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空港ラウンジのサービス内容や利用法を解説!無料の特典が付帯するセゾンカードも紹介

航空機を使って旅行や出張に行くときに、何かと重宝するのが空港ラウンジです。インターネット接続サービスや電源コンセントも備えられており、ちょっとした時間つぶしや作業にも活用できます。
しかし、空港ラウンジを利用したことのない方にとっては、空港ラウンジがどのような場所で、何ができるのか、疑問に感じることも多いのではないでしょうか。
また、クレジットカードによっては空港ラウンジの無料利用特典が付帯していることもありますが、利用するときは注意点があります。
本記事では、空港ラウンジのサービス内容や利用方法、選び方などを詳しく解説していきます。空港ラウンジを無料で利用できるセゾンカードも紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
Contents
記事のもくじ
空港ラウンジとは
空港ラウンジは、航空機へ搭乗するまでの時間を快適に過ごせる有料スペースです。クレジットカードに特典が付帯している場合には、無料で利用できることがあります。
ラウンジ内にはゆっくりとくつろげるソファーや簡易的なデスクが設置されており、搭乗時間まで時間があるとき、少しだけ仕事をしたいときなどに便利です。
空港ラウンジの種類には、主にクレジットカード会社のラウンジと航空会社のラウンジ、料金を支払えばどなたでも利用できるラウンジの3つがあります。
国内空港のラウンジのサービス内容
空港ラウンジにはいくつものサービス・設備が用意されており、無料もしくは有料で利用できます。サービスはラウンジにより違いはありますが、主な内容は下記が挙げられます。
● ゆったりとくつろげるソファー
● ソフトドリンク(無料)
● 軽食(無料)
● 新聞や雑誌の閲覧
● 無料Wi-Fi
● 電源コンセント(充電コードは別途必要)
● 電話やFAX
ラウンジにもよりますが、ソフトドリンクや軽食を無料で提供しているケースも珍しくなく、搭乗までの空き時間をゆっくりと過ごすことが可能です。
また、ラウンジ内の電源コンセントを利用してスマホやノートパソコン、ゲーム機などの充電ができる場合もあります。
規模の大きい空港には、複数の空港ラウンジが設置されている場合もあります。以下では、成田国際空港と羽田空港、関西国際空港の一部を例に詳細を解説します。
成田国際空港のラウンジ
多くの国際便が発着する成田国際空港には、クレジットカード会社のラウンジである「IASS Executive Lounge 1」があり、ソフトドリンクサービスやインターネット接続サービスなどを無料で利用できます。
有料でアルコールを提供しており、缶ビール(350ml)および缶ウイスキーのみ1杯目を無料で飲むこともできます。
カード会員様対象の成田国際空港のラウンジの一覧は以下のとおりです(2025年1月時点)。
第1ターミナル | IASS Executive Lounge1 |
---|---|
IASS SUPERIOR LOUNGE 希和-NOA- | |
第2ターミナル | IASS Executive Lounge2 |
IASS SUPERIOR LOUNGE 虚空-KoCoo- |
羽田空港のラウンジ
日本で最も旅客数の多い羽田空港には、クレジットカードの特典で無料利用できる第2ターミナルの「POWER LOUNGE CENTRAL」があり、フリードリンクサービスや68席もの座席数が用意されています。
カード会員様対象の羽田空港のラウンジの一覧は以下のとおりです(2025年1月時点)。
第1ターミナル | POWER LOUNGE CENTRAL |
---|---|
POWER LOUNGE NORTH | |
POWER LOUNGE SOUTH | |
第2ターミナル | エアポートラウンジ(南) |
POWER LOUNGE CENTRAL | |
POWER LOUNGE NORTH | |
第3ターミナル | TIAT LOUNGE |
SKY LOUNGE |
関西国際空港のラウンジ
関西の空の玄関口といわれる関西国際空港には、空港内に併設された複合施設「エアロプラザ」や、見送りやお迎えに来た方も利用できる空港ラウンジ「KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA」があります。
「KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA」は、クレジットカードラウンジとしても機能しています。足を伸ばしてゆったりできる芝生エリアやマット席など、さまざまな設備が設置されています。
