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お金の記号にはどんな種類がある?海外に行く際に覚えておくべきことも解説
海外に行く機会が多い方は、「€」や「$」などお金の記号を覚えておくと便利です。主な記号を覚えておけば通貨の種類をすぐに判断できるようになり、海外でショッピングをする際に役立ちます。
本記事では、お金の記号の種類や海外に行く前に覚えておくべきことなどを解説します。海外で役立つおすすめのクレジットカードもご紹介するので、ぜひご一読ください。
Contents
記事のもくじ
お金の記号は通貨によって違う
通貨は世界に180種類以上あるといわれており、それぞれ表示する際に用いられる記号が異なります。例えば、日本のお金は「¥」で示されていますが、ユーロは「€」という記号を用いて表示されています。
お金の記号を把握しておけばショッピングをする際にどの通貨が必要なのかわかりやすくなるので、海外でお買物をする機会が多い方は把握しておくと良いでしょう。
なお、場合によってはお金の記号が同じであっても、読み方が異なるケースがあるので注意してください。
例えば、日本と中国ではお金を表示する際に「¥」が使われていますが、国ごとに読み方が違い、日本では「円」、中国では「人民元」と読みます。
お金の種類は記号だけでなく「通貨コード」でも判別できる
お金の種類をすぐに判別できるようになりたい方は、記号と併せて通貨コードも覚えておくと良いでしょう。
通貨コードとは、通貨を3桁の英文字で示したものです。通貨コードは「ISO 4217」と呼ばれる国際規格によって定められており、2桁の国コードと通貨名称の最初の1文字で構成されています。
例えば、日本の国コードは「JP」、通貨名称の最初の1文字は「Y(Yen)」なので、通貨コードは「JPY」です。
また、アメリカでは国コードが「US」、通貨名称の最初の1文字が「D(dollar)」なので通貨コードは「USD」となります。
通貨コードはショッピングをする場面で使われるケースは少ないですが、外貨両替所などでは通貨コードを使ってお金の種類を示しているケースが多いです。そのため、覚えておけばFXなどで取引をする際に役立ちます。
主な国のお金の記号・通貨名・通貨コード一覧
通貨を示す記号は覚えておくと便利ですが、数が非常に多いためすべてを覚えるのはなかなか難しいです。そのため、自分がよく足を運ぶ国やお買物をする国に絞って覚えると良いでしょう。
なお、主な国ごとのお金の記号・通貨名・通貨コードは下記のとおりです。
これから通貨の種類を覚える方は、ぜひ参考にしてください。
国・地域 | お金の記号 | 通貨名 | 通貨コード |
---|---|---|---|
アメリカ | $ | 米ドル | USD |
カナダ | C$ | カナダドル | CAD |
オーストラリア | A$ | オーストラリアドル | AUD |
ニュージーランド | NZ$ | ニュージーランドドル | NZD |
シンガポール | S$ | シンガポールドル | SGD |
ヨーロッパ | € | ユーロ | EUR |
韓国 | ₩ | ウォン | KRW |
中国 | ¥ | 人民元 | CNY |
ベトナム | ₫ | ドン | VND |
フィリピン | ₱ | ペソ | PHP |
マレーシア | RM | リンギット | MYR |
タイ | ฿ | バーツ | THB |
南アフリカ | R | ランド | ZAR |
イギリス | £ | ポンド | GBP |
トルコ | TL | トルコリラ | TRY |
海外に行く前に覚えておくべきお金のこと
海外に行く際は、旅行先のお金の記号以外にも硬貨や紙幣の種類を事前に覚えておくのがおすすめです。
現地の紙幣の種類がわからないと、支払いの際に手間取ってしまう可能性が高いです。しかし、事前に硬貨や紙幣の種類を調べておけば、現地でお買物をする際に慌てず支払いができます。
ただし、現金を持ち歩きすぎると、盗難や紛失のリスクが高まるので注意してください。心配な方は、現金とは別の決済手段を用意しておくと安心です。
海外で決済する際はクレジットカードがあると便利
海外で現金の盗難や紛失の被害に遭わないか不安な方は、クレジットカードを持っていくと良いでしょう。クレジットカードなら万が一盗難・紛失してもカードを止められるため、被害を最小限に抑えることができます。
また、現金での支払いだと決済時に紙幣を出すときに慌ててしまいやすいですが、クレジットカードを持っていれば紙幣の種類を覚えていなくてもスムーズに決済可能です。現金が必要になった場合も、近くのATMからキャッシングをすれば現地の通貨を引き出せます。
クレジットカードは支払いに応じてポイントも貯まるなど、現金で支払う場合と比べてメリットが多い決済方法です。初めて海外に行く方、現金の盗難や紛失が心配な方は、クレジットカードをメインの決済方法にすることをおすすめします。
海外で役立つおすすめのクレジットカード
