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【国別】留学に必要な費用や持ち物は?おすすめのクレジットカードも紹介
留学を検討している方にとって、費用がどれくらいかかるのかは大きな懸念点のひとつでしょう。
また、留学は長期にわたることが多いので、事前準備をしっかり行ったうえで渡航しなければなりません。
留学先でのお買物ではクレジットカードを利用することも多いので、海外で利用するのに適しているクレジットカードも用意しておきたいところです。
本記事では、留学の種類ごとのメリット・デメリットや留学にかかる費用と費用を抑える方法などについて説明すると同時に、留学に持って行くのにおすすめのクレジットカードも紹介します。
Contents
記事のもくじ
留学の種類は主に3パターン
留学の種類は主に3パターンあります。
● 短期留学
● 長期留学
● ワーキングホリデー
それぞれの期間や目的、メリット・デメリットについて、以下で説明します。
短期留学
短期留学の期間および目的は、それぞれおおむね以下のとおりです。
期 間 | 数週間~1ヵ月程度 |
---|---|
目 的 | ● 語学習得 ● 国の雰囲気や文化に触れる ● 長期留学の前のお試し |
短期留学のメリットおよびデメリットについて、説明します。
短期留学のメリット
短期留学のメリットは以下のとおりです。
● 国によってはビザ不要で入国可能
● 長期留学と比べると費用を抑えられる
短期留学のメリットの1つは、国によってはビザ不要で入国可能ということです。
学生ビザやワーキングホリデービザは申請から取得まで時間がかかることが多いですが、短期留学であればそのような手続きなしで渡航が可能です。
また、期間が短い分、長期留学と比べると費用を抑えられ、長期留学に向けての自信を付けることができます。
長期留学やワーキングホリデーの場合、期間が長いため学生でも大学や短大を休学しなければならない可能性が高くなりますが、短期留学であれば長期休暇を利用することで休学せずに留学できます。
短期留学のデメリット
一方で、短期留学のデメリットには以下の2点が挙げられます。
● 留学で成果が得られない可能性がある
● 短期留学でも航空券の費用は変わらない
例えば、留学の目的を言語の習得とする場合、短期留学の期間では十分な成果が得られない可能性があります。
ようやく留学先にも慣れてきたというタイミングでの帰国になることも多く、物足りなさがあるかもしれません。
また、航空券の費用は留学期間によって変わるわけではありません。
そのため、留学にかかる費用の中で航空券代が占める割合を考えると、短期留学の場合は割高になってしまうことが多いです。
長期留学
長期留学の期間および目的は、それぞれおおむね以下のとおりです。
期 間 | 3ヵ月~ |
---|---|
目 的 | ● 語学習得 ● 国の雰囲気や文化に触れる ● 現地の大学や大学院に進学 |
短期留学と長期留学の期間の違いに関しては、ビザが必要となる3ヵ月以上の留学を長期留学とするケースが多いです。
長期留学のメリットおよびデメリットについて、説明します。
長期留学のメリット
長期留学のメリットは以下のとおりです。
● 語学力を高めやすい
● さまざまなことにチャレンジできる
短期留学と比べると海外に滞在している期間が長い分だけ、語学力を高めやすいというのは、長期留学の大きなメリットです。
また、短期だと語学の習得にしか時間が割けないことが多いですが、長期だとボランティアなどいろいろなことにチャレンジしやすくなります。
現地の生活をよりリアルに体感できるため、将来的に移住を検討している場合などにも、長期留学を経験しておくのはおすすめです。
長期留学のデメリット
ただし、長期留学には以下のデメリットがあります。
● 費用が高額になりやすい
● キャリアに与える影響が大きい
渡航している期間が長い分、費用が高額になる傾向にあるのは、長期留学のデメリットです。
また、期間が長いことは必ずしも良い方向に作用するとは限らず、期間が長いゆえに慣れてマンネリ化してしまう可能性も考えられます。
大学の場合は休学や退学、社会人の場合は休職や退職が必須など、キャリアに与える影響が良くも悪くも大きいことに関しても、きちんと認識しておかなければなりません。
帰国後のキャリアをある程度想定したうえで、長期留学に行くという決断を下すことが重要です。
ワーキングホリデー
ワーキングホリデーの期間および目的は、それぞれおおむね以下のとおりです。
