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マイナンバーカードの作り方を徹底解説!利用シーンやおすすめクレジットカードも紹介
2023年1月末時点でのマイナンバーカードの交付枚数は約7,566万枚で、全人口の約60%がマイナンバーカードを持っています(※)。国民の半数以上が保有していますが、まだ持っていない方は珍しくありません。
新しい職場で雇用契約をする際に提示を求められたり、保険証代わりに利用できたりと、身分証明書として必要になるシーンがあるマイナンバーカードは、早めに発行しておきたいです。
しかし、「マイナンバーカードの作り方がわからない」とお悩みの方がいらっしゃるかもしれません。
本記事では、マイナンバーカードの作り方を徹底解説し、使い道もご紹介します。
(※)出典元:総務省「マイナンバーカードの市区町村別交付枚数等について」
Contents
記事のもくじ
「マイナンバーカード」とは?
マイナンバーカード(個人番号カード)は、ICチップが搭載されたプラスチック製のカードです。裏面には、日本国内の全住民に対して指定・通知されている12桁の個人番号(マイナンバー)が記載されており、税・社会保障・災害対策などの手続きを行う際に使用されます。
表面には、氏名・住所・生年月日・性別などが記載され、顔写真も付けられているため、身分証明書として利用可能です。ちなみに、カードに搭載されたICチップには電子証明書が格納されており、行政機関だけではなく民間事業者もICチップの空き領域や電子証明書を活用できます。
なお、マイナンバーの取得・利用・保管などは「番号法」によってルールが定められており、個人情報を安全かつ適正に取り扱うための法整備も行われています。
マイナンバーカードが交付されるようになった経緯
従来、行政機関内部では、個人情報を管理するために住民票コードや基礎年金番号、健康保険被保険者番号などが使われていました。しかし、一元的な番号が存在しないために福祉サービスや社会保険料に関する確認に時間や労力が必要となり、非効率な状態となっていました。
2013年に国会で可決・成立したのが番号法であり、2015年10月から日本国内の全住民に対して「マイナンバー通知カード(個人番号通知カード)」が送付されるようになって以降、「行政の効率化」が実現されつつあります。
また、マイナンバー制度は「公正・公平な社会の実現」や「国民の利便性の向上」も目的としており、行政機関だけではなく国民にとってもメリットのある仕組みでしょう。
2016年1月から、希望者に対してマイナンバーカード交付が開始されました。マイナンバーカードには顔写真が付いており、単独で本人確認に使えます。また、ICチップの空き領域や電子証明書を利用して、さまざまなサービスを受けられるようになりました。
「マイナンバーカード」を作るのに必要なもの
マイナンバーカードを作るためには、「申請書類」と「顔写真」の2つが必要です。
以下ではどのような申請書類、顔写真を準備しておけば良いのかご紹介するので、今から申請をする方はぜひ参考にしてください。
申請書類
マイナンバーの申請には、「マイナンバーカード交付申請書」が必要です。申請書は、「個人番号通知カード」または「個人番号通知書」に同封されているので、送付された封筒の中身をご確認ください。
申請書と併せて送付されている個人番号通知カードは、2015年10月から2020年5月までの期間に、住民票を有する全住民にマイナンバーを通知するために郵送された紙製のカードです。通知書は、2020年5月25日以降に出生などで新たにマイナンバーが付番された方に郵送されています。
申請書がない場合は、「マイナンバーカード総合サイト」から申請書(郵送専用)をダウンロード可能です。申請書が手元にない方はダウンロードも検討しましょう。
なお、市区町村の窓口でも、オンライン申請および郵送申請に使える申請書を発行してもらえます。また、申請書ID(申請書に記載されている23桁の数字)がわかる場合は、申請書が手元になくてもオンラインで申請が可能です。
顔写真
顔写真は、正面・無帽・無背景で直近6ヵ月以内に撮影したものを用意しましょう。帽子をかぶった状態や平常の顔貌と著しく異なる表情での撮影や、不鮮明だったり画像処理を施したりした写真は不可です。郵送申請する場合は、以下の点にもご留意ください。
● サイズは縦4.5cm×横3.5cm
● 裏面に氏名・生年月日を記入してから貼り付ける
スマートフォンやパソコンからオンライン申請する場合は、デジタルデータとして保存しておきましょう。ファイル形式はjpeg、カラーモードはRGBカラー、ファイルサイズは20KBから7MBまで、ピクセルサイズは幅480~6000ピクセル、高さ480~6000ピクセルと決められています。
