します。代表的なものには「VISA」「Mastercard(R)」「JCB」「American Express」があります。
クレジットカードに表記されているブランドと、加盟店で利用できるブランドが一致した場合、世界中のホテル、レストラン、空港などさまざまな場所でカード決済が可能です。例えば、VISAのマークが付いたカードを持っている場合、VISAの加盟店であれば国際的に広く支払いができます。
カードに表示されている国際ブランドのマークは、店舗でそのカードが使えるかどうかを示す目印にもなります。レジに国際ブランドのマークがある場合は、そのブランドのクレジットカードで支払いが可能ということです。
関連:クレジットカードの国際ブランドの違いとは?ブランドの種類や選び方も紹介!
発行元|クレジットカードを発行している会社
発行元とは、クレジットカードを発行している会社のことです。American ExpressやJCBのような国際ブランドは、自社でカードを発行することがあります。
一方で、VISAやMastercard(R)は、銀行やほかの金融機関が発行するカードと提携しています。
セゾンカードもクレジットカードを発行する会社のひとつです。セゾンカードから発行されているクレジットカードは、発行元が「株式会社クレディセゾン」と記されています。
ランク・グレード|ステータス性を示す4つの種類
クレジットカードの「ランク」「グレード」とは、クレジットカードの社会的信用を示すもので、カードの種類を示す重要な要素です。一般、ゴールド、プラチナ、ブラックなどの4種類があります。
ランクが上がるにつれて、提供されるサービスは豊富になり、年会費も高くなる傾向にあります。例えば、ゴールドカード以上では旅行傷害保険の補償が充実し、コンシェルジュサービスを利用できるなどです。
クレジットカード初心者の場合は、まず一般カードを作成するのがおすすめです。
関連:クレジットカードのランクは4種類!種類によって変わるものや特長について解説
クレジットカードで支払いができる店舗・サービス
クレジットカードは、さまざまな店舗やサービスで利用できます。
コンビニ・スーパー・飲食店などの実店舗
クレジットカードが利用できる実店舗の例 ● コンビニ ● スーパー ● ドラッグストア ● 飲食店 ● 百貨店 ● 家電量販店 ● ホームセンター ● ガソリンスタンド ● 美容院 など |
これらの実店舗のほか、飛行機や新幹線チケットの購入、タクシー運賃の支払いなどにも対応しています。
一方で、個人経営の小規模な店舗などでは、クレジットカード払いに対応していない場合があります。
店舗の入口やレジ付近にクレジットカードの国際ブランドのロゴがあれば、クレジットカード払いが可能です。事前に確認する方法としては、店舗の公式ウェブサイトなどで調べるか、直接店舗に問い合わせてみましょう。
関連:コンビニでクレジットカードを使う方法・支払いできるもの。お得なメリットも紹介
ネットショッピングでの支払い
ネットショッピングでは、規模に関係なくほとんどの場合でクレジットカード払いができます。ウェブサイトに利用できる国際ブランドのマークが掲載されているので、確認してみましょう。
ショッピングだけでなく、コンサートチケットの購入や、各種予約サイトなどでの決済にも利用できます。そのほか、音楽や動画などのサブスク、有料アプリの購入、アプリ内課金の支払いにも利用可能です。
公共料金・税金・スマートフォンの料金などの支払い
クレジットカードは、水道、電気、ガスの光熱費や家賃、国税・地方税、スマートフォンの利用代金、固定電話やWi-Fiの利用代金、さらに自動車保険や生命保険など、多くの公共料金やサービスの支払いに利用できます。ふるさと納税の支払いも対象です。
カードの種類によっては、公共料金や税金などの支払いにクレジットカードを利用した場合も、ポイントが貯まるなどのメリットを受けられます。
ただし、光熱費や地方税の支払いは、地域や会社によってはクレジットカード払いに対応していないケースがあります。また、コンビニでの納付書払いにはクレジットカードが使えないことが多いため、注意が必要です。
関連:公共料金をクレジットカードで支払うメリット・デメリットと変更方法を解説