期 間 | 基本的に1年、国によっては最長2年 |
---|---|
目 的 | 海外で働きながら語学習得や現地を満喫 |
ワーキングホリデーのメリットおよびデメリットについて、説明します。
ワーキングホリデーのメリット
ワーキングホリデーのメリットは以下のとおりです。
● 現地で就労できる専用のビザが発行される
● ビザの性質から留学の自由度が高い
ワーキングホリデーで渡航する場合、ワーキングホリデービザという専用のビザが発行されます(留学の場合は学生ビザか観光ビザ)。
学生ビザや観光ビザでは現地で働けません。
しかし、ワーキングホリデービザの場合は現地での就労が可能というのが、短期留学や長期留学にはないメリットです。
海外で現地の言葉を用いながら働くという経験は、見聞を広めるという観点でも異なる価値観に触れるという観点でも、貴重な経験になるでしょう。
短期留学や長期留学と比べると自由度が高いため、留学先での生活を自由に楽しみながら、語学の習得などが行えます。
ワーキングホリデーのデメリット
一方で、ワーキングホリデーのデメリットは以下の2点です。
● 協定を結んでいる国同士でしか行えない
● 年齢制限や定員がある
ワーキングホリデーは協定を結んでいる国同士でしか行うことができないため、世界中どこでも行けるというわけではありません。
2023年3月現在、日本と協定を結んでいる国は27ヵ国です。1980年にオーストラリアと協定を結んだことから始まり、現在ではイギリス、フランス、ドイツなども対象となります。
また、多くの国では「18歳以上30歳以下」という年齢制限が設けられています(若干の例外あり)。国によってはビザの発行枚数を制限する年間発給枠が設定されている場合もあるので、定員に達している場合はワーキングホリデーを利用できません。
自由度が高いゆえに、ワーキングホリデー中にどのようなことを学び経験したかも重要です。
ワーキングホリデーに行く前後でとりたてて変化がない場合は、「海外で1年間自由に過ごしていたただけ」という印象を与えてしまう可能性があるので、注意しておきましょう。
留学にかかる国別の費用
短期留学、長期留学、ワーキングホリデーでは、主な目的や渡航している期間が異なるため、かかる費用もそれぞれ異なります。
短期留学、長期留学、ワーキングホリデーそれぞれにかかる費用について、以下で説明します。
短期留学のおおよその費用
アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランドに短期留学に行く場合のおおよその費用は、期間が1週間の場合と1ヵ月の場合でそれぞれおおむね以下のとおりです。
国 | 費用(1週間) |
費用(1ヵ月) |
---|---|---|
アメリカ | 30~40万円 | 60~120万円 |
カナダ | 30~40万円 | 60~120万円 |
イギリス | 30~50万円 | 70~130万円 |
オーストラリア | 30~40万円 | 60~120万円 |
ニュージーランド | 20~30万円 | 40~80万円 |
航空券の費用が固定費用として含まれるので、1週間→1ヵ月と期間が約4倍になるからといって、費用も単純に約4倍になるわけではありません。
長期留学のおおよその費用
同様に、長期留学のおおよその費用についても、以下に表でまとめます。
基本的に3ヵ月未満の短期留学とは異なり、長期留学の期間は人によりかなり異なりますが、後で説明するワーキングホリデーと比較しやすいように、期間は1年間とします。
国 | 費用(1年間) |
---|---|
アメリカ | 400~500万円 |
カナダ | 400~480万円 |
イギリス | 400~500万円 |
オーストラリア | 300~400万円 |
ニュージーランド | 300~400万円 |
ワーキングホリデーのおおよその費用
ワーキングホリデーにかかる費用は、国ごとにおおむね以下のとおりです。
国 | 費用(1年間) |
---|---|
アメリカ | 200~250万円 |
カナダ | 200~280万円 |
イギリス | 200~300万円 |
オーストラリア | 100~200万円 |
ニュージーランド | 100~200万円 |
渡航先で働くこともあり、長期留学と比べると比較的少ない費用で行くことが可能です。
留学前に準備するべきもの
留学に向けて準備するべきものはいろいろとありますが、主なものとして以下のようなものが挙げられます。
