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クレジットカードは一年以内に解約しても問題ない?注意点や確認事項もあわせて解説
クレジットカードを解約する理由は人によってさまざまです。なかには、「入会特典やキャンペーンのために発行したけど、あまり利用しないから解約したい」という方もいるのではないでしょうか。
クレジットカードには解約がNGとなる期間がないため、発行後、一年以内に解約することは可能です。
ただし、いくつかの注意点があるため、しっかりと把握したうえで解約の検討をしましょう。
本記事では、クレジットカードの発行後、一年以内に解約しても問題ないのかを解説するほか、解約時の確認事項も紹介します。
Contents
記事のもくじ
クレジットカードは一年以内に解約しても問題はない
クレジットカードは一年以内に解約しても良いのか、不安に感じている方もいるかもしれません。
結論を先にいうと、クレジットカードの発行後、一年以内に解約すること自体は可能です。
ただし、クレジットカードの発行後に短期間で解約すると、入会特典が受け取れなかったり、今後のカード発行の審査に影響したりする可能性があります。
以下では、クレジットカードの発行後、短期間で解約するリスクを紹介します。
入会特典が受け取れない可能性がある
入会特典を目的にクレジットカードを発行した場合、解約時期にもよりますが、入会特典が受け取れない可能性があります。
例えば、以下のケースでは入会特典を受け取れない可能性が高いでしょう。
● 発行後、一度も使わずに解約する
● 発行後、1、2ヵ月で解約する
クレジットカードには、新規で入会した方を対象に豪華な入会特典が用意されていることがあります。ただし、特典を受け取る条件として「初回のカード利用」や「一定額以上のカード利用」などが設定されている場合があります。
クレジットカード会社としても、ある程度の期間はクレジットカードを利用してもらうことを想定しているため、こうした条件を設けています。
また、入会特典を貰っていない場合は、条件を満たすまで利用した方が良いです。入会特典を目当てに入会と退会を繰り返すのは控えるべきですが、入会特典を貰うまで継続して使うことは悪いことではありません。
クレジットカードの審査に影響する可能性がある
6ヵ月以内に短期解約を繰り返すと、新たにクレジットカードがつくりにくくなる可能性があります。
クレジットカードの契約日、契約終了日などの情報は、本人情報や支払い状況などとともに、信用情報機関に記録されています。
クレジットカードの入会審査では信用情報機関に照会して、こうした情報の確認が行われますが、このときに短期解約を繰り返していることが確認されると、審査に通過できない可能性があります。
契約や解約に関する情報は信用情報機関に一定期間は必ず記録が残るので、短期解約を繰り返すのは避けましょう。
クレジットカードを解約する前に確認すること
事前確認せずにクレジットカードを解約してしまうと、ポイントが失効してしまうといったデメリットが生じる可能性があります。
クレジットカードの解約前に確認すべきこととしては、以下の4点が挙げられます。それぞれを確認しましょう。
● クレジットカードのポイントが残っていないか
● 公共料金の引き落とし先に設定していないか
● 自分が使う割引特典やサービスがないか
● 年会費の請求月はいつか
クレジットカードのポイントが残っていないか
クレジットカードによっては、解約と同時にポイントが失効する場合があります。そのため、クレジットカードを解約するときはポイント残高を確認し、利用できるポイントを消費してから解約しましょう。
貯めたポイントは、日用品・グルメなどのアイテムやギフト券との交換、他社ポイントとの交換、ショッピング利用分への充当など、さまざまな使い道が用意されているため、有効活用しましょう。
公共料金の引き落とし先に設定していないか
解約予定のクレジットカードを公共料金の引き落とし先に設定している場合には、解約前に「口座振替に切り替える」「別のクレジットカードに変更する」などの手続きを済ませましょう。
支払いの変更が済んでいない場合、料金が未払いになってしまったり、解約後にクレジットカード会社から請求が届いたりする可能性があります。
公共料金以外にも、電話料金、インターネット料金、サブスクリプションサービスなどもカード解約前に支払い方法の変更が必要になるため、確認しておきましょう。
自分が使う割引特典やサービスがないか
解約予定のクレジットカードの特典は改めて確認してください。
割引や特典を見直してみることで、普段利用するお店で使える割引や優待特典などが見つかるかもしれません。
また、クレジットカードによっては、旅行向けの特典や旅行保険が手厚い場合もあるので、旅行や出張に行く機会の多い方は、見直してみると良いでしょう。
ETCカードや家族カードは利用しないか
クレジットカードを解約した場合、ETCカードや家族カードのような本カードに付帯するカードも解約になります。そのため、クレジットカードの解約前は、付帯するカードが必要ないか確認することが大切です。
ETCカードを持っている場合は、直近で高速道路を利用しないか考えてみましょう。
また、配偶者やこどもが家族カードを利用している場合は、家族カードを利用している本人に使えなくなる旨を伝えて、問題ないか確認しましょう。
年会費の請求月はいつか
年会費が必要なクレジットカードを保有している場合、年会費の請求月を解約前に確認しましょう。年会費の支払いを避けたい場合は、年会費が発生する前に解約する必要があります。
また、すでに年会費が発生しているのであれば、次の更新までは利用を続けたほうがお得な場合もあります。更新前であれば追加で年会費が発生することはないので、更新月を過ぎないように解約しましょう。
クレジットカードを解約する方法
クレジットカードの解約は電話窓口から可能です。電話窓口の連絡先は、クレジットカードの裏面や、各クレジットカード会社のウェブサイトなどで確認できます。
なお、店頭窓口で解約を受け付けているクレジットカードもあります。
解約後のクレジットカードについては、万一の不正利用を防ぐために、ハサミで切るか、シュレッダーにかけて捨てるようにしましょう。
ハサミで切る際は、数ヵ所切っただけでは接着剤で復元できてしまう可能性があるので、できるだけ細かく刻むように注意してください。
継続的な利用が見込めるクレジットカードならセゾンカードがおすすめ!
