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高校生でもクレジットカードは作れる!作り方や使うときのポイントを解説

高校生でもクレジットカードは作れる!作り方や使うときのポイントを解説

ネットショッピングやアプリ内課金などの支払いにはクレジットカードが便利です。セゾンカードを含む一部のカード会社では、18歳以上の高校生が申し込みできるクレジットカードを取り扱っています

クレジットカードはさまざまな支払いに利用できる便利さに加えて、利用金額に応じたポイントを獲得できるなどのメリットがあります。初めて利用する方は、使い方や注意点を理解したうえで、上手に活用していきましょう。

【この記事でわかること】
● 18歳以上が申し込み可能なセゾンカード
● 高校生がクレジットカードを持つメリット・注意点
● クレジットカードの申し込み方法・使い方

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18歳以上であれば高校生でもクレジットカードを発行できる

クレジットカードの申込条件は「高校生を除く18歳以上」であることが多いですが、一部のカード会社では18歳以上の高校生もカードを発行できます。

例えばセゾンカードでは、18歳以上の高校生であれば、親の同意なしにクレジットカードを申し込むことが可能です。

ただし、クレジットカードは申し込み後に審査が実施され、審査に通過しなければカードを発行できません。「申し込み=発行」とは限らないことを覚えておきましょう。

クレジットカードの審査の目的は「クレジットカードの発行には審査がある」で解説しています。

関連:クレジットカードを持てる年齢は何歳から?未成年者のカードの作り方や年齢制限も解説
関連:クレジットカードに年齢制限はある?カードの選び方や使い方、年代別の保有率も紹介

18歳以上が申し込みできるセゾンカード一覧

ここでは、18歳から申し込みできるセゾンカードの一部を紹介します。

セゾンカードの例 特長  
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード ● 年会費:初年度無料(1,100円 / 税込)
(※)前年に1円以上のカードご利用で翌年度も無料
● デジタルカードはお申し込み開始から、最短5分でカード番号発行
 詳細はこちら 
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードDigital  詳細はこちら 
SAISON CARD Digital
(セゾンカードデジタル)
● 年会費:無料
● お申し込み開始から、最短5分でカード番号発行
 詳細はこちら 
セゾンカードインターナショナル ● 年会費:無料
● デジタルカードはお申し込み開始から、最短5分でカード番号発行
 詳細はこちら 
セゾンカードインターナショナル デジタル  詳細はこちら 

これらのセゾンカードの申し込み対象は「18歳以上のご連絡可能な方」であり、条件を満たせば高校生でも申し込みが可能です。

「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードDigital」「SAISON CARD Digital」「セゾンカードインターナショナル デジタル」は、最短5分でセゾンカード公式アプリ「セゾンPortal」内にカード番号が発行され、カード情報を確認できます。カード本体の到着を待つことなく、申し込み後すぐにネットショッピングやアプリ内課金などに利用できて便利です。

関連:学生におすすめのクレジットカードを紹介!限度額や審査やカードを選ぶポイントも解説

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高校生がクレジットカードを持つメリット

高校生でも、クレジットカードを持つことで次のようなメリットを得られます。

ネットショッピングやアプリの課金などでも利用できる
利用代金分のポイントを獲得できる
現金よりもスムーズに支払いできる

ネットショッピングやアプリの課金などでも利用できる

クレジットカードで支払いができるもの

クレジットカードは、コンビニなどの店舗での支払いだけでなく、ネットショッピング、有料アプリのダウンロード、アプリ内課金、サブスクリプションサービスの料金支払い、チケット購入など、幅広いシーンで利用できます。

ネットショッピングでは、支払方法に代金引換や銀行振込を選ぶと手数料が発生するケースが多いです。しかし、クレジットカードを使用するとこれらの手数料を節約できます。

また、サブスクリプションサービスは代金引換や銀行振込に対応していないことも多いため、利用したい場合はクレジットカードを持つことをおすすめします。

利用金額分のポイントを獲得できる

クレジットカードを使用すると、利用金額に応じてクレジットカード会社のポイントを獲得できます。

貯めたポイントの活用方法は、クレジットカードの種類によってさまざまです。例えば、クレジットカードの利用代金に充てる、電子マネーへの交換、商品やギフトカードとの交換などが可能です。