貴重品 | ● パスポート ● ビザ ● 航空券 ● 現金 ● クレジットカード ● 入学許可証 ● 海外旅行保険契約証 |
---|---|
衣類 | ● 下着 ● パジャマや部屋着 ● フォーマルな服 ● サングラス ● 防寒着や水着(季節による) |
生活用品 | ● バス用品 ● 歯ブラシ、歯磨き粉 ● 化粧品 ● 常備薬 ● 日焼け止め ● ひげ剃り |
電子機器 | ● ノートパソコン ● 充電器 ● 変換プラグ、変圧器 ● 電子辞書 ● 海外で使えるスマートフォン |
そのほかあると便利なもの | ● 爪切り ● 耳かき ● 日本のおみやげ ● 日本の食品 ● 虫よけスプレー |
家にあるものがあればそのまま持って行けますが、買わなければならないこともあります。
その際には、貴重品として挙げたクレジットカードを利用することで、クレジットカードのポイントが貯まります。
クレジットカードのポイントを効率的に貯めたい方は、留学前にクレジットカードを発行しておくと良いでしょう。
留学費用を抑える5つの方法
留学費用を抑える方法は大きく分けて5つあります。
● 航空券を早めに購入する
● 海外旅行保険を比較して決める
● 渡航時期と滞在方法を工夫する
● 学校の留学プログラムを活用する
● ホームステイ期間は短めにする
それぞれ詳しく見ていきましょう。
航空券を早めに購入する
留学費用のなかでも大きな割合を占めるのが渡航費であるため、航空券の費用はできる限り抑えたいところです。
航空券の費用を抑えるなら、渡航の直前に購入するのではなく、留学を決意したタイミングからできる限り早く購入することをおすすめします。
航空券の費用が安くなるお得なキャンペーンが開始されるのを待つこともできるので、渡航までの期間が長いほど航空券を安く購入する選択肢が増えます。
また、格安航空券は早く売り切れるため、航空券は早めに購入すると良いでしょう。
海外旅行保険を比較して決める
海外の医療費は日本と比較して高額になりやすいため、海外に渡航するなら海外旅行保険の加入は必須です。留学は旅行と比較して、滞在期間が長いことから病気やケガのリスクも高いため、慎重に加入する保険を検討する必要があります。
ただし、加入する保険によって年間にかかる費用が大きく変わります。保険料と補償内容を比較しながら、できる限り安い保険料で補償内容が充実した海外旅行保険を選びましょう。
また、個別の保険に加入しなくても海外旅行保険が付帯しているクレジットカードもあります。クレジットカードの海外旅行保険の適用条件も確認しながら、付帯する保険で補償を充実させると、保険料を抑えることにつながります。
渡航時期と滞在方法を工夫する
夏休み、年末年始、春休みといった繁忙期は、航空券も語学学校の学費も高く設定される傾向にあるため、繁忙期のシーズンを避けて渡航すれば留学費用を抑えられます。
渡航時期を考えることで、航空券は10万円以上、学費は5万円程度節約できることもあります。
また、滞在先を決めるとき、都市部は郊外や田舎と比較して物価が高騰しており、生活費や家賃も高くなりやすいため注意が必要です。
以下のような滞在方法では、費用を節約しやすくなります。
● 滞在先は郊外を選ぶ
● 地方や田舎に留学する
留学費用を抑えるなら、渡航時期は繁忙期のシーズンを避け、滞在先は費用が節約しやすい場所にするなどの工夫をしましょう。
学校の留学プログラムを活用する
学校の留学プログラムを活用すると費用がお得になる場合があります。ただし、入学時期が決まっているなどの制限があるため、留学計画に不都合が出る場合は必ずしも活用できるわけではありません。
ご自身の留学計画に合うのであれば活用することで費用を抑えられるため、留学前には学校の留学プログラムに目を通しておきましょう。
ホームステイ期間は短めにする
長期留学やワーキングホリデーを検討している場合、ホームステイを利用しようとしている方が多いかもしれません。
ホームステイは、留学エージェントや斡旋団体の審査をクリアした家庭が対象となっているため、トラブルが発生しにくく、複数人で暮らすことから防犯の観点でも安心です。
しかし、ホームステイの費用はシェアハウスと比較して高くなる傾向にあります。費用をできる限り抑えるなら、ホームステイ期間を短く設定し、費用の安いシェアハウスで生活することをおすすめします。
ただし、現地の情報を詳しく調べる必要があるため、留学前に信用できるシェアハウスを調べておきましょう。
留学するならクレジットカードを持っておこう!