「乳幼児」「寝たきり」などの理由によって基準を満たす写真を撮影できない場合は、マイナンバーカードのコールセンターに連絡してください。申請書IDを伝えれば、個別に対処法の案内を受けることができます。
マイナンバーカードの作り方
マイナンバーカードを作るために必要な申請書類、顔写真を用意したら、早速申請してみましょう。申請から受け取りまでの流れは、下記のとおりです。
1. 4種類の方法からご自身に適したものを選んで申請
2. 発行されたカードを受け取る
次項より、手順別に内容を詳しく説明していきます。
①4種類の方法から選んで申請する
マイナンバーカードの申請方法は、以下の4種類です。
● スマートフォン
● パソコン
● 証明写真機
● 郵送
いずれの方法でも、申請書ID、氏名、生年月日の記載・入力は必須ですが、氏名の点字表記や電子証明書の有無は自由に選択できます。ただし、電子証明書を発行しない場合は、e-Taxやコンビニ交付サービスなどが利用できなくなる点にご留意ください。
次項より、申請方法別に手続きの詳細・注意点を説明していきます。
スマートフォンから申請する方法および注意点
スマートフォンのカメラで申請書の二次元コードを読み取り、オンライン申請用サイトにアクセスしてください。申請書IDは自動的に入力されます。
次に、氏名やメールアドレスを入力・送信すると、申請者専用WEBサイトのURLが記載されたメールが届くので、URLからアクセスしましょう。
用意しておいた顔写真データ(アクセスしてから撮影も可)を登録し、画面の案内に従って必要事項(生年月日など)を入力してください。入力を終えると、完了通知メールが届きます。
原則、推奨環境であればスマートフォンのメーカーや機種を問わずに申請可能です。スマートフォンの推奨環境は以下のとおりになります。
● Android…Google Chromeの最新バージョン
● iOS…Safariの最新バージョン
パソコンから申請する方法および注意点
オンライン申請用サイトにアクセスし、申請書IDや氏名、メールアドレスを入力・送信してください。申請者専用WEBサイトのURLが記載されたメールが届くので、URLからアクセスして顔写真を登録しましょう。
原則、推奨環境であればパソコンのメーカーや機種を問わずに申請可能です。パソコンの推奨環境は以下のとおりになります。
● Windows…Microsoft Edge, Google Chrome
● macOS…Safari
必要事項(生年月日など)を入力して申請を終えると、完了通知メールが届きます。なお、スマートフォンのカメラで二次元コードを読み込んだ場合と異なり、23桁の申請書IDをご自身で入力しなければなりません。ミスすると正しくカードが発行されないので、慎重に入力しましょう。
証明写真機から申請する方法および注意点
街なかに設置してある証明写真からマイナンバーカードの申請が可能です。タッチパネルから「マイナンバーカード申請」を選択し、料金を入れましょう。
次に、申請書の二次元コードをバーコードリーダーにかざしてください。画面の案内に従って必要事項を入力し、顔写真を撮影して送信すると申請が完了します。
対応している証明写真機は、以下のとおりです。
● ■Ki-Re-i(株式会社DNPフォトイメージングジャパン)
● ■Photo-Me(日本オート・フォート株式会社)
● ■証明写真ボックス(富士フイルム株式会社)
● ■プロ写真館(三吉工業株式会社)
街なかにあるすべての証明写真機が対応しているとは限らない点にご注意ください。
郵送で申請する方法および注意点
マイナンバーカード交付申請書に必要事項を記入して、署名または記名・押印しましょう。顔写真を貼り付けたら、送付用封筒(切手不要)に入れて郵送してください。
申請書が手元にない場合は「マイナンバーカード総合サイト」からダウンロードしましょう。なお、差出有効期限が2024年5月31日までとなっている返信用封筒(切手不要)の材料も併せてダウンロード可能です。
郵送申請では、貼り付ける顔写真の裏面に氏名・生年月日の記入を忘れないように注意しましょう。
②発行されたマイナンバーカードを受け取る
申請から1ヵ月程度で市区町村から交付通知書(ハガキ)が自宅に届きます。通知書に記載されている交付場所にて受け取りましょう。
交付の際には以下の書類が必要となるので、あらかじめ確認・用意しておくことをおすすめします。
● 交付通知書
● 通知カード(2020年5月以前に交付を受けている場合)
● 住民基本台帳カード(持っている場合)
● 本人確認書類(写真付き住民基本台帳カード、運転免許証、パスポートなど)