クレジットカードは利用ごとにポイントが蓄積されるため、日常の支払いを通じてお得にポイントを貯めることができます。これは、現金払いにはないクレジットカードならではのメリットといえるでしょう。

関連:クレジットカードのポイントの使い方を徹底解説!還元率が高いおすすめのカードを紹介

現金よりもスムーズに支払いできる

コンビニやカフェなどの店頭での支払いは、現金と比べてクレジットカードを使用するほうがスムーズです。

現金の場合、小銭を探したり、おつりを受け取ったりする必要があるため、金額によっては面倒に感じるかもしれません。一方クレジットカードなら、決済端末にカードを差し込むか、かざすだけで支払いが完了します。

特に、朝の通学途中や授業の合間など、限られた時間で買物する際に便利です。レジが混雑しているときも素早く支払いできれば、買物の時間を短縮できるでしょう。

関連:クレジットカードって何?仕組みからメリット・デメリットまで解説!

監修者

高柳氏のコメント

高柳氏のコメント

高校生の方なら、ネットショッピングやサブスクサービスを利用するシーンがあるでしょう。そのようなときにクレジットカードを持っていれば、現金がなくても支払いができるので会計がスムーズです。また、コンビニや書店での支払いでもクレジットカードは便利です。カード自体を決済端末にタッチするだけでなく、「Apple Pay」「 Google Pay 」でクレジットカードを登録してスマホでタッチするだけで支払いが可能です。

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高校生がクレジットカードを使うときの注意点

高校生が初めてクレジットカードを使う際には、事前に注意点を把握したうえで正しく使うことが重要です。具体的には、次の5つの注意点を押さえておきましょう。

利用可能枠(限度額)を超えての使用はできない
支払いができるぶんだけ利用する
暗証番号は誰にも教えない
なくさないよう注意する
貸し借りはしない

利用可能枠(限度額)を超えての使用はできない

10万円がカードで利用できる上限金額

クレジットカードには、カードごとに「利用可能枠(限度額)」が設定されています。利用可能枠とは、クレジットカードで買物などに利用できる上限金額のことです。

例えば、利用可能枠が10万円のクレジットカードでは、10万円を超える使用はできません。この10万円は一度の支払金額ではなく、複数の買物やサービスで利用した金額の合計です。毎月の請求日に利用金額が銀行口座から引き落とされると、その金額分の利用可能枠が復活します。

利用可能枠を超えると追加の支払いができなくなるので、定期的に「今月はクレジットカードでいくら支払ったか」をチェックすることが重要です。多くのカード会社では、利用状況を確認できるスマートフォンアプリを提供しています。アプリで利用状況をチェックする癖をつけて、使い過ぎを防ぎましょう。

支払いができるぶんだけ利用する

前述したとおり、クレジットカードには「利用可能枠(限度額)」が設定されています。そのため、実際の利用では、毎月自分が無理なく支払える範囲内で使うことが大切です。

例えば、利用可能枠が10万円であっても、収入状況によっては10万円ギリギリまで使うと請求日に支払いが難しくなるかもしれません。アルバイトの収入やお小遣いの範囲内で、自分で管理できる金額までの利用に留めることが賢明です。「毎月3万円までなら無理なく支払いできる」など、利用する金額の目安を決めると良いでしょう。

暗証番号は誰にも教えない

クレジットカードは、申し込みの際に4桁の暗証番号を設定します。この番号は、支払時に本人確認として入力を求められることがあります。

暗証番号は、カード会員であることを証明する大切な情報であり、家族や友人を含め、誰にも教えてはなりません。また、自分の生年月日や電話番号のように、他人に推測されやすい数字を選ばないことも重要です。

他人に暗証番号を知られると、そのカードで勝手に買物をされるリスクがあります。安全に使うためにも、暗証番号は他人に知られないように管理しましょう。

関連:クレジットカードの暗証番号を忘れたときは、どうすればいいの?