海外に留学する場合、現地でのお買物ではクレジットカードを利用する機会が多くなります。
クレジットカードがあれば現金を持ち歩く必要がなく、現金が必要な場合でもキャッシングを行えるので、非常に便利です。
また、クレジットカードには海外旅行傷害保険が付帯しているものもあります。
一般的に留学に行く場合は、その期間中掛け捨ての保険に加入する必要がありますが、クレジットカードに海外旅行傷害保険が付帯していれば、わざわざ保険に加入する必要もありません(保険の期間には注意が必要)。
海外留学では出費が負担になることも多いですが、クレジットカードで支払いを行うとポイントが貯まります。
先ほど触れたように、留学に必要なものを揃えるためのお買物をクレジットカードで行えば、ポイント還元分で多少なりとも出費を補えます。
留学におすすめのクレジットカード
留学におすすめのセゾンのクレジットカードを紹介します。
セゾンカードであれば国内海外問わず、利用することで有効期限がない永久不滅ポイントを貯めることができます。貯めたポイントはショッピングに利用できたり、電子マネーのチャージに利用できたりするのでとてもお得です。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalは、年会費は初年度無料で、2年目以降は1,100円(税込)で利用できるデジタルカードです。しかし前年に1円でもカードの利用があれば、2年目以降も無料で利用できます。
デジタルカードはお申し込み開始から、最短5分発行で発行でき、クレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」上にカードが発番されます。そのため、留学に必要なクレジットカードをすぐに入手可能です。
後日カード券面にカード情報の記載が一切ない完全ナンバーレスカードが届きます。完全ナンバーレスカードは海外でも利用でき、カード情報の盗み見の心配もありません。
セゾンPortal上でクレジットカードを管理可能であり、利用明細や獲得した永久不滅ポイントをいつでも確認できます。
留学を機会にクレジットカードを初めて利用する方におすすめの1枚です。
>>詳細はこちら
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの年会費は11,000円(税込)で、初年度は年会費無料です。
高い還元率が特長で、国内では通常の1.5倍、海外では通常の2倍の永久不滅ポイントが貯まります。
そのため、留学に必要なものを日本で買いそろえる際や、留学先でお買物をする際に本カードを利用すれば、永久不滅ポイントが貯めやすいです。
付帯する海外・国内の旅行傷害保険は、適用条件を満たすことで、どちらも最高5,000万円(※)まで補償されるので、留学時の強い味方となります。
国内でも海外でも便利に使えるカードを探している方や、カード利用でマイルをためたい方にもおすすめできるカードです。
(※)死亡・後遺障害保険金額
>>詳細はこちら
まとめ
留学の種類は「短期留学」、「長期留学」、「ワーキングホリデー」の3つに大きく分けられ、それぞれで特徴やメリット・デメリットなどが異なります。
そのため、留学に対する目的意識によって、どのような形で留学に行くかを決める必要があります。
必要な費用もそれぞれ異なるので、留学に行く場合は計画的にお金を貯めておくことが望ましいです。留学費用を抑える方法もあるので、無理のない範囲で実践すると良いでしょう。
留学に行く前にはさまざまなものを用意する必要がありますが、必需品のひとつであるクレジットカードを早めに用意しておけば、そのクレジットカードを利用してほかに必要なものを購入することで、ポイントを効率的に貯められます。
海外旅行傷害保険が付帯していて、国内海外問わずポイント還元率が高いカードを探している方は「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」の申し込みを検討してみてください。