海外でのお買物に使うためにクレジットカードを選ぶ場合は、現地で役立つサービスが多く付帯しているカードがおすすめです。
ここでは海外で役立つおすすめのクレジットカードを2枚ご紹介するので、ぜひ検討してください。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
年会費 | ・初年度無料 ・2年目以降は11,000円(税込) |
---|---|
ポイント還元率 | ・国内:1,000円(税込)の利用につき1.5ポイント ・海外:1,000円(税込)の利用につき2ポイント |
海外で役立つ主なサービス | ・国内空港ラウンジ無料 ・手荷物無料宅配サービス ・コートお預かりサービスを優待価格で利用可能 ・海外用Wi-Fi・携帯電話レンタルサービスを待価格で利用可能 ・最高5,000万円(※1)補償する海外旅行傷害保険(※2) |
(※2)航空券代や宿泊費などの支払いに本カードを利用した場合に適用となります。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、国内で使えるさまざまな優待に加え、海外で役立つサービスが豊富に付帯したクレジットカードです。
国内の空港ラウンジを無料で利用できるので、空港での待ち時間も快適に過ごせます。
ほかにも、現地でインターネットを使うために必要なWi-Fiルーターをレンタルできる「海外用Wi-Fi・携帯電話レンタルサービス」の優待など、数多くの特典が付帯しています。
また、海外でショッピングをする際はポイント還元率が通常の還元率の2倍となり、1,000円(税込)の利用につき2ポイントを獲得できます(※)。貯めたポイントはクレジットカードの請求に充当する、アイテムと交換するなど、さまざまな使い方が可能です。
さらにカード利用でJALのマイルが自動的にたまる「SAISON MILE CLUB」に優待価格で登録できます。
登録後は1,000円(税込)の利用につき、10マイルを獲得することが可能です。ポイントをマイルに交換する手間が省け、普段のショッピングでもJALのマイルをためることができます。さらに永久不滅ポイントも2,000円(税込)ごとに1ポイント貯まっていくので、とてもお得です。
年会費は初年度無料なので、「ゴールドカードを発行してみたいけれど年会費の負担が心配」という方にもおすすめです。初年度は経済的な負担を気にせず、お試し感覚で気軽に使えます。
(※)1ポイント最大5円相当のアイテムと交換した場合となります。
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
年会費 | ・22,000円(税込) |
---|---|
ポイント還元率 | ・国内:1,000円(税込)の利用につき1.5ポイント ・海外:1,000円(税込)の利用につき2ポイント |
海外で役立つ主なサービス | ・旅行に関する相談やホテルの手配をサポートするコンシェルジュ・サービス ・プライオリティ・パスに無料で登録可能 ・SAISON MILE CLUBに無料で登録可能 ・最高1億円(※1)補償する海外旅行傷害保険(※2) |
(※2)航空券代や宿泊費などの支払いに本カードを利用した場合に適用となります。
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、プラチナ会員ならではの豪華なサービスが魅力的なクレジットカードです。
世界1,600ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」に無料(通常年会費は469米ドル)で登録可能、航空券の手配や海外旅行のプランを相談できる「コンシェルジュ・サービス」など、海外で役立つさまざまなサービスを利用できます。
また、マイルをためやすい点もセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードを保有するメリットのひとつです。
プラチナ会員の方は、ショッピングの利用でJALのマイルがたまる「SAISON MILE CLUB」に無料で登録ができます。普段からコツコツマイルをためておけば、海外旅行をよりお得に楽しめるでしょう。
このほかにも、日常で役立つ数々のサービスが付帯しています。サービス内容を重視する方は、ぜひ検討してください。
まとめ
記号には数多くの種類がありますが、よく行く国や興味のある国に絞れば覚えるのはそこまで難しくありません。
お金の記号に関する知識は、海外旅行時だけでなく事前に現地の情報を収集する際にも役立つので、ぜひこの機会に覚えておきましょう。
また、海外旅行に行く際、現金を持っていることで盗難などのリスクが高くなります。海外旅行に慣れていない場合は無理に現金を使うのではなく、クレジットカードで決済することをおすすめします。
クレジットカードの種類によっては海外旅行時に役立つサービスが多く付帯しているので、積極的に活用すると良いでしょう。