なくさないよう注意する

発行されたクレジットカードは大切に保管し、紛失しないように注意しましょう。ポケットやバッグにそのまま入れると紛失のリスクが高まるので、きちんと財布にしまうなど、丁寧に取り扱うことが重要です。

クレジットカードは暗証番号を入力せずに支払いできるケースもあるため、紛失すると他人に不正利用されるリスクがあります。そのため、外出時は常に財布にしまい、使わない場合は自宅で大切に保管しておきましょう。

カードを紛失した場合は、すぐにクレジットカード会社に連絡してカードの利用を停止させるなどの対応が必要です。万一に備えて、カード会社の連絡先をスマートフォンの電話帳やブックマークに登録しておくのもおすすめです。

貸し借りはしない

クレジットカードは発行した人だけが使用できるものであるため、他人に貸したり、他人のものを借りたりすることはできません。これはクレジットカードの利用規約にも明記されています

家族や親しい友人であっても、このルールは変わりません。自分のクレジットカードは自分だけが使い、他人のカードを使うことは避けましょう。

クレジットカードの発行には審査がある

クレジットカードの発行には審査が必要

クレジットカードは、発行する際に必ず審査が実施されます。審査の目的は、利用者がクレジットカードで支払った金額をきちんと返済できるかどうかを確認するためです。クレジットカードの利用可能枠(限度額)も審査に基づいて決定されます。

審査結果が出るまでの時間はカードの種類によって異なります。審査状況によってはクレジットカードを発行できないこともあるので、認識しておきましょう。

関連:クレジットカードの審査基準とは?行うタイミングや流れ、必要書類を紹介

クレジットカードの作り方

クレジットカードの申し込みから発行までの流れは次のとおりです。

クレジットカード発行の流れ

希望するクレジットカードに申し込むと、その後審査が実施され、審査に通過すると発行されます。

申し込みの際には、名前や住所、電話番号などの個人情報や、収入に関する情報に加えて、家族構成や居住形態(持ち家か賃貸か)など、家族に関する情報の入力が求められることがあります。これらの情報は審査にも影響するため、わからない部分は家族に相談しながら正確に記入しましょう。

クレジットカードの申し込みから発行までにかかる時間は、カードの種類によって異なります。

セゾンカードでは、通常、審査結果メールが到着した日の翌日から数えて最短3〜7営業日以内にカードを発送します。「デジタルカード」の場合は、お申し込み開始から、最短5分で「セゾンPortal」上にカード番号の発行が可能です。できるだけ早くクレジットカードが欲しい場合は検討してみましょう。

関連:クレジットカードの作り方をご紹介!必要なもの・発行までの流れや注意点について解説

クレジットカードの申し込みに必要なもの

クレジットカードの申し込みに必要なもの

クレジットカードの申し込みには「本人確認書類」と、クレジットカードの利用代金の支払いに利用する「金融機関の口座情報」が必要です。これらを準備しておくとスムーズに申し込みができます。

なお、学生証は本人確認書類としては利用できないので、パスポートやマイナンバーカードなどが必要です。健康保険証を本人確認書類とする場合は、住民票の写しや国民年金手帳などと組み合わせれば利用できるので、申し込みをするカード会社のウェブサイトで確認してみましょう。

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店頭でクレジットカード払いする方法

店頭でクレジットカード払いをする場合、次の流れで決済を行います。

レジでクレジットカード払いする方法

昨今では、自分で操作するタイプの決済端末が多くなっています。端末の使い方がわからない場合は、店員に確認してみましょう。

暗証番号の入力やサインの記入が不要なケースも増えていますが、店舗によっては必要です。暗証番号は一定回数入力を間違えると、不正利用防止のためにロックされてしまうので、忘れないように注意しましょう。

関連:初めての方でも安心!クレジットカードの便利な使い方

ネットショッピングでクレジットカード払いする方法

ネットショッピングでクレジットカード払いをする手順は次のとおりです。

ネットショッピングでクレジットカード払いする方法

カード番号や有効期限などの情報は、カードの表面と裏面に記載されています。デジタルカードやナンバーレスカードなどの券面にカード情報の記載がないクレジットカードを使用している場合は、カード会社のスマートフォンアプリでカード情報を確認できます。

