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X(旧Twitter)広告のターゲティング方法一覧|特徴や設定のポイントを解説
X広告のメリットとは?
X広告には、以下のような3つのメリットがあります。
1.拡散力が高い
2.アクティブユーザー数が多い
3.興味のあるユーザーを狙い撃ちできる
1. 拡散力が高い
通常のツイートに対するリアクションと同じようにX広告に対しても「リツイート」や「いいね」ができます。他のユーザーの投稿を、自身のフォロワーと共有するのが「リポスト」です。また、他のユーザーの投稿に対して高評価を示して共有するのが「いいね」です。
これら2つの機能によって、広告を見たユーザーがいいねやリポストで拡散し、それを見たユーザーがさらにその広告を拡散します。さらにそれを見た他のユーザーがまた拡散するという二次拡散が期待できるのです。
2. アクティブユーザー数が多い
Xは、アクティブユーザー数が多いこともメリットとして挙げられます。
日本国内における月間アクティブユーザー数は6,500万人(2024年1月時点)と言われています。
若年層は新聞をとらない、テレビを見ないという傾向があるため、マス広告が届きにくいといわれています。
これらの年齢層をメインターゲットとしたサービスや商品の広告をリーチするには、X広告は抜群の効果を発揮できるのです。
3. 興味のあるユーザーを狙い撃ちできる
X広告は、さまざまなターゲティングができる特長もあります。商品やブランドに対する興味や関心が高いユーザーへ、ピンポイントにアプローチできます。
また、ユーザーのツイートやリツイートの傾向、広告キャンペーンへの反応からユーザーの興味関心を分析する機能が備わっています。それにより、自社商材に興味のあるユーザーのみに絞って広告を配信することが可能です。
さらに、X独自のターゲティングツールの活用によって、さまざまなタイプのターゲティングが可能です。たとえばユーザーの地域、性別、年齢などの属性、競合他社や類似ブランドをフォローしているユーザー、特定のキーワードで投稿したユーザーごとにターゲティングできます。
X広告のターゲティングの種類
ここでは、X広告のターゲティングの種類とその特徴について解説します。
1. テイラードオーディエンスターゲティング
テイラードオーディエンスとは、今までに配信したX広告やアカウントに興味を持ったことのあるユーザーに対して広告を流すサービスのことです。
・オーディエンスリストターゲティング
2. オーディエンスの特性によるターゲティング
デモグラフィックターゲティングが可能となります。ユーザーの年齢や性別などのデータをもとに、広告を提供するターゲティング手法です。
3. X広告のオーディエンスの種類
X広告でターゲティングできるオーディエンスは、全部で7つあります。
・キーワードターゲティング
X広告で成果を出すためのセグメントプランニング実践
前述に記載のX広告のターゲティング手法を実際に活用したワークフローを実践してみましょう。
1. 自社の強みやアピールポイントを明確にしよう
まずは自社サービスが所属するマーケットでの立ち位置を分析することが重要です。分析には、3C等のフレームワークを活用すると良いでしょう。また、直近では、他社のサービスページで、どのような広告を実施しているのかの情報を収集することができるツールもあり便利です。
・Customer(市場・顧客):市場にはA社の他に多数の競合プレイヤーが存在し競争率が高い。一方、昨今のテレワーク文化の普及により、都心に住んでいた方が都心から首都圏近郊地域のリゾート地に住まいを求めるトレンドが発生しているため、首都圏居住者のIターン需要を皮切りに市場の拡大が期待できる状況にある。
・Competitor(競合):B社、C社
・Company(自社):リゾート地に親和性が高い住宅環境の提案が強み。
2. ターゲットを明確にしよう
ステップ1の分析により、ある程度の方向性が見えてきたら、ターゲットをより具体的に落とし込むために、ペルソナ設定をすることが有効的です。
3. ターゲットに合わせて設定のプランニングをしよう
ペルソナで明確化したターゲット像を元に、実際にTwitter広告で設定可能なターゲティングセグメントのプランニングを行いましょう。
X広告における設定例:
クレジットカードデータ(セゾンデータ)でX広告データの弱点を補完する
弊社が独自に提供しているクレジットカードデータを活用いただくことで、X広告が抱える情報では絞り込むことができないターゲティング条件を実現することができます。
X広告×クレジットカードデータにおける設定例:
会員属性情報とカード利用情報を組み合わせることで、角度の高いターゲティングと高精度なセグメンテーションを実現。広告配信の成果へリーチします。
まとめ
X(旧Twitter広告)は、拡散力が高く二次拡散を期待できる特長があります。国内のアクティブなユーザー数は4,500万人で、その多くは10~20代の若年層が締めています。
また、さまざまなターゲティングの種類を設定できることから、より詳細なユーザーグループを設定できるため、ピンポイントに広告を狙い撃ちできる利点もあります。
適切なターゲティングを行えるため、X広告は他のSNS広告に比べてより効果的な広告を配信することが可能です。