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プラチナカードの限度額はどれくらい?年収との関係や引き上げる方法も紹介

プラチナカードの限度額はどれくらい?年収との関係や引き上げる方法も紹介

プラチナカードは、クレジットカード会社によっては最上位のカードに位置づけられており、充実した特典やサービスを利用できるだけでなく、一般カードやゴールドカードより高い限度額を設定できる可能性があります。

そのため、プラチナカードの保有を検討している方のなかには、「限度額がどのくらいになるのか」「限度額を引き上げる方法があるのか」など、プラチナカードの限度額に関連する疑問を持っている方もいるかもしれません。

本記事では、プラチナカードの限度額がどのくらいになるのかを紹介し、年収との関係や引き上げる方法なども解説します。

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プラチナカードの特長と保有するメリット

プラチナカードは、ゴールドカードよりも上位のランクのクレジットカードで、クレジットカード会社によっては最上位のカードに位置づけられます。

プラチナカードのメリットは、一般カードやゴールドカードにはないサービスや豪華な特典が付帯することです。

プラチナカードの主なサービス・特典には、以下のようなものがあります。

● プラチナカード会員専用のカードデスク・サービス(コンシェルジュ・サービス)
● 高額な補償が受けられる旅行傷害保険
● ポイント還元率の優遇
● 海外空港ラウンジの無料利用(プライオリティ・パス)
● 2名以上の利用で1名分のコース料理が無料になるレストランの優待

また、プラチナカードの保有率は、一般カードやゴールドカードより低いため、保有しているだけでステータス性の高さを示すことにもなります。

なお、クレジットカード会社によってはブラックカードが最上位となりますが、ブラックカードの多くがインビテーション制なのに対し、プラチナカードはインビテーションなしで発行可能なカードが多いです。

カードランクやステータス性が最高クラスでありながら、申込資格を満たしていれば自ら申し込みできる点がブラックカードと比較したメリットとなります。

プラチナカードの限度額

プラチナカードの限度額の決め方は、クレジットカード会社によって異なります。限度額がどのように決まるかについては、利用者のほうから明確に知ることはできません。

年会費の高いカードのほうが限度額が高くなるイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、実際のところは年会費が高いほど限度額が上昇するとは一概にいえません。

また、全く同じプラチナカードを使う場合でも、利用者ごとに限度額は異なります。カード発行時の審査で属性や信用情報などを基に限度額が決定されるため、同じカードでも利用者ごとに限度額は異なるわけです。

このようにプラチナカードの限度額は、事前に年会費やクレジットカードの券種などから推測することは難しいです。

限度額の上限は300万円以上が多い

プラチナカードの限度額の上限は300万円以上に設定されていることが多く、なかには1,000万円や上限なしのカードもあります。

プラチナカードの限度額は審査で決まるため、必ず限度額の上限を設定できるわけではありませんが、プラチナカードであれば一般カードやゴールドカードでは設定できない限度額を設定できる可能性があります。

そのため、一般カードやゴールドカードで設定できる限度額の上限に達している場合は、プラチナカードの利用を検討するのも良いでしょう。

年収とプラチナカードの限度額の関係

年収とプラチナカードの限度額の関係

年収は、クレジットカードの申し込み時に必ず記載するため、年収がプラチナカードの限度額に関係があるのか、疑問に思っている方も多いかもしれません。

クレジットカードの限度額は、割賦販売法の定める上限を超えない範囲で設定されます。

各クレジットカード会社の審査において「利用限度額がどのように決まるのか」「年収で限度額が決まるのか」などを知ることは難しいですが、割賦販売法による上限額から、申込者ごとの大まかな限度額の目安は知ることができます。

割賦販売法は、過剰なクレジットの利用による消費者被害を防止するための法律です。クレジットカード会社には、年収や利用状況などに応じた「支払可能見込額」調査と、調査の結果に応じたショッピング利用可能枠の設定が義務付けられます。

割賦販売法の定める限度額の上限は、「支払可能見込額」の90%です。「支払可能見込額」については、以下の式で算出します。

● 支払可能見込額 = 年収 − 生活維持費 − クレジット債務(借金)

「年収」から「生活維持費」と「クレジット債務(借金)」を差し引いた金額が、支払可能見込額です。

「生活維持費」については総務省が規定する以下の金額を用います(※)。家族構成と持ち家や住宅ローンによる住宅費用の負担の有無で「生活維持費」の金額が変わってきます。

  本人+扶養家族
1人 2人 3人 4人以上
住宅費用
(住宅ローン・賃貸)
なし 90万円 136万円 169万円 200万円
あり 116万円 177万円 209万円 240万円
(※)東京23区などの最高値の例

