iPhoneにSuicaを登録して利用するメリットとしては、主に以下のようなことが挙げられます。

・チャージが簡単
・定期券の購入もできる
・チャージでポイントが貯まる

それぞれのメリットについて、説明します。

iPhoneにSuicaを登録しておけば、Suicaアプリへのチャージが簡単にできます。

Apple Payに設定しているクレジットカードからチャージができ、1回の入金額は500円単位で1万円まで指定可能です。

スマホで操作が完結してしまうので、チャージをするために券売機に並んだりお金をおろしたりする必要がないのは、大きなメリットです。

iPhoneにSuicaを登録しておけば、定期券もSuicaアプリで買うことができます。定期券の購入には事前にSuicaアプリで会員登録が必要です。

定期券をSuicaアプリで買うことで、定期券をスマホで管理できることになるので、スマホさえ持っておけば定期券を持ってくるのを忘れることもなくなります。

例年、年度の切り替わり時期などは定期券を購入するため、駅の窓口が混雑する傾向がありますが、どこでも定期券が購入でき、大変便利です。

Apple Payに登録したクレジットカードを使うと、そのカードを買物で利用した場合と同じようにポイントが貯まります。

つまり、クレジットカードでSuicaにチャージを行うたびに、ポイントが貯まっていきます。

Suicaにチャージする機会が多い方は、クレジットカードのポイントを効率的に貯められます。

iPhoneにSuicaを登録するために必要なものとしては、以下のようなものが挙げられます。

・iPhone 8 または iPhone 8 Plus 以降の機種(※1)
・Apple Watch Series 3 以降の機種(※2)
・Apple Walletに追加したクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードのいずれか
・Apple ID

なおOSに関しては、iOSの場合でもwatchOSの場合でも、最新バージョンのものである必要があります。

(※1)日本国内で購入した iPhone 7／7 Plus や Apple Watch Series 2 でも設定可
(※2)日本国内で購入したApple Watch Series 2でも設定可

iPhoneにSuicaを登録する方法は、「手持ちのSuicaをiPhoneに登録する」と「SuicaをiPhoneで新規発行する」の2つに大きく分けられます。

それぞれの方法について、以下で説明します。

手持ちのSuicaをiPhoneに登録する場合の手順は、以下の通りです。

1.ウォレットアプリを開いて「追加ボタン」をタップ
2.「次へ」をタップして「Suica」をタップ
3.Suicaの裏面に記載されているカード番号の下4ケタを「カード番号」欄に入力
4.My Suica (記名式) やSuica 定期券を追加するときは生年月日も入力し、「次へ」をタップ
5.iPhoneの上部がSuicaの中央に来るように (iPhone がSuicaの下半分を隠すように) 置いてしばらく待つ

以上の手順を踏むことで、手持ちのSuicaがiPhoneに登録できます。

ただし、SuicaをiPhoneに登録すると、元のプラスチックカードのSuicaは使えなくなるので注意しましょう。

Suicaを新規発行する場合の手順は、iPhoneとApple Watchで異なります。

まずiPhoneの場合の手順は、以下の通りです。

1. ウォレットアプリを開いて「追加ボタン」をタップ
2. 「交通系 IC カード」で、追加したいカードとしてSuicaをタップ
3. Suicaに入金したい金額を選択して「追加」をタップ
4. 画面の案内にそって、iPhoneでSuicaを新規作成

続いてApple Watchの場合の手順は、以下の通りです。

1. iPhoneでWatch Appを開き、「マイウォッチ」タブを選択
2. 下にスクロールして「ウォレット と Apple Pay」をタップ
3. 「カードを追加」をタップし、「続ける」をタップして、追加したいカードとしてSuicaをタップ
4. Suicaに入金したい金額を選択
5. 画面の案内にそって、Apple WatchでSuicaを新規作成

以上の手順を踏むことで、iPhoneやApple WatchでSuicaを新規発行できます。

SuicaにチャージするためにはApple Payに登録したクレジットカードを利用しますが、そのためのクレジットカードを選ぶ際には、以下のような点に着目することが重要です。