【初心者向け】初めてのクレジットカードの選び方
クレジットカードにはたくさんの種類があるので、初めてのクレジットカードは選ぶ基準に迷ってしまうことが多いでしょう。
ここでは、初めてクレジットカードを選ぶ際に注目したいポイントを解説します。
初めてなら年会費無料のカードを選ぼう
クレジットカードには年会費無料と有料のものがあり、主な違いは特典や付帯サービスの充実度です。
一般的に、年会費が高いほどサービスの内容は充実しています。しかし、無料のカードでも支払方法の選択肢やポイントサービス、不正利用に対する補償などの基本的な機能は備わっています。
クレジットカード初心者は年会費無料のカードから使い始めることで、無理なくクレジットカードの利用感覚を身につけられるでしょう。
関連:クレジットカードの年会費とは?無料と有料との違い、カードの選び方とよくある質問を紹介
ポイント還元率が高いとポイントが貯まりやすい
ポイントを効率的に貯めたい場合は、還元率に注目しましょう。ポイント還元率は、クレジットカードの利用代金に対して何円分のポイントが付与されるかを表す数字です。
例えば、1ポイントの価値が1円相当で、1,000円の買物で5円分のポイント(5ポイント)を獲得できる場合、還元率は0.5%になります。1ポイントの価値が5円相当で、1,000円の買物で5円分のポイント(1ポイント)を獲得できる場合も同様に、還元率は0.5%です。
カードによっては特定の店舗で買物をすると、通常よりも還元率が高くなり、多くのポイントが得られることもあります。ポイントを多く貯めたい場合は、ポイント倍率が高い店舗を選ぶと良いでしょう。
使いたいサービスが付帯している
クレジットカードには、特定の店舗で割引が適用される、条件を満たすとキャッシュバックが得られる、旅行傷害保険が付帯している、空港ラウンジサービスを利用できるなど、カードによってさまざまなサービスがあります。
カード選びに迷ったら、年会費などの条件が同じカードで、サービス内容を比較することがポイントです。「自分が実際に利用する可能性が高く、魅力に感じるサービスがあるか」を基準に、比較・検討してみましょう。
好みのデザインである
クレジットカードのデザインで決めるのも選び方のひとつです。毎日目にするものなので、財布に合うデザインや、自分好みのデザインを選ぶことで気分も上がります。
クレジットカードは、シンプルなデザインから、スタイリッシュでかっこいいデザイン、かわいいデザインなどさまざまです。
中には、キャラクターとのコラボレーションデザインのカードを提供するカード会社もあります。
発行スピードが早い
少しでも早くクレジットカードが欲しい方や、すぐに買物で利用したい場合は、発行スピードにも注目しましょう。
カードによっては、オンライン申し込み後、即時にカード番号を受け取れるものもあります。このカード番号を利用すれば、実際のカードが届く前にネットショッピングでの支払いに使用できて便利です。
セゾンカードには、ウェブサイトでの申し込み後に店頭で最短即日受け取りができるカードのほか、お申し込み開始から、最短5分で公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」上にカード番号が発行されるデジタルカードがあります。
不正利用・盗難などトラブル時の補償が充実している
クレジットカードの盗難や不正利用が起こった場合の補償も確認しておきたいポイントです。
クレジットカードには、不正利用を検知した際にSMS通知やアプリのアラートでお知らせする機能が付いているカードもあります。このセキュリティ機能により、第三者による不正使用のリスクを軽減できるのです。
また、万一不正利用された場合には、補償に加えて、新しいカードへの迅速な再発行サービスもあります。
セゾンカードでも、24時間365日不正利用がないか監視し、未然に防止するための対策を実施しています。
関連:クレジットカードの選び方を徹底解説!初心者向けや目的別選ぶ基準とおすすめカード
学生・新社会人におすすめのセゾンカード
クレジットカードは18歳以上から申し込みができ、学生でも発行が可能です。18歳以上の高校生の場合は、申し込みできないことが多いですが、セゾンカードは高校卒業予定の3年生も対象としています。