カード会員様対象の関西国際空港のラウンジの一覧は以下のとおりです(2025年1月時点)。
第1ターミナル | カードメンバーズラウンジ「六甲」 |
---|---|
カードメンバーズラウンジ「金剛」 | |
カードメンバーズラウンジ「アネックス六甲」 | |
エアロプラザ | KIXエアポート カフェラウンジ 「NODOKA」 |
セゾンカードなら国内主要空港のラウンジを利用できる
先述したように、クレジットカードによっては国内空港ラウンジを無料で利用できる特典が付帯しています。
例えば、一部のセゾンカードでは、上記で紹介した成田国際空港と羽田空港、関西国際空港に加え、以下の空港のラウンジを無料で利用できます。
北海道 | ● 旭川空港 ● 新千歳空港 ● 函館空港 |
---|---|
東北 | ● 青森空港 ● 仙台国際空港 ● 秋田空港 |
関東 | ● 成田国際空港 ● 羽田空港 |
中部 | ● 中部国際空港 ● 新潟空港 ● 富山空港 ● 小松空港 ● 富士山静岡空港 |
近畿 | ● 関西国際空港 ● 伊丹空港(大阪国際空港) ● 神戸空港 |
中国 | ● 米子鬼太郎空港 ● 岡山空港 ● 広島空港 ● 出雲空港(出雲縁結び空港) ● 山口宇部空港 |
四国 | ● 徳島阿波おどり空港 ● 高松空港 ● 松山空港 |
九州・沖縄 | ● 福岡空港 ● 北九州空港 ● 佐賀空港 ● 長崎空港 ● 熊本(阿蘇くまもと空港)空港 ● 大分空港 ● 宮崎ブーゲンビリア空港 ● 鹿児島空港 ● 那覇空港 |
ハワイ | ● ダニエル・K・イノウエ国際空港 |
上記の表からもわかるように、セゾンカードで無料で利用できる空港ラウンジは全国各地に存在します。空港ラウンジの特典が付帯するセゾンカードが1枚あれば、飛行機での移動が伴う旅行も快適に楽しめるでしょう。
なお、セゾンカードで利用可能な空港ラウンジ一覧はこちらから確認できます。
プライオリティ・パスに登録すると世界中の空港ラウンジを利用可能
国内だけでなく海外にも頻繁に旅行をする方は、プライオリティ・パスに登録しておくと便利です。
プライオリティ・パスは、世界中の空港ラウンジをお得に利用できる会員サービスです。
会員種別は以下3つのグレードに分かれており、会員種別ごとに異なる年会費や利用料金が設けられています。
会員種別 | 年会費 | ラウンジの利用料金 |
---|---|---|
スタンダード | 99米ドル | 各回35米ドル |
スタンダード・プラス | 329米ドル | 10回まで無料、以降は35米ドル |
プレステージ | 469米ドル | 無料 |
プライオリティ・パスの会員のグレードは、「スタンダード」「スタンダード・プラス」「プレステージ」の順に高くなります。
グレードが高いほどラウンジの利用料金がお得になりますが、その分年会費も高くなる点に気をつけましょう。
一部のセゾンカードはプライオリティ・パスに優遇年会費で登録できる
一部のセゾンカードには、プライオリティ・パスの会員種別のなかで最もグレードの高いプレステージ会員に優遇年会費で登録できる特典が付帯しています。
本特典が付帯するセゾンカードの種類は以下のとおりです。
特典が付帯するセゾンカードの種類 | プレステージ会員の年会費(優遇年会費) |
---|---|
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード | 11,000円(税込) |
セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード | 11,000円(税込) |
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード | 無料 |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード | 無料 |
本来、プレステージ会員の年会費は469米ドルですが、上記のセゾンカードならプライオリティ・パスにお得に登録できます。
セゾンカードで空港ラウンジを利用する方法

クレジットカードで空港ラウンジを利用する予定がある方は、事前に具体的な利用方法を確認しておきましょう。
例えば、セゾンカードの場合、ラウンジの受付にて「特典が付帯する対象のセゾンカード」と「当日の航空券」の2点を提示して利用します(※)。
航空会社のチェックイン不要サービス、チケットレス航空券を利用した場合は、搭乗便名や出発時間の申告、搭乗予約画面の提示を求められる場合があるため注意してください。
