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ボーナス(賞与)はいつもらえる?中小企業や公務員の平均金額や手取り計算方法も解説
社会人になって働き始めたときの楽しみのひとつにボーナスがありますが、ボーナスがいつごろ支給されるのか、イマイチ分かっていない方もおられるのではないでしょうか。
なんとなく毎年夏と冬に支給されるイメージをお持ちだと思いますが、できるだけ具体的に支給されるタイミングを把握しておきたいところでしょう。
本記事ではボーナスが支給されるタイミングやボーナスから差し引かれるものなどを説明します。
Contents
記事のもくじ
ボーナス(賞与)とは固定給とは別に支給される特別な給与
仕事をしていると毎月給与が支払われますが、ボーナスは給与とは別に支払われる特別なお金で、賞与とも呼ばれます。
日本では年2回支給されることが多いですが、年1回の支給の場合もあり、会社によって異なります。
そもそもボーナスは、法律で支給しなければならないと定められているわけではないため、ボーナスの支給自体がない会社もあります。
ボーナス(賞与)の平均支給額はいくらなのか?
厚生労働省が発表した「毎月勤労統計調査 令和2年夏季賞与」によれば、2020年(令和2年)の夏季ボーナスの平均支給額は383,431円です。
なお、上記の金額はボーナスの支給があった企業全体の平均のため、企業の規模によっては次のように異なります。
企業規模(従業員数) | 労働者一人平均賞与額 |
---|---|
全体 | 383,431円 |
5~29人 | 274,523円 |
30~99人 | 335,961円 |
100~499人 | 418,274円 |
500人以上 | 633,853円 |
やはり、企業の規模が大きくなるほど、従業員1人あたりのボーナスは増えていく傾向にあります。
(※)出典元:厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和2年夏季賞与の結果」
ボーナス(賞与)はいつもらえる?
ボーナスが支給されるタイミングは、年2回の場合は夏と冬のケースが多いです。
民間企業の場合は、夏は6月下旬~7月上旬、冬は12月中旬にボーナスの支給日を設定している企業が多い傾向にあります。
なお、ボーナスの支給日は企業が独自に設定でき、給与日とは別の日に設定している企業が多いです。
国家公務員のボーナス支給日は、人事院規則によって夏は6月30日、冬は12月10日と決まっています。地方公務員の場合は、各自治体の条例によって支給日が決まっていますが、基本的に人事院規則の支給日に合わせています。
ボーナス(賞与)から差し引かれる項目と手取りの計算方法
ボーナスが支給される日がわかると、支給日が待ち遠しくなりますが、会社が支払ったボーナスの金額を全部受け取れるわけではありません。
自分がボーナスとして受け取れる金額は、会社がボーナスとして支払った金額からいろいろなものが差し引かれた金額だからです。
以下では、ボーナスから差し引かれるものを説明します。
健康保険料
健康保険料として引かれる金額は都道府県によって異なりますが、東京都の場合は「ボーナスの金額×9.84%」と決められています(2021年10月19日時点)。
ただし実際には事業者と被保険者が折半で負担するので、ボーナスから引かれる金額は「ボーナスの金額×4.92%」となります。
厚生年金保険料
厚生年金保険料として引かれる金額は「ボーナスの金額×18.30%」ですが、厚生年金保険料に関しても健康保険料と同じく、事業者と被保険者が折半で負担するため、ボーナスから引かれる金額は「ボーナスの金額×9.15%」となります(2021年10月19日時点)。
なお、40歳以上になると介護保険料もボーナスから引き落とされることになりますが、20代や30代の間は気にする必要はありません。
雇用保険料
雇用保険料として引かれる金額は業種によって異なり、一般の事業を行う企業に勤めている場合は「ボーナスの金額×0.30%」ですが、「農林水産・清酒製造の事業」および「建設の事業」に勤めている場合は、「ボーナスの金額×0.40%」です(2021年10月19日時点)。
所得税
所得税として引かれる金額は、ボーナス支給月の前月の給与(上述した健康保険料や雇用保険料などを差し引いたあとの金額)をもとにして、計算されます。
なお、毎月の給与からは所得税と一緒に住民税も天引きされていますが、住民税はボーナスからは引かれません。
地域によって多少違いはあるものの、控除される金額が分かっている健康保険料と厚生年金保険料・雇用保険料だけでも、ボーナスの金額の約14.5%程度は引かれる計算になります。
計算してみると、思ったより多くの金額がボーナスから引かれていることが実感できるのではないでしょうか。
ボーナス払いや普段の買物に便利なクレジットカード
ボーナスが支給されれば少し大きな金額の買物でも余裕を持って行えますが、ボーナスの支給前にどうしても買いたいものがある場合もあるでしょう。
上記のような場合、クレジットカードを持っていれば「ボーナス払い」を活用できます。
一般的にクレジットカードでは、一定の期間に支払った金額が次の引き落とし日に引き落とされるようになっており、セゾンカードの場合は「前月11日~今月10日」にクレジットカードで支払った金額が、「翌月4日」に引き落とされます。
しかしボーナス払いの場合は、あらかじめ定められている引き落とし日にまとめて引き落とされるようになっており、セゾンカードの場合は8/4または1/4に一括で引き落とされます。
支払いをクレジットカードで行うとポイントを貯めることが可能であることから、大きな金額の支払いこそクレジットカードを利用するのがお得なので、ボーナス払いはぜひ活用したい支払い方法です。
なお、名称が「ボーナス払い」になっているため、ボーナスの支給がある会社に勤めていなければ利用できないと勘違いされることもありますが、誰でも利用可能です。
ただし、8/4または1/4に一気にまとめて引き落としがかかるため、ボーナス払いで支払う金額がいくらになるかは十分に注意しておき、口座のお金をしっかり管理しておかなければなりません。
ボーナスが入ったあとであれば手元に十分な現金があるため買物をするのにも安心ですが、上記のような場合でもクレジットカードを利用すればポイントを貯められるので、クレジットカードの利用がおすすめです。