窓口で本人確認をし、署名用電子証明書(e-Taxなどで電子文書を作成・送信する際に使用)や利用者証明用電子証明書(マイナポータルなどにログインしたり、コンビニ交付サービスを利用したりする際に使用)、住民基本台帳アプリ、券面事項入力補助用アプリの暗証番号設定を終えるとカードが交付されます。
原則、受け取りは本人に限られますが、病気・障害などのやむを得ない事情がある場合は代理人に委任できるのでご安心ください。また、15歳未満の方や成年被後見人の場合は、法定代理人が同行しましょう。
マイナンバーカードの使い道
申請手続きが完了し交付されたマイナンバーカードは、「個人番号の証明」以外にも以下に示すような用途で使えます。
● 身分証明書として使える
● コンビニエンスストアなどで各種証明書を取得
● 行政手続きのオンライン申請
● 公共サービスの利用者カードとして使える
● スムーズに銀行や証券会社の口座を開設
各項目を説明していきます。
身分証明書として使える
券面に氏名や住所、生年月日、性別が記載されており、顔写真も付いているため、本人確認の際に身分証明書として使えます。
ちなみにマイナンバーカードは、2023年1月現在、個人番号の確認と本人確認を1枚で済ませることができる唯一のカードです。
コンビニエンスストアなどで各種証明書を取得できる
マイナンバーカードがあれば、「仕事があって市役所に行く時間がない」と今まで困っていた方に特に役立てることができるでしょう。
2023年2月18日時点で1,050市区町村が「コンビニ交付サービス」を導入しており、コンビニエンスストアやスーパーなど約55,000店舗でマイナンバーカードを使って各種証明書を取得できます(※)。以下は、取得可能な証明書の例です。
● 住民票の写し
● 住民票記載事項証明書
● 戸籍証明書
● 戸籍の附票
● 印鑑登録証明書
● 各種税証明書
市区町村役場は早朝や夜間、土日祝日は業務時間外ですが、コンビニ交付サービスなら6:30から23:00まで、土日祝日も対応しています。
(※)出典元:地方公共団体情報システム機構「コンビニ交付サービスの普及拡大について」
行政手続きのオンライン申請に利用できる
マイナンバーカードのICチップに格納されている電子証明書を使うことにより、さまざまな行政手続きをオンライン上で実行できます。
例えば、「マイナポータル」(政府が運営するオンラインサービス)にログインすると、ワンストップで行政手続きの検索やオンライン申請が可能です。行政機関からの「お知らせ」も受け取れるので、手続き漏れによる損失を回避できます。
以下は、マイナポータル内でオンライン申請可能な行政手続きの例です。ただし、自治体によって申請可能な手続きが異なる点にご注意ください。
● 児童手当関係の手続き
● 保育所の入所申請
● 要介護・要支援の認定申請
ちなみに、「ねんきんネット」のようなマイナポータル以外の行政機関のサイトとも連携可能です。特に確定申告をする必要のある方はマイナンバーカードを作っておくと利便性が高まります。
e-Taxの利用登録をするとオンラインで確定申告ができる
e-Taxとは、国税に関する申告や納税、各種届出ができるオンラインサービスのことです。マイナンバーカードを持っている場合は、マイナンバーカードを使ってe-Taxにログインし、インターネット上で確定申告ができます。
マイナンバーカードがなくてもe-Taxは利用できますが、事前に税務署へ足を運び、ログインに必要なID・パスワードを発行する必要があります。税務署に足を運ばず、自宅で確定申告の手続きをしたい方は、ぜひマイナンバーカードを発行しましょう。
公共サービスの利用者カードとして使える
図書館の利用カードをはじめとして、さまざまな公共サービスを利用する際の「利用者証」としてマイナンバーカードを使えます。サービスごとに必要だった複数のカードをマイナンバーカード1枚にまとめられるので便利です。
例えば、マイナンバーカードと健康保険証を紐付けると、医療機関や薬局のカードリーダーにかざすだけで健康保険証の代わりになります。マイナンバーカードを健康保険証の代わりに利用すると、次のようなメリットがあります。
● 窓口で限度額以上の支払いが不要になる
● マイナポータルで確定申告の医療費控除がしやすくなる
● 就職や転職、引っ越し後に新しい健康保険証の発行を待たずに済む
すべての医療機関や薬局で利用できるとは限りませんが、便利なメリットがあるのでマイナンバーカードと健康保険証の紐付けを検討してみましょう。
スムーズに銀行や証券会社の口座を開設できる
銀行口座や証券会社の口座を開設する際に本人確認をしたり個人番号を確認したりするために、複数の公的書類を提出した経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