ここで具体例を見ておきましょう。例えば、年収500万円、3人家族、住宅ローンありで、50万円のクレジット債務がある場合、支払可能見込額は、「500万円-209万円-50万円=241万円」となります。限度額の上限はその90%の約217万円となります。

年収以外にも、申込者の年齢や勤務先などの属性情報や、クレジットの利用履歴や支払い遅延の有無などの信用情報なども、一般的には審査の際に確認される項目となります。

一般的に審査で確認される項目としては以下が挙げられます。

● 申込者の年齢
● 勤続年数・勤務先・雇用形態
● 家族構成・ローン
● クレジットの利用履歴
● 支払い遅延の有無

プラチナカードにおいても、割賦販売法の上限と、上記のような項目を踏まえた各社の審査に基づき、限度額が決定されることになります。

他社から発行されたクレジットカードの利用履歴や支払い遅延の有無を正確に把握したい場合は、信用情報機関に情報の開示を求めましょう。なお、クレディセゾンでは、以下に示す2つの信用情報機関と信用情報のやり取り(登録・照会)をしています。

● 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
● 株式会社日本信用情報機構(JICC)

情報開示請求の詳細に関しては、各機関の公式サイトでご確認ください。

限度額の増枠が可能な場合もある

クレジットカードの発行から年月が経過すると、年収が増えているケースもあるでしょう。その場合は、限度額を増枠できる可能性があります。

例えばセゾンカードの場合は、継続的な増枠のほかに、一時的な増枠も可能です。高額商品の購入や旅行などを計画している場合は、一時的な増枠も選択肢としてご検討ください。

限度額以外のプラチナカードの選び方

プラチナカードを検討中で限度額が特に気になっている方も、「年会費」「付帯サービス」「ポイント還元率」の3つは、カード選びの段階でぜひ確認しておきたい点です。

それぞれについて詳しく解説していきます。

年会費

特典やサービスの手厚さが大きく変わらないのであれば、年会費の安いカードを選ぶことで費用を抑えられます。

特に長期で利用するなら、年会費の差は積もり積もって大きくなってきます。プラチナカードとなると付帯サービスに目が行きがちですが、年会費も忘れずに確認しておきましょう。

付帯サービス

プラチナカードを選ぶなら、付帯特典は特に注目です。

普段使いで日々お得な特典を使っていきたい方は、グルメ・ショッピング・レジャーの特典をチェックしておきましょう。よく行くお店で使える優待があるとかなりお得です。

また、旅行や出張が多い方なら、空港ラウンジの無料サービス、空港での手荷物宅配サービスなどの旅行向けの特典や、海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険なども比較のポイントになるでしょう。

そのほか、コンシェルジュ・サービスをはじめとするプラチナカードならではの特典は、プラチナカードを選ぶ際に注目しておきたいポイントです。

ポイント還元率

プラチナカードでは、ポイント還元率の高さが魅力となるカードも多いです。ポイント還元率が高ければ、普段のお買物でも、もちろんポイントは貯まりやすくなります。

通常の還元率と合わせて注目したいのが「よく行くお店でポイント優待があるか」という点です。通常の還元率がほかのカードに比べて低めでも、頻繁にポイント優待が受けられるなら、効率的にポイントを貯められるかもしれません。

そのほか、ネットショッピングのためのポイントモールが用意されているかも注目です。ネットショッピングでポイントアップが受けられて、ポイントが貯まりやすくなります。

こちらも普段よく使うショッピングサイトが対象店舗に含まれているか、ぜひ確認しておきましょう。

申し込む際に注意するべき点

上述したように、限度額は年収と密接な関係があります。しかし、限度額を高く設定したいからといって、年収などに関して虚偽申告をしてはなりません。ありのままの年収を申告しましょう。

クレディセゾンでは、セゾンカード規約第23条において、「虚偽の申告をしたことが発覚した場合は会員資格を喪失する」という主旨の規定があるのでご注意ください。

付帯サービスが充実しているおすすめのプラチナカード

付帯サービスに注目してプラチナカードを選ぶなら、おすすめは以下の3つです。

● セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
● セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
● MileagePlusセゾンプラチナカード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、事業に役立つ優待特典が数多く付帯しているプラチナカードです。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードでは、ポイントの優遇や海外旅行傷害保険(条件を満たすことで適用(※))・国内旅行傷害保険、プライオリティ・パスへの無料登録など幅広い特典が受けられます。

MileagePlusセゾンプラチナカードでは、業界最高水準のショッピングマイル還元率でお買物のたびにマイルがたまります。充実の旅行特典もMileagePlusセゾンプラチナカードならではの魅力です。