・ポイント還元率
・年会費
・付帯サービス

それぞれについて、説明します。

ポイント還元率が高いクレジットカードのほうが、同じ金額の支払いを行った場合により多くのポイントが貯まります。

そのため、なるべくたくさんポイントを貯めるには、ポイント還元率の高いカードを選ぶと良いでしょう。

ただし、ポイント還元率が高めのクレジットカードは年会費が発生する傾向にあります。

年会費とポイント還元率のバランス、付帯サービスや特典なども踏まえて選ぶことが重要です。

年会費が発生するクレジットカードは、1年に1回維持費として年会費を支払う必要があります。

カードを利用する立場としては、年会費の支払いがないほうが良いかもしれません。

しかし、年会費が発生するクレジットカードのほうがポイント還元率が高かったり、付帯サービスや特典が充実したりしている傾向にあります。

ポイント還元率や付帯サービスなどを踏まえたうえで、検討しましょう。

クレジットカードにはさまざまなサービスや特典が付帯されていますが、その中には日常生活の中で役立つものも多々あります。

クレジットカードに「ポイントを貯める」以外の機能を求めるのであれば、どのような付帯サービスや特典があるかは、カードを比較検討する際の重要な観点となるでしょう。

例として、セゾンカードに付帯しているサービスや特典の一部を、以下に挙げます。

・優待ショップでの割引＆サービス
・旅行傷害保険
・ショッピング安心保険
・国内空港ラウンジサービス
・カード不正利用補償(オンライン・プロテクション)
・イベントなどのチケット先行予約や優待割引

同じカード会社が発行しているカードでも、カードによって付帯しているサービスや特典が異なる場合があります。

発行を検討しているカードにはどのようなサービスや特典が付帯しているかについては、事前に確認しておくと良いでしょう。

Suicaを利用する際におすすめのクレジットカードとして、SAISON CARD Digitalと、セゾンカードインターナショナルと、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalの特長を、以下で紹介します。

SAISON CARD Digitalは、お申し込み開始から最短5分で発行できる年会費無料のデジタルカードです。デジタルカードはクレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」に発行され、すぐにオンラインショップでご利用いただけます。

デジタルカードの発行後は、カード番号の記載がない完全ナンバーレスカードをお届けします。完全ナンバーレスカードはタッチ決済に対応しており、より快適にお買物を楽しめます。

レジャー・グルメ・ショッピングなどを会員価格で楽しむことができるトク買など、優待・特典が豊富なことも見逃せません。

セゾンカードインターナショナルは、オンラインでの申し込み後、セゾンカウンターでの受け取りで最短即日発行が可能な年会費無料のカードです。ETCカードも年会費無料で利用できます。国際ブランドは、Visa、Mastercard(R)、JCBから選択可能です。

また、カードの利用金額1,000円(税込)ごとに永久不滅ポイントが1ポイント(最大5円相当(※))が貯まります。永久不滅ポイントは有効期限がないため、知らないうちに失効することもありません。

即日でプラスチックカードを利用したい方、スタンダードなクレジットカードを希望する方に、おすすめのカードです。

ちなみに、家族カード(ファミリーカード)の年会費も無料です。家族カードを利用した分に対しても永久不滅ポイントが貯まり、本カード会員のポイントと合算されます。

※交換商品によっては、1ポイントの価値は5円未満になります。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードDigitalは、初年度の年会費が無料、翌年度以降は1,100円(税込)で、前年に一度でもカードの利用がある場合は、翌年度も年会費無料で利用できるクレジットカードです。

お申し込み開始から、最短5分で公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」にデジタルカードが発行され、すぐに利用できます。

後日届くプラスチックカードは、カード券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードなどの情報が記載されていないため、セキュリティ面でも安心です。

また「QUICPay™」を利用するといつでも永久不滅ポイントが最大2％相当還元(1,000円(税込)ごとの利用で4ポイント(1ポイント最大5円相当))され、貯まった永久不滅ポイントはAmazonギフトカードなどの便利なアイテムと交換できます。

iPhoneでSuicaを利用することで、チャージを簡単に行えたり、チャージでクレジットカードのポイントが貯まったりといったメリットがあります。

手持ちのSuicaをiPhoneに登録する場合と、Suicaを新規発行する場合で手順は異なりますが、いずれの場合でも、いくつかの手順を行えば設定は完了します。

Suicaにチャージするクレジットカードを選ぶ際には、ポイント還元率・年会費・付帯サービスといった要素に注目することが重要です。

今回紹介した、SAISON CARD Digitalとセゾンカードインターナショナルとセゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalは、Suicaに紐付けるのにおすすめのカードなので、ぜひ検討してみてください。

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(※)「Suica」は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
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