マイナンバーカードがあれば、1枚で個人番号確認書類と本人確認書類の両方の役割を果たせるのでスムーズに手続きが可能になります。
また、マイナンバーカードに所得税の確定申告(還付申告)時に、還付金の受取先で指定する口座を、公金受取口座として紐づけできます。マイナンバーカードと公金受取口座を紐づけしておくと、給付金の申請手続きで口座情報の記載や通帳の映しの添付などが不要です。
1人1口座まで登録できるので、確定申告や給付金の申請などを行う方は、検討してみましょう。
マイナンバーカードの取得とあわせて検討したいクレジットカード
マイナンバーは就職する際に求められるので、マイナンバーカードの申請をしておくと良いです。また、就職時に一緒に検討したいものとしてはクレジットカードがあります。
クレジットカードによってはポイントサービスがあり、貯めたポイントでカード請求額に充当したり、別のポイントサービスと交換したりできるので、同じ金額を現金で支払うよりもポイント分で節約ができます。
クレジットカードのポイントサービスや優待特典はカードによって異なるので、ご自身にあったカードを選びましょう。
おすすめのクレジットカードはセゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalとセゾンカードインターナショナル デジタルです。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードDigitalは、お申し込み開始から、最短5分でクレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」上にカード番号が発番されるデジタルカードです。デジタルカードが発番されれば、ネットショッピングや電子決済がすぐに利用可能になります。
デジタルカードの発番後に、カード券面にカード番号や有効期限、セキュリティコードなどの情報が記載されていないナンバーレスカードが後日郵送で届きます。ナンバーレスカードにはICチップが付いているので、一般的なクレジットカードと同様に実店舗での決済が可能です。
本カードの年会費は初年度無料で2年目以降は1,100円(税込)が発生します。なお、年に1円以上でも利用すれば翌年の年会費は無料です。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードDigitalの主な優待特典は以下のとおりです。
● QUICPay™(クイックペイ)加盟店で特定の支払方法を選択すると、永久不滅ポイントが最大2%相当(通常の約4倍相当)にアップ(※1)
● 永久不滅ポイントが海外利用で通常の2倍
● 対象ストアでご利用金額の通常の最大30%がキャッシュバックされる「セゾン・アメックス・キャッシュバック」(※2)
● セゾンポイントモールを経由してオンラインショッピングをすると、永久不滅ポイントが通常の最大30倍
● 全国約25,000ヵ所の店舗・施設利用が通常の最大60%オフの優待価格になる「優待のあるお店」を利用できる
● 35万冊以上の作品を配信中の「まんがセゾン」で月額550円(税込)のセゾンコースに登録し、ポイントを購入すると、50%分のサイト内ポイント還元が受けられる
セゾンカードでは、支払い金額1,000円(税込)ごとに、有効期限が設定されていない永久不滅ポイントが1ポイント付与されます。本カードとQUICPayを紐づけて支払いすると、永久不滅ポイントが通常の約4倍相当にアップします(※3)。
(※)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
QUICPay払いが可能なQUICPay加盟店はコンビニやレストランなど、全国に205万ヵ所以上(※4)あるので、日常のお買物やサービスの支払いが節約可能です。
また、本カードは「セゾン・アメックス・キャッシュバック」の対象カードです。セゾン・アメリカン・エキスプレス(R)・カード会員限定のキャッシュバックキャンペーンで、対象の飲食店やドラッグストアで期間中の利用金額の通常の最大30%がキャッシュバックされます。利用の際は、事前に適用条件をご確認ください。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードDigitalはQUICPayや「セゾン・アメックス・キャッシュバック」などのお買物がお得になる優待特典が付帯します。普段から利用しているお店やサービスがお得になる可能性があるので、気になる方はチェックしてみましょう。
(※1)1ポイント最大5円相当のアイテムと交換した場合となります。適用には、諸条件があります。詳細はカードのお申し込みページをご確認ください。
(※2) 店舗・サービスごとにキャッシュバックの上限額がございます。また、事前エントリーが必要です。