次項より、セゾンのおすすめクレジットカードを順番に紹介します。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalは、公式アプリ「セゾンPortal」に発番されるデジタルカードです。初年度年会費無料、2年目以降は1,100円(税込)ですが年1回以上の利用で翌年度の年会費が無料になります。
申し込みがすべてインターネットで完結し、お申し込み開始から最短5分でショッピングやキャッシングが利用可能になります。また、後日、郵送で国内初の完全ナンバーレスカードが届きます。
ナンバーレスカードは券面にカード番号や有効期限、セキュリティコードなどの情報が記載されおらず、決済はICチップで行うため、カード番号を盗み見される心配のないセキュリティ性能が高いカードです。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalの支払い方法として、スマホ端末を用いて支払いができるQUICPay™払いがおすすめです。
QUICPay™払いをすると、支払金額(税込)の最大2%相当(通常の4倍相当)の永久不滅ポイントが付与されます(※1)。通常だと、永久不滅ポイントはご利用金額1,000円(税込)ごとに1ポイント(最大5円相当)ですが、QUICPay™払いにするだけで通常の4倍相当にアップするのは魅力的です。
上記以外にも、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalは「セゾン・アメックス・キャッシュバック」の対象カードでもあります。
「セゾン・アメックス・キャッシュバック」は事前登録制のキャッシュバックキャンペーンです。対象ストアでのご利用金額の20%~30%がキャッシュバックされますが、キャンペーンは参加人数と期間が決まっているので、利用したい方は早めに登録を済ませましょう。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalはお申し込み開始から最短5分で利用可能になり、日常生活での買物がお得になる優待特典やサービスが付帯しています。ボーナスを有効に活用したい方は申し込みの検討をおすすめします。
(※1)1ポイント=最大5円相当の商品と交換した場合です。
(※1)適用には、諸条件があります。詳細はカードお申込みページをご確認ください。
(※)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
ボーナス払いを利用したりポイントを貯めたりするためにクレジットカードを利用してみようとお考えの方には、セゾンが取り扱っているセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードがおすすめです。
年会費は初年度年会費無料、さらに、年間1回(1円)以上のカード利用で翌年も年会費無料となっています。還元率の高さが大きな魅力のカードであり、国内では通常の1.5倍、海外では通常の2倍の永久不滅ポイントを貯めることができます。(※1)
海外で利用すれば効率よくポイントを貯められるのはもちろんのこと、普段の生活のなかでの支払いや、税金・年金などの支払いに本カードを利用するだけで、どんどんポイントが貯まっていきます。
また、セゾンのショッピングモールである「セゾンポイントモール」を経由してショッピングを行うと、ポイントが最大で通常の30倍も貯まることも見逃せません。
ポイントが貯まりやすいだけでなく、ショッピングで割引を受けられるのも大きな魅力で、毎月月末の金・土・日にはロフトでのショッピングも5%オフになります。
社会人になって間もないころはまだ自由にできるお金もさほど多くないと思いますが、日常的に利用する機会が多いお店で割引を受けられれば、大きな節約効果が期待できるでしょう。
クレジットカードは付帯サービスや利用できる優待もポイントのひとつですが、カード会員限定の優待特典や情報がまとめられている「アメリカン・エキスプレス・コネクト」を利用すれば、きっと便利に利用できるサービスや特典を見つけることができます。
ほかにも一休プレミアサービスの「ダイヤモンドステージ」を体験できる優待や、コナミスポーツクラブなどのスポーツ施設の優待を利用でき、生活のステージがワンランク上に上がったように感じられるかもしれません。
また、海外・国内ともに最高5,000万円(※2)まで補償してくれる旅行傷害保険などの優待特典が付帯していたり、国内主要ラウンジが年2回まで無料で利用できたりと旅行向けの優待特典が豊富です。
さらに、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードも「セゾン・アメックス・キャッシュバック」の対象カードです。
普段使いでの利便性やポイントの貯まりやすさは特筆すべきものなので、ポイントをお得に貯めたい方や旅行好きな方、優待特典が豊富なクレジットカードの発行を考えている方は、ぜひ本カードを検討してみてください。
(※1)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
(※2)死亡・後遺障害。海外・国内旅行共に利用付帯
ボーナス前の買物にはクレジットカードを有効活用しよう
ボーナスは毎年支給されるタイミングが決まっており、民間企業であれば夏は6月下旬~7月上旬、冬は12月中旬での支給が多い傾向にあります。国家公務員のボーナスは夏は6月30日、冬は12月10日と決まっています。
ボーナスが支給されれば安心してショッピングを行うことができますが、ボーナスの支給前にどうしても欲しいものが出てきた場合、クレジットカードをお持ちであれば「ボーナス払い」で対応できます。
ボーナス払いだけに限らず、クレジットカードを利用すればポイントを貯めることができるので、大きな金額のショッピングではクレジットカードを有効活用するのがおすすめです。
セゾンカードには、支払金額(税込)の最大2%相当の永久不滅ポイントが貯まるセゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalがあります。
ほかのセゾンカードよりもポイント還元率が高いセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードもあわせて検討してみてください。