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クレジットカードは何枚持ちがいいの?複数枚持つメリット・デメリットを紹介!
クレジットカードの適正な所持枚数は何枚になるのか考えたことはありますか?
カード1枚でスマートにショッピングができるクレジットカードは、1度使い始めると手放せなくなる便利アイテムです。
クレジットカードを使いこなしている人を見てみると、カードの所有枚数が1枚だけという人はむしろ少数派です。
人によっては、何枚もクレジットカードを所有していますが、カードの枚数や種類は、どのような基準で選べば良いのでしょうか?
今回は、「クレジットカードの適正な枚数は何枚か」について考察します。
Contents
記事のもくじ
クレジットカードの所有枚数に制限はない
そもそも、「クレジットカードは何枚持てるのか」ということを疑問に思っている方も多いかもしれません。
クレジットカードは審査に通過しなければ発行することはできませんが、審査に通過する限りは何枚でも持つことができます。
一定の枚数以上持っていると審査に通過できなくなるというようなことはないので、所有枚数に制限はありません。
クレジットカードの所有枚数は、1人あたり2.8枚!
一般社団法人日本クレジット協会の調査によると、日本でのクレジットカードの平均保有枚数は2.8枚(令和4年1月末時点)となっています。
これは、カード利用者のほとんどが、2〜3枚のクレジットカードを所有している、ということです。
ポイント還元率が高い、付帯特典が充実しているなど、クレジットカードの長所はそれぞれ異なります。
普段よく行くお店で使うカード、ネットショッピングで利用するカード、付帯特典を活用するカードといったように、それぞれで使い分けをしている方が多いのかもしれません。
(※)出典:一般社団法人日本クレジット協会
クレジットカードはメインカードとサブカードで使い分けよう!
普段の生活のなかでクレジットカードをどのような形で利用するかという観点で考えると、クレジットカードは日常的にもっとも使う機会の多い「メインカード」と、特定の店舗やシチュエーションでのみ利用する「サブカード」に分けることができます。
メインカードとサブカードはどのように使い分ければよいのか、またそれぞれのカードを選ぶ際はどのようなことを意識すべきかについて、以下で説明します。
(1)メインカードの選び方
メインカードを選ぶ際は、以下の要素に注目するのがおすすめです。
● ポイント還元率(ポイントの使い道)
● 付帯サービス
● 年会費
使う頻度が多いカードになるので、なるべくポイント還元率が高いものを選んだほうが、効率的にポイントを貯めることができます。
また、貯めたポイントの使い道がたくさん用意されているカードであれば、せっかく貯めたポイントを持て余すこともないでしょう。
年会費と付帯サービスに関しては、バランスを意識することが重要です。
ショッピングで優待を受けられる、ポイント還元率が高い、キャッシュバックがあるといったような付帯サービスが充実しているクレジットカードであれば、多少年会費を支払うことになっても、それ以上のメリットを得られるでしょう。
(2)サブカードの選び方
サブカードを選ぶ際は、以下の要素に注目するのがおすすめです。
● よく通うお店のポイントが貯まる
● メインカードにはない付帯サービス
● メインカードと異なる国際ブランド
● 年会費(かからないクレジットカードの方がおすすめ)
普段から利用する機会が多いお店で、とくにポイントを貯めやすいカードがあるのであれば、そのお店で利用するための専用カードとしてサブカードを持っておくと良いでしょう。
また、付帯サービスの内容がメインカードと重複してしまうとどちらかは結局使わないことになってしまいますし、国際ブランドがメインカードと同じだとカードを使えるお店のレパートリーは結局同じままです。
そのため、サブカードに関しては付帯サービスや国際ブランドがメインカードと異なるものを選ぶようにするのが、おすすめです。
特定のお店やシチュエーションでしか利用しないカードなので、年会費もなるべく抑えられるほうが良いでしょう。
クレジットカードを何枚も所有する3つのメリット
クレジットカードは、1枚だけ所有するよりも、何枚も枚数所有することで3つのメリットがあります。どんなメリットがあるのか、以下で説明します。
(1)クレジットカードごとの得意分野を使い分ける
クレジットカードには、カード会社や種類ごとに得意な分野があります。それは逆にいえば、弱い分野もあるということ。
ある程度の枚数のクレジットカードを上手に使い分けることで、お互いの弱点を補い合うことができます。