セゾンカードの場合は公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」から確認可能です。

・外部リンク:デジタルカード(ナンバーレス)のカード情報は、どこで確認できますか。

18歳以上の高校生が申し込める「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードDigital」

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セゾンカードが発行する「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードDigital」は18歳以上であれば高校生でも申し込みできるクレジットカードです。

1,000円(税込)のご利用で1ポイントの永久不滅ポイントを獲得でき(※1)、1ポイント最大5円相当(※2)として利用できます。コンビニなどの店舗以外のネットショッピングやアプリ内課金などでもポイントが貯まります。

(※1)適用には、諸条件があります。詳細はカードお申込みページをご確認ください。
(※2)ポイント交換先により異なります。
(※2)交換商品によっては、1ポイントの価値は5円未満になります。


さらに「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードDigital」は、お申し込み開始から、最短5分で発行可能です。カード本体が届くのは後日ですが、スマートフォンのアプリを通してすぐにカード情報を受け取れます。カード本体が届く前に、ネットでの買物やサブスクリプションサービスの支払い、アプリ内課金などにご利用いただけます。

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高校生でも持てるクレジットカード以外のカード

クレジットカード以外の支払手段として「デビットカード」「プリペイドカード」があります。これらのカードも店頭やネットショッピングで利用できますが、支払いのタイミングが異なります。

デビットカード|支払いと同時に利用代金が銀行口座から引き落とされるカード

デビットカードは、紐づいている銀行口座から利用代金がすぐに引き落とされるカードです。デビットカードは、一般的に15歳から申し込みができ、発行時に審査がないケースがほとんどです。

クレジットカードと同じようにコンビニなどの店舗やネットショッピングで使えます。支払いできる上限金額は口座残高なので、クレジットカードと比べて使い過ぎを防ぎやすくなるでしょう。

関連:デビットカードとは?メリットやデメリットをわかりやすく解説

プリペイドカード|事前にチャージして支払いに使うカード

プリペイドカードは、現金などでチャージした金額内で支払いができるカードです。クレジットカードは後払い式のカードですが、プリペードカードは前払い式である点が大きな違いです。

チャージした金額までしか利用できないので、予算を決めて使いたい方や、使い過ぎを防ぎたい方に向いています。

関連:クレジットカードとプリペイドカードの違いは?よりお得なカードを紹介!

高校生が持つクレジットカードに関するよくある質問

16歳や17歳でもクレジットカードを発行できますか?

クレジットカードを発行できるのは18歳以上からです。16歳や17歳はデビットカードやプリペイドカードが選択肢になります。

高校生でも持てるクレジットカード以外のカード」で詳しく解説しています。

高校生がクレジットカードを作るとき親の同意は必要ですか?

セゾンカードの場合は、一部のカードを除いて18歳以上の高校生であれば、親の同意なく申し込みが可能です。

高校生がクレジットカードを作るときに必要なものを教えてください

クレジットカードの申し込みには「本人確認書類」と「金融機関の口座情報」が必要です。学生証は本人確認書類として使えないため、パスポートや健康保険証、住民票の写しを準備しましょう。

クレジットカードの申し込みに必要なもの」で詳しく解説しています。

高校生は家族カードを持てますか?

クレジットカードの種類により異なります。追加カード発行が可能なセゾンカードを所有している場合、本会員と生計をともにする18歳以上の同姓の家族であれば、家族カードの発行が可能です。

なぜ多くのクレジットカードでは高校生はクレジットカードを作れないのですか?

高校生などの未成年は、成人と比較してお金を管理する能力や返済能力が低いため、申し込み対象外としているカード会社が多いです。クレジットカードは「後払い」のシステムであり、クレジットカードで買物をした後、支払いができなくなる懸念があることも理由です。

なお、セゾンカードを含む一部のカード会社では、18歳以上の高校生が申し込みできるクレジットカードを取り扱っています。

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監修者

氏名:高柳 政道(たかやなぎ まさみち)
資格:一級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP、DCプランナー2級

一級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得後、2020年5月に金融コラムニストとして独立。企業に属さないFPとして投資商品の選び方を中心に情報を発信。
資産運用・生命保険・相続・ローンなど、多岐に渡るジャンルの執筆及び監修業務を手掛け、関わった記事数は500を超える。

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