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プラチナカードは年収いくらから持てる?審査項目や通過するためのポイントも解説

プラチナカードは年収いくらから持てる?審査項目や通過するためのポイントも解説

アメリカン・エキスプレス(R)・カードが、1984年に自社の顧客へ向けて発行を開始した「プラチナカード」ですが、現在ではさまざまなクレジットカード会社から発行されており、多くの方に愛用されています。

プラチナカードに興味のある方のなかには、ご自身の年収でプラチナカードを持てるのだろうか、プラチナカードにはどのような特長があるのだろうか、などの点が気になっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、プラチナカードの年収に関する基本的な内容、審査のポイントやカードの特長、おすすめのプラチナカードとその魅力を紹介します。

プラチナカードを持つための年収は公表されていない

プラチナカードはコンシェルジュ・サービスやプライオリティ・パスなど、特別な特典・優待サービスが受けられるカードです。クレジットカード会社のなかには、プラチナカードを最高ランクに位置づけているところも多数あります。

そのため、プラチナカードでは、一般カードやゴールドカードよりも高い年収を求められるのが一般的です。

ただし、プラチナカードに対する年収の基準はクレジットカード会社やカードの種類によって異なる上、公表されてはいません。

これはプラチナカードに限ったことではなく、すべてのクレジットカードに共通する点です。

年収以外に確認されるプラチナカードの審査項目

年収はプラチナカードの審査項目のひとつですが、年収で審査の通過が決まるわけではありません。プラチナカードの審査では、申込時の情報を基に総合的に判断します。

プラチナカードの審査内容は公開されていませんが、一般的には以下の項目が確認されます。

● 申込者本人の属性情報
● 信用情報

それぞれを詳しく解説します。

申込者本人の属性情報

属性情報とは、クレジットカードを申し込む際の属性を示す情報です。

属性情報には以下のような項目があります。

● 勤続年数
● 勤務形態
● 勤務先
● 勤務先の企業規模
● 役職
● 年収
● 配偶者の有無
● 住居形態
● 居住年数

属性情報には年収も含まれており、申込者本人の支払い能力を確認するための重要な情報となります。

また、属性情報に誤りがないかを確認するために、審査の一環として勤務先に連絡し、在籍していることを確認する場合もあります。

信用情報

信用情報とは、クレジットカードやローン契約の申し込み、利用実績、返済状況、利用件数など、個人の経済的信用に関する情報のことで、クレジットヒストリー(クレヒス)とも呼ばれます。

クレジットカードの審査では信用情報機関に照会が行われ、申込者の信用情報を確認します。

長期の支払い遅延や滞納がある場合は、異動情報として信用情報機関に登録され、審査に通過することが難しくなります。

プラチナカードの審査を通過するためには?

プラチナカードの具体的な審査基準は公開されていませんが、入会資格や申込条件は公開されています。例えば、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの入会資格は以下のとおりです。

● 「安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く)」

プラチナカードの入会資格では、上記のように「安定した収入」や「社会的信用」に関する記述がなされている場合があります。そのため、プラチナカードの審査では、2つの項目をどのように示すかがポイントです。

以下では、安定した収入や社会的信用を示す場合のポイントを3つの観点から解説します。

ご自身の属性情報を見直す

プラチナカードを申し込む場合は、ご自身の属性情報を見直すことが大切です。

例えば、勤続年数1年の方よりも勤続年数10年の方のほうが、今後も安定した収入を見込みやすくなります。また、勤務形態がアルバイトの方よりも、正社員の方のほうが継続的な収入が期待できます。

正社員で一定の勤続年数や年収がある場合は、今の属性でプラチナカードを申し込むのも良いでしょう。

一方、新社会人で勤続年数や年収が少ない場合は、安定した収入や社会的信用を示しやすい属性になるまで待つ方法も選択肢となるでしょう。

一般カードやゴールドカードで利用実績を積む

持ちたいプラチナカードが決まっている場合は、同じクレジットカード会社の一般カードやゴールドカードで利用実績を積む方法がおすすめです。

一般カードやゴールドカードを継続的に利用して、年間のカード利用額が一定以上あり、利用分の支払いも問題なく行われていれば、クレジットカード会社から「優良顧客」と見なされる場合があるからです。