カード選びでチェックしたい特典や補償は、おもに以下の通りです。
・ポイントの有効期限(永久不滅ポイントなど)
・ショッピング保険の付帯の有無、および補償内容
・海外旅行傷害保険および補償内容
・国内旅行傷害保険および補償内容
・ETCカードの年会費
・家族カードが作れるか
・カードブランドやグレードの社会的ステータス
(2)メインカードが利用できなくてもサブのクレジットカードで決済できる
万が一、メインカードを紛失したり、家に置き忘れたりした場合、何枚もカードを所有していれば急場をしのぐことができます。
メインカードの再発行申請には数週間ほどかかるので、その間はサブカードを使用しましょう。
また、メインカードを限度額いっぱいまで使ってしまったときや、急にキャッシングが必要になった時などにも、ほかのカード会社のサブカードがあれば問題なくショッピングが可能です。
ただし「何枚もクレジットカードがあるから大丈夫」と、使い過ぎたりしないよう注意しましょう。
(3)海外旅行先での「特定のカードしか使えないリスク」を分散
日本国内ではあまりないことですが、海外では「American Express」や「Visa」、そして「Mastercard(R)」など、特定のカードブランドしか利用できない店舗やサービスがあります。
そんな時のために、複数のブランドのクレジットカードを持っていればリスク分散になります。
また、海外で現金が必要な場合は、カードのキャッシングに頼ることもあるでしょう。ATMにも利用できるブランド、そうでないブランドがあるので、カードを何枚か所有していた方が安心です。
また、現金やクレジットカードをいくつかの財布に分けて持つことで、万が一紛失や盗難などにあっても、「手元の現金やクレジットカードがない」ということが防げて安心です。
クレジットカードを何枚も所有する3つのデメリット
このように、いいことずくめのようなクレジットカードの枚数持ちですが、デメリットもあります。
デメリットにはどんなものがあるのか、見ていきましょう。
(1)暗証番号・利用金額・ポイント管理が複雑になる
クレジットカードを何枚も持っていると、それぞれのカードの管理が必要になります。それが煩雑になるのは否めません。
やっかいなのは暗証番号で、すべての枚数のクレジットカードで統一すればわかりやすく忘れにくいですが、セキュリティを考えると1枚ごとに変えているほうが安全です。
カードに関連する数字や、自分だけの数字の置き換えルールなど、あらかじめ、暗証番号を決めるためのマイルールなどを作っておくと、管理しやすく便利です。
そのほか、毎月の利用金額や支払日、ポイント管理なども、それぞれのカードごとに行う必要があります。
ポイント管理に関しては、ポイントが合算されるカード同士を選ぶなどすることで、対策できます。ちなみにセゾンカードの場合、複数のカードを所有している場合ポイントは自動で合算されるため、管理の手間はかかりません。
(2)維持費が高額になる
クレジットカードには、年会費無料のカードを除き、それぞれに一定の年会費がかかります。
年会費がかかるカードを必要以上に何枚もカードを所有すると、年会費の負担も大きくなります。
さらに、年会費の引き落とし月は、クレジットカードごとに違うので、どのカードにどれくらいの年会費を支払っているのかなかなか把握できないものです。
クレジットカードによるポイント還元や割引以上に、実は枚数分の年会費によって損をしているというケースも想定されます。
(3)不正使用されるリスクが高くなる
クレジットカードの枚数を必要以上に持っていると、1枚くらい紛失や盗難被害に遭っても、あまり使わないカードなら気づきにくいかもしれません。
「最近見ないけど、どうせ家のどこかにあるんだろう」と思っていたら、不正利用による高額な請求書が届いてしまった、という事態も考えられます。
クレジットカードの不正利用には、各カード会社で補償制度があります。
しかし、カードの裏面にサインを記入していなかったり、補償の期限を過ぎているなどの場合は、補償がきかなくなるので、注意しましょう。
メインでもサブでも活躍するおすすめのクレジットカード
どのようなカードをメインカードおよびサブカードにすべきかは、人それぞれの生活スタイルなどによって変わります。
セゾンカードでは、さまざまなクレジットカードを取り扱っていますが、それらはメインカードとしてもサブカードとしても活躍するものばかりです。
以下ではセゾンカードのなかから、特におすすめのクレジットカードを紹介します。
SAISON CARD Digital
SAISON CARD Digitalはナンバーレスのデジタルカードであり、お申し込み開始から、最短5分でスマートフォンアプリの「セゾンPortal」にカードが発行されます。
