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クレジットカードのサインレス決済とは?仕組みや注意点、暗証番号がいらない場合を解説
クレジットカードのサインレス決済とは、カード利用者と店舗が便利に決済を完了できる決済の仕組みです。サインや暗証番号の入力なしで、快適に決済できるのが魅力的な決済方法ですが、デメリットもあります。
そこで、クレジットカードのサインレス決済の詳細や注意点、利用するのにおすすめのクレジットカードなどを紹介していきます。
Contents
記事のもくじ
サインレス決済ができるおすすめのクレジットカード
クレジットカードのサインレス決済とは?
はじめに、クレジットカードのサインレス決済について、詳しく解説していきます。
クレジットカードのサインレス決済とは、本人確認のためのサインをせずにカード決済が完了する支払い方法です。サインレス決済が利用できない場合は、暗証番号を入力するか、サインをして決済が完了します。
サインレス決済は、できるだけ購入者を待たせないための手段のひとつで、単純にサインの手間を減らせるので、メリットばかりを感じてしまいがちです。しかし、実はデメリットも存在します。
きちんと対応すれば、デメリットをカバーして、安全かつ便利に利用できるのがサインレス決済です。
そこで、サインレス決済のメリットとデメリットについて、詳しく解説していきましょう。
サインレス決済のメリット
サインレス決済のメリットは、なんといってもお会計時にかかる手間を省くことができることです。暗証番号の入力やサインをするのは面倒な作業ですし、混み合っているレジなどでサインを求められると、ときにはストレスを感じることもあるでしょう。
しかし、クレジットカードのサインレス決済であればそのストレスもありません。
また、専用端末にかざして決済する非接触型(コンタクトレス)決済もサインレス決済に該当します。
サインレス決済のデメリット
サインレス決済のデメリットは、セキュリティ面にあります。
そもそもサインをするのは、決済時にクレジットカード裏面のサインと比較して、たしかにクレジットカードの所有者が決済したという確認をするためです。暗証番号の入力も、同様の役割を持っています。
つまり、サインや暗証番号の入力を求めることで、クレジットカードの所有者でない者が、不正にカードを使おうとしていないかの確認をし、未然にカードの不正利用を防いでいるのです。したがって、サインなしでの決済は、セキュリティ性が少なからず落ちてしまいます。
ただし、サインレス決済において、セキュリティが全くない訳ではありません。
例えば、サインレス決済を利用して、一度に高額の利用をすることはできなくなっています。サインレス決済ができる条件を詳しく知ると安心につながるので、条件を詳しく説明していきます。
クレジットカードのサインレス決済ができる条件
サインレス決済ができる条件は、主に以下2つです。
● クレジットカード会社とサインレス決済の契約を締結している店舗
● 少額の決済
上記2つの条件をそれぞれ詳しく解説していきます。
クレジットカード会社とサインレスの契約を締結している店舗
サインレス決済ができるのは、事前にクレジットカード会社と専用の契約を締結している店舗に限られます。
具体的には、コンビニやスーパー、ドラッグストア、高速道路の料金所、ショッピングセンターの食料品売場など、スピーディな支払完了が求められる店舗や場所です。コンビニやスーパーといった日常生活でクレジットカードを使用する場面で、サインレス決済ができるケースは多いといえます。
少額の決済
サインレス決済ができるのは、少額の決済に限られます。サインレス決済のデメリットで紹介したとおり、不正利用の可能性が多少なりともあるので、セキュリティ面でのリスクを考慮し、基本的に少額決済のみの適応となっています。
また、サインレスとはいえカード裏面の署名欄にサインを記載していないとカード利用を断られることもあるため、きちんとサインをしておきましょう。
ちなみに、大多数のクレジットカードには、不正利用をされていないかをチェックする機能があり、不正利用されてしまった場合に補償がついている場合が多いです。
日々便利にクレジットカードを使いながらも、よりセキュリティ性を高めたい場合、カードの種類にこだわることをおすすめします。
サインレスになる支払い金額は店舗によって異なる
サインレス決済ができる金額の上限は、店舗によって異なります。具体的にいくらが上限か、以下でいくつかの店舗を例にご紹介します。
セブン-イレブンでは、クレジットカード払いは1回払いのみ選択でき、10,001円未満はサインが不要です。その他、ローソンでもクレジットカード払いは1回払いのみで、10,000円未満はサインまたは暗証番号の入力が不要となります。
ネットショッピングはサインレス決済だがセキュリティコードが必要になることが多い