大学生や新社会人になると、日常生活やレジャーなどさまざまなシーンでお金を使う機会が増えます。こうした際に、クレジットカードがあれば便利になるでしょう。
クレジットカード初心者の方は、年会費無料のものがおすすめです。例えば、「セゾンパールアメリカン・エキスプレス(R)・カード」は、年会費が初年度無料で、2年目以降も年間1円以上の利用で翌年の年会費が無料になります。
セゾンカードでは利用合計金額に応じて最大2%相当の永久不滅ポイントが貯まります(※1)。1,000円(税込)で1ポイント獲得でき、1ポイントは最大5円相当(※2)として利用できます。有効期限がないため長期的にポイントを貯めやすいのが特長です。
(※1)適用には、諸条件があります。詳細はカードお申込みページをご確認ください。
(※1)ポイント交換先により異なります。
(※2)交換商品によっては、1ポイントの価値は5円未満になります。
専業主婦(主夫)におすすめのセゾンカード
クレジットカードなら、スーパー、ドラッグストア、ガソリンスタンドなど実店舗やオンラインショッピング、さらに水道光熱費などの支払いにも利用できます。これらを1枚のカードでまとめて支払うことで、より多くのポイントを獲得できます。
また、クレジットカードは、カードを差し込むか、かざすだけで支払いが完了するので、現金と比べて支払いがスムーズです。荷物が多いときや、お子さまと一緒に買物をするときにも活躍するでしょう。
専業主婦には、キャンペーンによるキャッシュバックや、特定店舗での優待特典など、サービスが豊富なクレジットカードがおすすめです。
セゾンカードの場合、「セゾンポイントモール」を経由して買物すると、通常よりも多くの永久不滅ポイントが獲得できます。
セゾンポイントモールを経由してAmazon.co.jpで買物すると、Amazonポイントと永久不滅ポイントどちらも獲得できるうえ、永久不滅ポイントが最大9倍(※)貯まります。
(※)ポイント倍率は変更になる場合がございます。
「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードDigital」は初年度年会費無料で、前年に1回以上のご利用で翌年の年会費が無料になるクレジットカードです。
国内・海外に旅行や出張へ行く機会がある方向けのセゾンカード
旅行が好きな方や仕事で出張へ行く機会がある方は、旅行傷害保険や優待サービスが充実しているゴールドカードがおすすめです。
ゴールドカードには、国内・海外の旅行傷害保険が付帯しており、滞在先でのケガや病気による治療費・入院費が補償されます。中には、旅行中の荷物の損失や航空機の遅延にも対応しているカードもあります。
飛行機に乗る機会があるなら、空港ラウンジが利用できることも確認しておきたいポイントです。
「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」は、国内空港ラウンジサービスが年2回まで無料で利用できます。さらに、世界145ヵ国1,600ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」が優待価格で利用できる点も魅力です。
クレジットカードの作り方・必要なもの
クレジットカードはスマートフォンやパソコンから申し込みできます。まずはクレジットカードを選び、ウェブサイトから申し込みを行いましょう。
申し込みでは、名前や住所、生年月日といった基本的な情報と、勤務先に関する情報などを入力します。申し込み完了後、カード会社のガイドラインに則った審査が行われ、通過するとカードが発行される流れです。
発行までの時間はカード会社やカードの種類によって異なります。セゾンカードの場合、基本的には「3~7営業日」で審査が完了し、本人限定受取郵便で自宅に郵送されます。
審査状況によってはカードが届くまでに時間がかかることがあるので、余裕を持って申し込みを行いましょう。
クレジットカードの発行には本人確認書類と口座情報がわかるものが必要
クレジットカードの申し込みには、本人確認書類と口座情報が必要です。