それぞれのカードの特長を詳しく見ていきましょう。

(※)航空券代や宿泊費などの支払いに本カードを利用した場合に適用となります。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

事業者向けのプラチナカードで、ビジネスに役立つ優待特典・サービスが多数付帯しています。初年度年会費は無料、2年目以降の年会費は22,000円(税込)です。

海外でショッピングをした場合は、通常の2倍(1,000円(税込)につき2ポイント(※))の永久不滅ポイントを獲得できます。

また、SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)に登録すれば、お買物などの支払いでJALのマイルをためられるなど、旅行関連の優待特典も充実しているので、出張する際にご活用ください。

なお、追加カードを1枚につき年会費3,300円(税込)で、最大9枚まで発行可能です。従業員に持たせておけば、立替払いを清算する手間がなくなり、業務効率化に役立つでしょう。

利用明細において追加カード利用分が区別して表示されるので、従業員の経費使用状況を的確に把握できます。

(※)最大10円相当(2万点以上の人気アイテムが出品中のクレディセゾンの総合通販サイトSTOREE SAISON(ストーリー セゾン)で、1ポイント=5円相当のアイテムに使用した場合)

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セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

旅行、グルメ、レジャーなど幅広い優待が受けられるクレディセゾンのプラチナカードです。年会費は22,000円(税込)で、家族カード(ファミリーカード)も年会費3,300円(税込)で最大4枚まで発行できます。

ポイント還元率は国内で通常の1.5倍、海外で通常の2倍の還元率が設定されています(※1)(※2)。普段のお買物で効率的にポイントが貯まります。

また、コンシェルジュ・サービスやプライオリティ・パスの優待など、プラチナカードならではの特別な優待特典も付帯しているため、充実した特典やサービスを利用したい方におすすめです。

(※1)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
(※2)SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)に登録している場合は、永久不滅ポイント優遇サービスの対象外になります。


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MileagePlusセゾンプラチナカード

業界最高水準のショッピングマイル還元率を誇る年会費55,000円(税込)のプラチナカードです。旅行が好きな方、出張に行くことが多い方におすすめのカードです。

MileagePlusセゾンプラチナカードでは、日々のお買物やネットショッピングなどで決済すると、ユナイテッド航空が展開するマイレージプラスプログラムのマイルがたまります。ポイント還元率は最大1.5%で、利用金額1,000円(税込)につき最大15マイルたまります(※)。

獲得したマイルの有効期限は無期限で、たまったマイルはANAなどスターアライアンス加盟航空会社の特典航空券に交換可能です。

なお、特典航空券の交換は国内線・国際線ともに片道から可能で、特典航空券には燃油サーチャージがかかりません。マイルが少し足りないときにはマイルの追加購入もできます。

付帯特典としても、旅行・出張の多い方にうれしい特典が充実しています。

(※)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。

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プラチナカードの限度額に関するよくある質問

以下では、プラチナカードの限度額に関するよくある質問を紹介します。

Q1 プラチナカードの限度額を上げることは可能?

クレジットカード会社によっては、限度額の増枠ができる場合があります。増枠申請後、審査に通過できればプラチナカードの限度額を上げることが可能です。

なお、セゾンカードの場合、継続的な増枠のほかに、一時的な増枠も可能です。セゾンカードを保有した際は、状況に合わせて増枠もご検討ください。

Q2 プラチナカードの限度額が勝手に下がることはある?

クレジットカード会社では、割賦販売法に基づいて、定期的に契約者本人の年収・利用状況などに応じた「支払可能見込額」の調査と「ショッピングご利用可能枠」の設定を行っています。

そのため、調査の結果によっては減枠となり、プラチナカードの限度額が下がる可能性があります。

Q3 プラチナカードの限度額を確認する方法は?

プラチナカードに限らず、一般的にクレジットカードの限度額は会員専用サイトやアプリで確認できることがほとんどです。

例えば、セゾンカードの限度額は会員専用サイト「Netアンサー」やクレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」、パーソナルアンサー(自動音声ガイダンス)で確認ができます。

まとめ

プラチナカードの限度額については、割賦販売法の定める上限額から大まかな目安を知ることができます。

年収が審査でどのように評価されるかは、明確に知ることができませんが、割賦販売法による上限額から、申込者ごとの大まかな限度額の目安を知ることができます。

なお、プラチナカードを選ぶなら、限度額に加えて年会費、付帯サービス、ポイント還元率なども確認しておきたい項目となります。ぜひプラチナカードを選ぶ際の参考にしてください。

ビジネス用なら、事業者向けの優待特典・付帯サービスが充実しているセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードがおすすめです。

プライベート用なら、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードやMileagePlusセゾンプラチナカードを保有してはいかがでしょうか。

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