ガス代や電気代などの公共料金、家賃、日常のお買物などで一般カードやゴールドカードを利用すれば、効率的に利用実績を積めます。

インビテーション(招待)を行うクレジットカード会社の場合、利用実績を積むことでクレジットカード会社からアップグレードの招待がくるケースもあります。

良好なクレジットヒストリーを築く

プラチナカードの審査に通過するためには、良好なクレジットヒストリーを築くことも大切です。
毎月のカード支払い日にしっかりと支払いを行い、良好なクレジットヒストリーを築くことで、プラチナカードの審査で有利に働く可能性があります。

一方、「支払いの延滞が多い」「長期間の延滞がある」場合は、クレジットヒストリーの状態が悪化します。クレジットヒストリーの状態が悪いと、一定以上の年収や勤続年数があっても、プラチナカードの審査を通過できない場合もあるため注意しましょう。

プラチナカードの特長

プラチナカードの特徴

それでは、プラチナカードは一般カードやゴールドカードと比較してどのような特長を持っているのでしょうか。年会費や特典、インビテーションなどの面からプラチナカードの特長を紹介します。

年会費は数万円以上となる

プラチナカードの特長のひとつに、一般カードやゴールドカードと比べ年会費が高い点が挙げられます。年会費はクレジットカード会社ごとに異なる金額が設定されていますが、数万円以上となる場合も少なくありません。

年会費が高額となる理由は、プラチナカードに質の高い特典や優待サービスが付帯しているためです。特典・優待サービスの充実度には目を見張るものがあり、年会費以上の価値を有していると考えられます。

なお、プラチナカードを所有していることは、支払い能力があり一定の社会的地位があると見なされることが多く、相手に安心感を与える側面も持っています。

特にクレジットカード払いが主流の海外では、ホテルやレンタカーを利用するときなどさまざまな場面で役立ちます。

豊富な特典や優待サービスが付帯する

プラチナカードの魅力は、豊富な特典や優待サービスです。ここでは、主な特典や優待サービスをピックアップして紹介します。

● 手厚い国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険
● コンシェルジュ・サービス
● プライオリティ・パス
● グルメ・トラベル・レジャーなどの優待
● ポイント優遇

プラチナカードに付帯する国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険は、補償額や補償範囲、補償内容などさまざまな面で手厚くなっています。ケガや病気の治療費だけでなく、携行品の紛失や航空機遅延まで補償するカードが多い点は、プラチナカードの大きなメリットです。

また、多くのプラチナカードにはコンシェルジュ・サービスが付帯します。レストランやホテルの予約、演劇やコンサートのチケット手配のみならず、個人的なオーダーにも対応するコンシェルジュ・サービスは、プラチナカードならではのサービスです。

そのほか、世界1,600ヵ所以上の空港ラウンジが利用可能な「プライオリティ・パス」、一流ホテルやレストランも含む多彩なジャンルの優待、ポイント優遇など、充実した特典・優待サービスを利用できるものが多くあります。

インビテーションが必要なカードがある

プラチナカードの選択で注意したい点は、インビテーションが必要なカードがあることです。

インビテーションとはクレジットカード会社から届く招待状です。インビテーション制のプラチナカードでは、インビテーションがないと入会審査以前にカードの申し込みさえできないため、ご注意ください。

しかしながら、近年はインビテーション不要のプラチナカードが増えています。

例えば、後述するセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードはインビテーション不要のプラチナカードです。

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プラチナカードの選び方

プラチナカードといっても、さまざまなクレジットカード会社が発行しており、種類は豊富にあります。そのため、なかにはプラチナカードの選び方に悩んでしまう方もいるかもしれません。

ここからは、プラチナカードの選び方を紹介します。

カードのステータス性

プラチナカードは、一般カードやゴールドカードに比べてステータス性の高さが魅力のひとつです。

ただし、プラチナカードのステータス性に魅力を感じるかは、個人のライフスタイルや価値観によって異なります。

例えば、ビジネスにおける会食の際、代金を支払う時にプラチナカードを提示する機会があれば、取引先や顧客に対して、信用力や経済的な余裕を間接的に示すことにつながるかもしれません。

また、定期的に海外旅行、海外出張に出かける方や、高級レストランや高額な商品を購入する機会の多い方にとって、大きなメリットをもたらす可能性があります。

プラチナカードの申し込みを検討する際は、そのカードのステータス性に魅力を感じられるかどうか、判断材料のひとつとして考えてみても良いでしょう。

年会費と付帯する特典・優待サービスのバランス

プラチナカードの年会費や付帯する特典・優待サービスは、カードによって異なります。

一般的に、プラチナカードの年会費が高額になるほど付帯する特典・優待サービスが充実しますが、特典・優待サービスは利用しなければ意味がなく、高額な年会費が無駄になってしまいます。