本人確認書類の例 ● 運転免許証または運転経歴証明書 ● パスポート(※) ● 在留カード ● 特別永住者証明書 ● 個人番号カード ● 住民基本台帳カード(写真付) ● 障がい者手帳 |
口座情報は、クレジットカードの利用代金を引き落とすための口座が必要となります。金融機関名、支店名、口座番号、名義が必要となるので、キャッシュカードや通帳、ネットバンキングなどで確認しておきましょう。
クレジットカードをお店で使う方法・伝え方
クレジットカードを店舗で使う際は、まずはレジの店員に「クレジットカードで」と伝えます。そして、店舗の決済端末にカードを差し込み、暗証番号を入力して確定ボタンを押すと、決済が行われます。決済が完了したら、利用明細を受け取りましょう。暗証番号の入力は、カードの種類や店舗によっては不要のケースもあります。
なお、店舗によっては、利用者側で端末を操作して、画面の指示に従って決済を行うレジも存在します。使い方がわからない場合は、店員に確認してみましょう。
関連:クレジットカードの使い方を徹底解説!レジでの伝え方や賢い使い方とは
クレジットカードで選べる支払方法・支払回数
クレジットカードには、複数の支払方法が用意されています。支払方法は大きく分けて「1回払い」「2回払い」「分割払い」「リボ払い」「ボーナス払い」の5種類です。
支払方法 | 特徴 |
---|---|
1回払い | ・締め日までの利用料金を一括して支払う方法 |
2回払い | ・締め日までの利用料金を翌月と翌々月に分けて半額ずつ支払う方法 |
分割払い | ・分割回数に応じて利用料金を均等に分割し毎月支払う方法 |
リボ払い | ・毎月の支払額を一定額に設定して支払う方法 (例:毎月5,000円ずつ、10,000円ずつなど) |
ボーナス払い | ・ボーナス1回払い:年2回(夏・冬)のボーナス時に一括で支払う方法 ・ボーナス2回払い:年2回(夏・冬)のボーナス時に半額ずつ支払う方法 |
これらのうち、分割払い、リボ払い、ボーナス2回払いは、利用合計金額や支払い回数に応じて手数料がかかります。
特に、リボ払いは大きな買物で支払残高が増えると、支払期間が延び、同時に手数料も増えてしまうため注意が必要です。
1回払いをメインに利用し、分割払いやリボ払いは必要に応じて計画的に利用しましょう。
セゾンカードの選べる支払方法はこちら
クレジットカード初心者が知っておきたいデメリットと解決策
クレジットカードはメリットだけでなく、デメリットも存在します。特に、初めて使う際には、下のデメリットを知っておきましょう。
● 現金よりもつい使い過ぎてしまう
● 第三者によって不正利用されるリスクがある
● 利用可能枠(限度額)を超えた支払いができない
現金よりもつい使い過ぎてしまう
現金では財布にある分しか支払いができませんが、クレジットカードでは利用可能枠(限度額)の上限まで支払いが可能です。利用可能枠(限度額)とはクレジットカードで支払いできる金額の上限のことです。
現金がなくても支払いができるのはクレジットカードのメリットであり便利な機能ですが、現金より使い過ぎてしまう可能性があります。
使い過ぎを防ぐためには、定期的に利用明細をチェックし、自分の消費傾向を把握することが重要です。この習慣により、「今月は予算をオーバーしてしまった」「次の月は節約を心がけよう」といった意識が持てます。
また、どうしても使い過ぎが心配な場合は、利用可能枠(限度額)を下げることで、月間の支出上限をコントロールすることもできます。
第三者によって不正利用されるリスクがある
クレジットカードが紛失または盗難に遭うと、他人による不正利用のリスクがあります。
複数のカードを所有している場合、すべてを財布に入れて持ち歩くのではなく、メインで使用するカードのみを財布に入れておくことで、紛失や盗難のリスクを低減できます。しかし、クレジットカードの情報漏洩による不正利用のリスクは、カードを持つ限り完全には避けられません。
不正利用が発覚した際には、直ちにカード会社に連絡して利用停止とカードの再発行を行いましょう。カードが第三者によって不正に使用された場合、多くのカード会社ではカード会社に連絡した日を含めて60~61日前までさかのぼった利用分の中の損害を全額補償しています。