クレジットカードを発行する場合は、入会キャンペーンだけでなく、自分自身にとってお得に使えるカードか、継続的な利用ができるかを判断しましょう。
継続的に利用しやすいクレジットカードを選ぶときは、以下の点を考慮することがおすすめです。
● 年会費無料
● ポイントの使いやすさ
● 付帯特典
クレジットカードは、自分のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。日常的にお買物する店舗での割引や優待特典、ポイントの還元率や有効期限の有無などを考慮すると、利便性を実感できるでしょう。
例えばセゾンカードは、カード利用金額に応じてポイントに有効期限がない「永久不滅ポイント」が貯まるため、期限を気にせずに、ポイントを貯めたり使ったりすることが可能です。
貯めたポイントはギフトカードやお気に入りの商品に使うことができます。そのほかにも、さまざまなポイントの使い道をご用意しているため、カードを保有した際は、ぜひご活用ください。
また、セゾンカードには年会費無料で、お申し込み開始から最短5分でクレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」上に発行されるデジタルカードがあります。
デジタルカードなら、カード発行のために手間が少ないのはもちろん、カードの管理もスマホだけで完結します。アプリ内発行のため、お財布もかさばりません。
以下では、セゾンカードのおすすめのデジタルカードを2種類ご紹介します。
SAISON CARD Digital(セゾンカードデジタル)
お申し込み開始から最短5分で発行できるデジタルカードです。後日にナンバーレスのプラスチックカードも発行されます。年会費は無料で、気軽に利用できることがうれしいポイントです。
カード番号の確認、カードの管理は「セゾンPortal」から可能です。セゾンPortalからは、気分に合わせてデジタルカードの券面デザインの着せ替えもできます。
入金手続きまで最短数十秒で完了するオンラインキャッシングにも対応しているので、急な出費の際もSAISON CARD Digitalを発行しておけば振込融資が受けられます。
追加カードとしてETCカードを年会費無料で発行することも可能です。電子マネーはiDとQUICPay™(クイックペイ)に対応しています。
>>詳細はこちら
セゾンカードインターナショナルデジタル
お申し込み開始から最短5分で発行できるデジタルカードです。アプリ上にカード番号が発行され、スマホ決済やネットショッピングなどですぐに利用できます。
後日、カード券面にカード番号やセキュリティコードなどの記載がいっさいない、「完全ナンバーレス」のプラスチックカードが自宅に届き、通常のクレジットカードとして利用できます。
スマホ決済やネットショッピング以外の通常のショッピングができるため、デジタルカードとしても、通常のクレジットカードとしても、使い勝手が良いです。
年会費は無料で国際ブランドはVisa、Mastercard(R)、JCBから選択可能です。
>>詳細はこちら
解約に関するよくある質問
クレジットカードの解約に関するよくある質問を紹介します。
Q1.解約後の利用残高はどうなるの?
解約後の利用残高の扱いは、クレジットカード会社によって異なります。セゾンカードでは利用残高が残っている場合、解約後も引き続き今まで通りの支払日に引き落としとなります。
なお、クレジットカード会社によっては、残高を一括で請求されることもあります。リボ払いや分割払いは利用残高が残りやすくなるため、解約前に確認しておくことがおすすめです。
Q2.解約後に年会費は返金してもらえる?
クレジットカードは、すでに支払っている年会費の返金には対応していません。年会費が気になる方は、年会費無料のクレジットカードがおすすめです。
年会費無料のクレジットカードであれば、年会費を気にすることなく継続して保有でき、解約時も年会費の請求日を気にする必要がありません。
Q3.解約を避けたほうが良い時期は?
クレジットカードの発行後すぐに解約することは、基本的におすすめできません。また、以下のタイミングも解約を避けたほうが良いでしょう。
● 年会費を支払った直後
● キャンペーン特典を受け取る前
年会費の返金に対応しているクレジットカードはないため、年会費を支払ったあとは、次回の年会費が発生する前まで利用することがおすすめです。
そのほか、キャンペーンは適用されてから特典を受け取るまで期間が空くケースがあります。特典を受け取る前に解約してしまうと、適用条件を満たしていても特典を受け取ることができないため、解約は避けたほうが良いでしょう。
まとめ
クレジットカードは、発行してから一年以内に解約することができます。
しかし、短期間で解約してしまうと、入会特典が受け取れなかったり、今後のクレジットカードの審査に影響したりする可能性があります。
また、解約する際は、ポイントの有無や引き落とし先の設定、年会費の請求月など、いくつかの確認事項があるため、解約後に後悔しないように、しっかりと確認しておきましょう。
なお、年会費無料のクレジットカードであれば、維持費を気にすることなく保有できるためおすすめです。
「SAISON CARD Digital(セゾンカードデジタル)」と「セゾンカードインターナショナルデジタル」は、どちらも年会費無料で保有できます。
クレジットカードの発行を考えている方は、この機会にぜひセゾンのデジタルカードをご検討ください。
(※)「QUICPay」「QUICPay+」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。