そのため、プラチナカードを選ぶときは、年会費と特典・優待サービスのバランスを考慮して選ぶことが大切です。

例えば、高額な年会費を支払ってでも充実した特典・優待サービスを利用したい方は、特典・優待サービスを重視してプラチナカードを選ぶと良いでしょう。

一方、プラチナカードを保有すること自体に魅力を感じる方であれば、比較的年会費が安いプラチナカードを選ぶのも良いかもしれません。

人によって価値観は異なるため、ご自身が保有して後悔しないプラチナカードを選んでください。

おすすめのプラチナカードのご紹介

ここからは、クレディセゾンのプラチナカードを例にプラチナカードの魅力を紹介します。

それぞれ異なる魅力を持ったプラチナカードです。すべてインビテーション不要となっているため、各公式サイトから申し込みできます。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、年会費22,000円(税込)のプラチナカードです。

入会資格は「安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く)」であり、コンシェルジュ・サービスやプライオリティ・パスなどの充実した特典・優待サービスが特長です。

また、国内・海外でのショッピング利用で永久不滅ポイントの優遇を受けられたり、厳選されたレストランのコース料金が、2名以上の利用で1名分無料になったりと、日常生活を豊かにする優待も付帯しています。

プラチナカードならではの特別な特典・優待サービスを利用したい方におすすめです。

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セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、年会費初年度無料、2年目以降は22,000円(税込)のプラチナカードです。

入会資格は「個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生、未成年を除く)」です。

プラチナカードならではの充実したサービス・優待特典が利用できるだけでなく、ビジネスシーンで利用できる多彩な特典・優待サービスが付帯します。

また、JALのマイルがたまる「SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)」に登録して、マイルをためることも可能です。JALのマイルの還元率は最大1.125%となるため、出張などで航空機の利用が多い方におすすめです。

>>詳細はこちら

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MileagePlusセゾンプラチナカード

MileagePlusセゾンプラチナカードは、年会費55,000円(税込)のプラチナカードです。国際ブランドはVisaとAmerican Expressから選択できます。

入会資格は「安定した収入のある方、電話連絡可能な方、マイレージプラスに登録している方」であり、高いマイル還元率(※1)が特長です。

コンシェルジュ・サービスや全国のプレミアムホテルを優待料金で利用できる「プレミアムホテルプリビレッジ(※2)」など、プラチナカードならではの充実した特典・優待サービスも付帯しています。

>>詳細はこちら

(※1)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
(※2)American Express限定のサービスです。

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プラチナカードのよくある質問

以下では、プラチナカードに関するよくある質問を紹介します。

Q1 プラチナカードは年収いくらから持てる?

プラチナカードを持つための年収の基準は公開されていないため、一概にいえませんが、プラチナカードは一般カード、ゴールドカードより特典・優待サービスが充実しているため、その分審査基準は厳しくなる傾向があります。

Q2 プラチナカードを持つにはどうすれば良い?

プラチナカードの多くは、カードの申し込みフォームから手続きができます。

ただし、一部のプラチナカードは、インビテーションが必要な場合もあるため、詳細は公式サイトで確認しましょう。

なお、クレディセゾンのプラチナカードは、インビテーションが必要なく、入会資格を満たしていれば、申し込みできます。

Q3 プラチナカードの審査で確認されることは?

プラチナカードの審査内容は公開されていませんが、一般的には年収のほかに勤務先や勤続年数、家族構成などの申込者本人の属性情報、信用情報が確認されます。

まとめ

プラチナカードは、質の高い特典・優待サービスが魅力のクレジットカードです。プラチナカードの年収基準は公表されていません。

年収は複数ある審査項目のひとつであるため、安定した継続収入があり、信用情報に問題がなければカード取得の可能性は十分にあります。申し込む際は、ご自身の属性情報やクレジットヒストリーに問題がないか、見直してみましょう。

プラチナカードの年会費は数万円を超える場合が多く、これは手厚い旅行傷害保険やコンシェルジュ・サービスなど、充実した特典・優待サービスが付帯するためです。

クレディセゾンでは、コンシェルジュ・サービスやセゾンプレミアムセレクション byクラブ・コンシェルジュなどの魅力的な特典・優待サービスが付帯するプラチナカードをご用意しています。この機会にぜひ利用をご検討ください。

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