(※3)1ポイント最大5円相当のアイテムと交換した場合となります。
(※4) 2022年9月末時点。
セゾンカードインターナショナル デジタル
セゾンカードインターナショナル デジタルは年会費無料で、国際ブランドがVisa、Mastercard(R)、JCBから選択可能なクレジットカードです。セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalと同様に「セゾンPortal」上にカード番号が発番されるデジタルカードになります。
セゾンカードインターナショナル デジタルの主な優待特典は次のとおりです。
● セゾンポイントモールを経由してオンラインショッピングをすると永久不滅ポイントが最大30倍
● 全国約25,000ヵ所の店舗・施設利用が最大60%オフの優待価格になる(優待のあるお店)
また、本カードはインターネットで申し込みができ、全国にある指定のセゾンカウンターで受け取りを選択すれば、最短即日でセゾンカードインターナショナルのプラスチックカードを手に入れることができます。
デジタルカードの場合はお申し込み開始から最短5分でカード番号が発番され、プラスチックカードの場合はセゾンカウンターでの受け取りを選択すれば最短即日で発行が可能です。クレジットカードをすぐにでも必要な方は、発行の検討をおすすめします。
マイナンバーカードに関するよくある質問
マイナンバーカードでよくある質問をまとめて紹介します。
Q1.マイナンバーカードは作らなければいけない?
マイナンバーカードの申請は義務ではありません。ただし、各種手続きのオンライン上での本人確認手段となっているので、マイナンバーカードを作っておくと便利です。
マイナンバーカードで本人確認が行えるオンライン上での手続きは以下のとおりです。
● 銀行口座開設
● 児童手当関係の手続き
● 保育所の入所申請
● 要介護・要支援の認定申請
● 税務署のe-Tax利用など
Q2.マイナンバーカードは健康保険証と一体化するとは?
政府は2024年秋ごろに従来の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化した形に切り替える予定です。手元にマイナンバーカードがない方が保険診療を受ける際の手続きを検討しているので、マイナンバーカードを申請していない、あるいは紛失しても保険診療は受けられます。
Q3.マイナンバーカードを落とした場合はどうなる?
基本的にマイナンバーカードを第三者に拾われても、税金や年金、医療などの個人情報を引き出すことはできません。ただし、券面に記載されている氏名・住所・生年月日・性別の情報と顔写真、マイナンバー、電子証明書と住民票コードを知られるリスクはあります。
マイナンバーカードを紛失した場合はコールセンターに電話して一時停止して、再発行の手続きを行いましょう。
まとめ
マイナンバーカードを作れば、行政サービスをスムーズに受けられるようになります。また、身分証明書や健康保険証として使えるので便利です。複数の申込方法が用意されているので、ご自身に適した手段をお選びください。
同時に、QUICPayの支払いで永久不滅ポイントの還元率がアップするセゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalや、条件を満たせばデジタルカードやプラスチックカードが最短5分で発行可能なセゾンカードインターナショナル デジタルのように、便利なクレジットカードの発行も検討してみましょう。
(※)「QUICPay」「QUICPay+」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。
監修者
松浦 絢子
松浦綜合法律事務所代表。京都大学法学部、一橋大学法科大学院出身。企業法務系の法律事務所のパラリーガル(法律事務補助)として主にIT業界を担当した後、ロースクールに進学しました。弁護士資格取得後は法律事務所や不動産会社の法務部門に所属した経験もあります。法律事務所に在籍していた頃はちょうど東日本大震災後の不景気で、個人や事業者の方から銀行や消費者金融からの借金、クレジットカード利用に関するご相談を多くお受けする機会がありました。不動産会社の法務部に転じてからは、不動産購入時のローンや機関投資家の不動産投資におけるファイナンスに携わっていたため金融の仕組みについては人一倍興味があります。現在、不動産やIT分野を中心として、トラブル対応・新規事業に関する適法性検討・契約交渉に関するご相談などに取り組んでいます。その他、借金や資金繰りにお困りの個人や事業者の方からのご相談もお受けしております。休みの日は、たいてい近所の大きな公園で子供と遊んでいます。
【保有資格】
弁護士、宅地建物取引士