ネットショッピングでのクレジットカード払いは、基本的にサインレス決済です。ただし「セキュリティコード」の入力が必要となる場合があります。セキュリティコードとは、カード裏面に記載された3桁の番号のことです※。
また、ショッピングサイトによっては、カード番号に加え、事前に登録したIDとパスワードを入力する「3Dセキュア」を導入しているサイトもあります。
※アメリカン・エキスプレスの場合は4桁でカード表面に記載があるなど、一部例外もあります。
電子マネーはサインレス決済になる
クレジットカード払いのサインレス決済が条件付きである一方、電子マネーでの支払いは基本的にサインや暗証番号が不要です。QRコード決済や非接触型決済も同様となります。
しかし、多くの電子マネーは事前に入金(チャージ)が必要なプリペイド型であるため、チャージの手間がかかります。また、チャージ金額の上限が設定されており、一定の金額以上の支払いができなくなっています。
その点、クレジットカードであれば、電子マネーへのチャージも簡単にできる場合が多く、高額商品の支払いもできます。
クレジットカードのサインレス決済をする際の注意点
サインレス決済をする際の注意すべき点が2つあります。
● サインレス決済は一回払いになる
● クレジットカードの利用明細書の確認が必要
上記2点の注意点をそれぞれ詳しく解説していきます。
サインレス決済は一回払いになる
サインレス決済をする場合は、一回払いの扱いになります。分割やリボ払いを利用する場合にはサインや暗証番号の入力が必要になります。
クレジットカードの利用明細書を確認が必要
サインレス決済を活用する場合は、利用明細書を定期的に確認するのが重要です。
クレジットカードを不正利用されていないかのチェックができ、使いすぎていないかも確認できるからです。
クレジットカード会社によっては、いつでもどこでもWebから利用明細が確認できるサービスがあるので、ぜひチェックしてみてください。
サインレス決済におすすめのクレジットカード
クレジットカードのサインレス決済はセゾンカードがおすすめです。なかでも、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalは、お申し込み開始から、最短5分でサインレス決済に利用でき、便利です。以下ではおすすめなセゾンカードをご紹介します。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital
すぐに使えるスピード感と高いポイント還元率が魅力のクレジットカードです。年会費は初年度無料で2年目以降1,100円(税込)、年1回以上のカード利用で翌年度も無料で利用できます。
カードの特長は、お申し込み開始から、最短5分でスマートフォンにデジタルカードのカード番号が発番されることです。
デジタルカードはアプリ「セゾンPortal」に発行され、カード番号・有効期限・セキュリティコード・カード名義など決済に必要な情報が確認できます。そして、オンラインショッピングや店舗でQUICPay™を利用したサインレス決済がすぐにできます。
後日、自宅へはナンバーレスカードが送付されます。カード券面にカード番号の記載がないため、シンプルで美しく、店頭でのカード利用時にカード番号を見られるリスクのないカードです。通常のIC付きクレジットカードと同様に利用できます。
また、QUICPay™の利用でいつでも最大2%相当※1の高いポイント還元率も魅力です。QUICPay™が使えるお店は全国133万ヵ所以上で、支払いは簡単便利なサインレス決済。コンビニ・スーパーやドラッグストアなど、さまざまな場所でお得に買物ができます。
その他、アメリカン・エキスプレスのカード会員だけの優待特典や情報をまとめた「アメリカン・エキスプレス・コネクト」を利用できるなど、特典も充実したカードです。
(※1)1ポイント=最大5円相当の商品と交換した場合となります。
(※1)適用には、諸条件があります。詳細はカードお申込みページをご確認ください。
まとめ
今回の記事では、サインレス決済の詳細や利用できる条件、注意点などを解説してきました。
サインレス決済は、スピーディでストレスの少ない決済手段です。セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalなら、お申し込み開始から最短5分でサインレス決済に利用できます。QUICPay™でのサインレス決済では最大2%相当の高い還元率となり、便利でお得な点が魅力です。
また、今回紹介したカードをはじめ、セゾンカードには「オンライン・プロテクション*」が付帯します。心当たりのないインターネット上での不正使用による損害は補償の対象となるため、安心してネットショッピングでのサインレス決済を楽しめます。
セゾンカードは、サインレス決済の便利さと安心を両立できるクレジットカードです。この機会に、ぜひセゾンカードの利用をご検討ください。
*補償を受けるには、以下条件があります。
・当社が実施する調査で不正利用による被害が確認できること
・当社に連絡した日を含めて61日前までさかのぼったご利用分