不正利用されないためにカード会員ができることは、定期的に利用明細を確認し、身に覚えのない請求がないかをチェックすることです。
また、セゾンカードをはじめ、カード会社によっては、クレジットカードが利用された際にスマートフォンのアプリに通知される機能を提供しています。必要に応じてこれらの機能も活用してみましょう。
利用可能枠(限度額)を超えた支払いができない
クレジットカードで利用できるのは、設定された利用可能枠(限度額)の範囲内です。
例えば、利用可能枠(限度額)が30万円の場合、30万円を超えてクレジットカードを使うことはできません。
指定口座から利用代金の引き落としが行われると、その分の利用可能枠(限度額)が復活します。利用代金を通常よりも早く支払い、その分の枠を復活させることも可能です。
水道光熱費や家賃などの大きな金額をクレジットカードで支払っている場合、毎月その料金分の枠が利用されます。ショッピングで使い過ぎたときや、普段より高額な買物をしたときは注意が必要です。
利用可能枠(限度額)はカード会員専用アプリやウェブサイトなどで確認できます。利用明細と合わせて定期的にチェックしておきましょう。
クレジットカードを使う前に知っておきたいこと
クレジットカードを使う際には、誤った使い方をしないために、これら6つのポイントを知っておきましょう。
● クレジットカードは自分以外の人が使ってはいけない
● 暗証番号は誰にも教えてはいけない
● クレジットカードは何枚でも持てるがまずは1枚からがおすすめ
● クレジットカードの支払いでも取り消しができる
● クレジットカードの利用代金の引き落し前日までに入金しておく
● クレジットカードをなくしたときは早急にカード会社に連絡する
クレジットカードは自分以外の人が使ってはいけない
クレジットカードの使用は、カード裏面に記載されている名義人に限られます。自分のカードは、家族や友人であっても使用させることができません。
了解を得ていたとしても、クレジットカードを渡して買物を依頼することは避けましょう。
暗証番号は誰にも教えてはいけない
クレジットカードの暗証番号は、カード発行時に自分で4桁の番号を設定することが一般的です。この暗証番号は他人に教えてはなりません。
また、暗証番号を設定する際は「0000」「1234」のような単純な組み合わせや、生年月日や電話番号など推測しやすい番号は避けましょう。
クレジットカードは何枚でも持てるがまずは1枚からがおすすめ
クレジットカードを所有する枚数に制限はなく、何枚でも持つことができます。ただし、初心者の場合は、まず1枚を申し込み、クレジットカードの使用に慣れることがおすすめです。
1枚のクレジットカードを使う中で、用途に合わせて複数枚を使い分けたい場合や、所有するカードにない機能やサービスを利用したいときは、新たなカードの申し込みを検討してみましょう。
クレジットカードの支払いでも取り消しができる
クレジットカードで購入した商品に不備や誤配送などの問題が発生した場合、決済を取り消し、キャンセル(返金)手続きを行うことが可能です。
クレジットカードの支払いをキャンセルすると、購入した店舗から現金が返ってくるのではなく、カードの利用明細から該当の支払いが削除されます。すでに利用代金の引き落としが行われた後などのタイミングによっては、クレジットカードの利用代金からキャンセル分の利用代金が相殺され、利用明細にはキャンセル分の金額がマイナスで表記されます。
通常クレジットカードのキャンセル処理は、店舗とカード会社間で行われるため、処理が完了するまでに数日から数週間かかることも認識しておきましょう。
クレジットカードの利用代金の引き落し前日までに入金しておく
クレジットカードには利用代金の引き落とし日が設定されています。支払いに遅れないためにも、引き落とし予定日の前日までに、口座に入金しておくことが重要です。
利用代金の支払日はクレジットカードにより異なります。例えばセゾンカードの場合、毎月10日までの利用分が翌月4日に引き落とされます。
もし支払いに遅れた場合、遅れた期間に対して遅延損害金が発生するので注意が必要です。カードの利用が一時的に停止されることもあるので、支払いに遅れないようにしましょう。
クレジットカードをなくしたときは早急にカード会社に連絡する