セゾンPortalに発行されるデジタルカードとは別に、ナンバーレスのプラスチックカードも後日郵送で届き、そちらもIC付きのクレジットカードとして利用できます。
年会費は無料なので、年会費無料のデジタルカードを探している方にはとくにおすすめです。
また、国際ブランドはVisa・Mastercard(R)・American Express・JCBから選ぶことができます。
そのため、メインカードとして利用するのはもちろんのこと、メインカードとは異なる国際ブランドを選ぶことで、サブカードとしても利用しやすいです。
ポイント還元に関しては、1,000円(税込)の支払いごとに永久不滅ポイントが1ポイント(最大5円相当)付与されます。
オンラインショッピング時にはセゾンポイントモールを経由することで、永久不滅ポイントが最大で通常の30倍も貯まるので、ポイントの貯めやすさも大きな魅力です。
水族館などのレジャー施設やレストラン・ホテルの優待、レンタカー・カーシェアリングの優待、e+(イープラス)でのチケット先行予約や優待割引など、便利な優待も目白押しです。
デジタルカードの券面デザインは、「セゾンPortal」の「着せかえ」ボタンで複数のデザインから選択可能なので、その日の気分に合ったデザインに切り替えながら利用できます。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalも、お申し込み開始から、最短5分で公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」にデジタルカードが発行され、すぐに利用できます。
後日届くプラスチックカードは、カード券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードなどの情報が記載されていないため、セキュリティ面でも安心です。
初年度の年会費が無料、翌年度以降は1,100円(税込)で、前年に一度でもカードの利用がある場合は、翌年度も年会費無料で利用することができます。
本カードは、キャッシュレス決済で効率的にポイントを貯めたい方におすすめです。「QUICPay™(クイックペイ)」を利用することでいつでも永久不滅ポイントが最大2%相当還元(※)されます。
ほかにも「アメリカン・エキスプレス・コネクト」も利用できます。アメリカン・エキスプレス・コネクトとは、多彩な特典情報を、様々なカテゴリーから探すことができる、アメリカン・エキスプレスのカードを持っている方だけが利用できるウェブサイトです。
また、レジャー・グルメ・ショッピングなどを会員価格で楽しめる「トク買」など、優待・特典が充実しています。
(※)1ポイント最大5円相当のアイテムと交換した場合となります。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの年会費は11,000円(税込)で、初年度は年会費無料。さらに、年間1回(1円)以上のカード利用で翌年も年会費が無料となります。
高い還元率が特長で、国内では通常の1.5倍、海外では通常の2倍の永久不滅ポイントが貯まります。
そのため、ポイント還元率の高いクレジットカードをお探しの方には特におすすめです。
また、付帯サービスが充実したクレジットカードを探している方にとっても、うってつけのクレジットカードと言えます。
付帯する海外・国内の旅行傷害保険も、適用条件を満たすことで、どちらも最高5,000万円まで補償されます。
また、本カードを提示するだけで国内の主要空港のラウンジが年2回まで無料で利用できます。
海外の空港でもラウンジを利用したい場合は、世界的なラウンジサービスである「プライオリティ・パス」の通常年会費469米ドルがかかるプレステージ会員に、優遇年会費の11,000円(税込)で登録可能です。
毎月月末の金・土・日のロフトでのショッピング5%オフ(※)や、アメリカン・エキスプレス・コネクトでの会員限定の優待、一休プレミアサービスの「プラチナステージ」を体験できる優待なども付帯しています。
(※)クーポンの提示が必要になります。
まとめ
クレジットカードは1枚だけでなく、何枚も持っていた方が、たくさんのメリットを受けられます。
しかし、枚数は多いほどいいという訳ではありません。
重要なことは、自身の利用するシチュエーションにおいて、多くのメリットがあるカードを選ぶことです。
クレジットカードにはそれぞれ異なるメリットがあるので、カード選びをうまく行えるかどうかで、得られるリターンは大きく変わってきます。
セゾンカードでは様々なシチュエーションにマッチするクレジットカードを取り扱っていますので、ご自身に合ったカードを探してみてください。