なお、空港ラウンジでは、搭乗時間が近づいた際に呼び出しを行うサービスは原則として提供していません。スケジュールはご自身で管理するようにしましょう。
(※)利用の詳細は各カード会社の公式サイトなどでご確認ください。
クレジットカードの特典で空港ラウンジを利用するときの注意点
クレジットカードの特典で空港ラウンジを利用するときは、いくつか注意点があります。ここでは、特に気をつけておきたい注意点を紹介します。
ラウンジの利用条件はカードによって異なる
クレジットカードに付帯している空港ラウンジ特典は、カードごとに利用条件が異なる点に注意が必要です。
例えば、空港ラウンジを利用できる回数は、無制限の場合もあれば年2回までなど制限が設けられている場合もあります。よく空港を利用する方にとっては、回数無制限で空港ラウンジを利用できるクレジットカードのほうが良いでしょう。
また、同伴者の入場に関しては基本的に有料となるケースが多いです。ただし、クレジットカードによっては人数に制限があるものの、同伴者も無料で入場できるケースがあります。
クレジットカードの特典で空港ラウンジを利用するのであれば、事前に利用条件を確認するようにしましょう。
ラウンジの場所に注意する
前述しているように、空港ラウンジには主に以下の3つがあります。
● クレジットカード会社のラウンジ(カードラウンジ)
● 航空会社のラウンジ
● 料金を支払えばどなたでも利用できるラウンジ
クレジットカードの特典で利用できるのはカードラウンジになりますが、利用できるラウンジはカードによって異なる点に注意しましょう。
また、クレジットカードの特典で利用できる空港ラウンジには、手荷物検査ゲート通過前(出国手続き前エリア)と手荷物検査ゲート通過後(出国手続き後エリア)の2つがあります。
手荷物検査ゲートは、一度通過すると基本的に戻ることができません。そのため、ラウンジの場所がどちらに該当するのかは事前に確認しましょう。
カードラウンジは混雑することがある
空港ラウンジ特典は、ゴールドカード以上のグレードを持つクレジットカードに付帯していることが多いです。
近年はゴールドカードを保有する方が多くなってきているため、時間帯によってはカードラウンジが混雑してしまうことがあります。
特に航空機を利用する方が多くなる日中や連休の時期はラウンジが混雑しやすく、席が確保できないこともあるので注意が必要です。
なかでも、年末年始、ゴールデンウィーク、夏休み・お盆の時期や午前中の時間帯は混雑する傾向があるので、覚えておきましょう。
また、空港ラウンジは営業時間が決まっているため、利用するのであれば事前に営業時間も確認しておくと安心です。
空港ラウンジを利用できるクレジットカードの選び方
空港ラウンジを利用できるクレジットカードを選ぶ際には、いくつかのチェックポイントがあります。以下で項目ごとに解説します。
年会費
空港ラウンジの特典が付帯するクレジットカードは、一般的にゴールドカード以上のグレードが必要です。
ゴールドカード以上のグレードを持つクレジットカードは基本的に年会費がかかるため、事前にどれくらいの年会費が必要か確認しておきましょう。
利用できる空港ラウンジの確認
空港ラウンジ特典が付帯するクレジットカードであっても、利用できる空港ラウンジはカードによって違いがあります。
そのため、どの空港ラウンジを無料で利用できるのか、事前の確認が大切です。
また、前述したように、無料利用に回数制限があるクレジットカードもあるため、併せて確認してください。
なお、プライオリティ・パスの無料登録が付帯するカードの場合は、海外のさまざまな地域・国で空港ラウンジを無料で利用できます。
特典の内容
利用できる空港ラウンジとともに、旅行傷害保険やトラベルサポートなどそのほかの特典もチェックしておきたいポイントです。
例えば、海外でのショッピング利用でポイント還元が2倍となるカードもあります。旅先でのお買物がお得になるおすすめの特典です。
また、現地での相談窓口やショッピング保険などの特典が付帯していると、より安心して旅先での時間を楽しめます。
空港ラウンジを無料で利用できるおすすめのセゾンカード
クレディセゾンでは、空港ラウンジを無料で利用できるクレジットカードをご用意しています。
おすすめは、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードとセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードです。
上記のセゾンカードは空港ラウンジを無料で利用できるほか、空港利用時や旅行時に役立つさまざまなトラベルサービスが付帯しています。