クレジットカードをなくしたときは、まずはバッグや財布などを念入りに確認し、本当に紛失したことを確かめましょう。それでも見つからなければ、カード裏面に記載されているカード会社の問い合わせ窓口に連絡します。なくしてからでは連絡先の確認ができないため、あらかじめメモを残しておきましょう。
カード会社に連絡することでカードの利用が停止され、不正利用のリスクを防ぎます。カードの紛失や盗難に関する連絡は、24時間年中無休で対応しているため、気づいた時点で早めに行動することが重要です。
セゾンカードの場合は、ウェブサイト上でも利用停止手続きが可能です。Netアンサーにログインしてカードの利用停止手続きを行い、カード発見後は、利用停止解除の手続きをすれば、再度利用できるようになります。
クレジットカードに関するよくあるご質問
クレジットカードの仕組みをわかりやすく教えてください
クレジットカードは、現金がなくても支払いができる後払い式の決済方法です。クレジットカードで商品やサービスを購入すると、その支払いはいったんカード会社が立て替えます。後日、カード会社から利用代金を請求され、登録された銀行口座から引き落とされる仕組みです。
「クレジットカードが後払いできる仕組み」で詳しく解説しています。
お店でクレジットカード払いするときの流れと伝え方を教えてください
お店でクレジットカードを使う流れは下のとおりです。
1. 店員に「クレジットカードで」と伝える
2. 端末にカードを差し込む
3. 暗証番号を入力する
4. 利用明細を受け取る
なお、暗証番号の入力は、カードの種類や店舗によっては不要のケースもあります。
「クレジットカードをお店で使う方法・伝え方」で詳しく解説しています。
クレジットカード払いをするデメリットはありますか?
クレジットカードカード払いをするデメリットには、下のようなものがあります。
● 現金よりもつい使い過ぎてしまう
● 第三者によって不正利用されるリスクがある
● 利用可能枠を超えた支払いができない
なお、これらのデメリットには解決策も存在します。「クレジットカード初心者が知っておきたいデメリットと解決策」で詳しく解説しています。
クレジットカードに危険性はありますか?
クレジットカードは、使い過ぎるリスクや不正利用の可能性、分割払い・リボ払いに手数料がかかることから、「危険性がある」といったイメージを持たれるかもしれません。
しかし、これらを解決できる対処法があります。
● 使い過ぎ:利用明細を定期的にチェックする。利用可能枠(限度額)を下げる。
● 不正利用:利用明細を定期的にチェックする。万一不正利用があった際は補償を受ける。
● リボ払いや分割払いの手数料:必要に応じて計画的に利用する。
クレジットカードの利用は自分の収入に応じた金額に留め、1回払いをメインに利用することで、使い過ぎや手数料の発生を減らせるでしょう。
クレジットカードにはどのような機能がありますか?
クレジットカードには、買物やサービス購入の支払いに加えて、ポイントシステム、優待サービス、キャッシングサービス(現金の借り入れ)などの機能が付帯しています。
ゴールドカードのようなステータスが高いカードでは、旅行傷害保険や空港ラウンジの利用など、さらに充実したサービスがあります。
(※)Amazon、Amazon.co.jpおよびそれらのロゴはAmazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
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監修者
氏名:高柳 政道(たかやなぎ まさみち)
資格:一級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP、DCプランナー2級
一級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得後、2020年5月に金融コラムニストとして独立。企業に属さないFPとして投資商品の選び方を中心に情報を発信。
資産運用・生命保険・相続・ローンなど、多岐に渡るジャンルの執筆及び監修業務を手掛け、関わった記事数は500を超える。