以下で各セゾンカードの特長を紹介するので、ぜひ申し込みをご検討ください。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、初年度年会費無料で、2年目以降も年1回(1円)以上の利用があれば年会費11,000円(税込)が無料となります。
そのため、条件を満たせば年会費が実質無料のゴールドカードといえます。
国内の主要空港とダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ)の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できるほか、世界中の空港ラウンジをお得に利用できる会員サービス「プライオリティ・パス(通常年会費469米ドル/プレステージ会員)」の年会費優遇特典が付帯しています。
また、国内旅行傷害保険と海外旅行傷害保険(※1)が付帯したり、海外でのショッピング利用でポイントが通常の2倍(※2)になったりと、旅行特典も充実しています。
普段のお買物から旅行まで、幅広いシーンで利用できるおすすめのカードです。
(※1)航空券代や宿泊費などの支払いに本カードを利用した場合に適用されます。
(※2)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
>>詳細はこちら
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、年会費22,000円(税込)で保有できるセゾンアメックスのプラチナカードです。
国内の主要空港ラウンジの利用はもちろん、世界中の空港ラウンジをお得に利用できる会員サービス「プライオリティ・パス(通常年会費469米ドル/プレステージ会員)」に年会費無料で登録できる特典が付帯しています(※1)。
そのほか、充実した補償内容の国内旅行傷害保険と海外旅行傷害保険(※2)が付帯したり、24時間(※3)専任のスタッフがさまざまな要望に対応してくれる「コンシェルジュ・サービス」が利用できたりと、プラチナカードならではの特典を利用できるのが魅力です。
ゴールドカードより充実した特典を活用したい方は、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードを検討してみてください。
(※1)同伴者の利用は別途料金がかかります。
(※2)航空券代や宿泊費などの支払いに本カードを利用した場合に適用されます。
(※3)「カードのご利用に関するお問い合わせ」のみ、9:00~21:00の対応とさせていただきます。
>>詳細はこちら
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、初年度年会費無料、2年目以降は22,000円(税込)で保有できるビジネスカードです。
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードと同様にプライオリティ・パスへ無料で登録可能です(※1)。
また、「SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)」に登録すれば、カード利用額1,000円(税込)につきJALのマイルが10マイルたまるほか、2,000円(税込)につき1ポイントの永久不滅ポイントも貯まります(※2)。
もちろん、充実したビジネス特典も付帯しています。出張が多い方やビジネスにクレジットカードを活用したい方におすすめのカードです。
(※1)同伴者の利用は別途料金がかかります。
(※2)年会費として5,500円(税込)かかります。登録期間内に移行上限の15万マイルに到達した場合、翌年のサービス年会費は無料となります。
>>詳細はこちら
ご利用いただける国内ラウンジはこちら
(※)各空港ラウンジの営業や営業時間に変更が出る場合があります。
お出かけの際は、各空港のWebページやお電話などで最新情報の確認をお願いいたします。
まとめ
空港ラウンジは、通常の搭乗待合スペースとは違い、有料で利用できる特別な待合室です。手荷物検査や出国審査を終えたあとなどの待ち時間を、静かな空間で快適に過ごせます。
空港ラウンジには、ゆったりとしたソファーや電源コンセント、ソフトドリンクのサービスなどがあります。サービス内容はラウンジごとに異なるため、希望するサービスがある場合は事前に確認しておきましょう。
クレディセゾンでは、空港ラウンジを無料で利用できるクレジットカードをご用意しています。それぞれ異なる魅力を持つカードですので、この機会にぜひ利用をご検討ください。