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Wワークとは?これからWワークを始めようと考えている方への完全ガイド
こちらの記事では、Wワークについてわかりやすく解説します。これからWワークを始めようと考えている方は、どのようにWワークを始めればいいか確認しておきましょう。確定申告や社会保険などあらかじめ確認すべき事項も、併せて紹介します。
働き方改革で注目されるWワーク
働き方改革の一環として、厚生労働省がWワークの普及や促進を図っている のはご存知でしょうか。働き方の変化が注目される昨今、Wワークを始める方が増えています。
Wワークとは定職をもちながら、夜間や休日に別の仕事をすることです。正社員としてIT企業で働きながら、休日にクラウドソーシングを利用して別の仕事をしているといった例が挙げられます。
近年では、自身のスキルを活かして仕事を受注できるクラウドソーシングも登場し、Wワークに挑戦しやすい時代になりました。今後はWワークをする方が当たり前の社会になるかもしれません。
副業・兼業とWワークの違い
副業は本業のかたわらにする仕事のことです。
Wワークは副業・兼業にかかわらず、仕事を2つ持つことを指すのに対し、副業は仕事そのものを指します。
例えば、IT企業で働きながら、休日にクラウドソーシングでライターの仕事をしている方はWワークをしています。そして本業がIT企業勤務で、副業がライターということになります。混合しやすい言葉なので、違いをはっきりさせておきましょう。
ちなみに、兼業とWワークの違いはほぼありません。同じ意味を持つ用語なので、「兼業」と聞いた際はWワークのことだと思って良いでしょう。
パラレルキャリアとWワークの違い
パラレルキャリアとは、本業を持ちながら第2のキャリアを築くことを指します。
Wワークは仕事を指す一方、パラレルキャリアはボランティア活動などの無償活動も含まれるのがWワークとの大きな違いです。
例えば、事務職を本業にしつつもミュージシャンとして活動している方、サラリーマンとして勤務しつつ趣味で描いた漫画を出版している方など、収益の有無にかかわらず第2のキャリアを持っている方は「パラレルキャリアを築いている」といえます。
どういったキャリアを築くのかは人それぞれですが、スキルアップや自身の好きな分野での実績獲得などを目的に取り組む方が多いようです。
Wワークに向いている仕事
Wワークでは本業とは違う仕事に挑戦できますが、向いている仕事とそうでない仕事があります。Wワークに向いている仕事には、以下のような例があります。
● オフィスワーク(クラウドソーシングなどを利用する)
● シフト制の仕事(コールセンターなど)
● 単発の仕事(引っ越し作業員など)
● 短時間の仕事(新聞配達など)
いずれも拘束時間に融通がききやすい点がメリットです。Wワークをする場合、本業をおろそかにしてしまっては本末転倒です。そのため時間に融通がききやすい仕事を選んで、本業と副業のバランスをとるようにしましょう。
Wワークをするメリット
続いてはWワークをするメリットについて解説します。これからWワークをしようと検討している方は、メリット・デメリットを両方把握する必要があります。まずはメリットを把握して、Wワークをすべきなのか検討しましょう。
収入が増える
Wワークの大きなメリットとして挙げられるのが、収入の増加です。
例えば、土日や祝日に本業以外の仕事に取り組むと、その分だけ収入がアップします。複数の収入源があると、暮らしがより安定する点もWワークの魅力です。
子どもが産まれるなど本業以外の収入が必要という方であれば、収入が増えるWワークを検討する機会になるでしょう。
キャリアアップにつながる
本業とは違う仕事に就けるのも、Wワークの魅力です。Wワークのキャリアを活かせば、転職や独立など、自身のキャリアアップにも繋がるでしょう。
「やりたい仕事はあるが、いきなり転職するのは不安」。そんな方はまずWワークで挑戦してみるのも、有効な手段です。Wワークで働いて仕事ができそうであれば、転職活動をスタートしてみましょう。
また、Wワークを活用し希望する業種・業界での経験を積むことで、業界の方とも知り合うことができ、転職のチャンスを掴む可能性も高くなるでしょう。
視野が広がる
Wワークをして本業とは違う会社で働く経験をすると、自身の視野が広がります。自分がやりたかった仕事にWワークで挑戦することで、主体的なキャリア形成ができるようになるでしょう。
今後キャリアを形成していくうえで、さまざまな仕事を経験することはプラスに繋がります。Wワークをすることで視野を広げ、新たなキャリアの形成に挑戦してはいかがでしょうか。
Wワークをするデメリット
Wワークにはさまざまなメリットがある一方で、デメリットも存在しています。Wワークを検討している方は、デメリットも把握して対策しましょう。
スケジュールの管理が難しい
Wワークをすると時間に余裕がなくなる分、スケジュールの管理が難しくなります。
Wワークは、休日や空いた時間を使って取り組むのが一般的ですが、その分自由な時間が少なくなるため、友人との交流や趣味に使える時間も減っていきます。自由な時間をある程度確保したい方は、仕事に時間を費やしすぎないように意識しましょう。
ただし、仕事の時間を減らしすぎると、思ったように収入を得られないので注意してください。Wワークを始める際は、いくら収入が必要なのか、どのくらい働かなければならないのかを事前に確認するのがおすすめです。
本業に影響がでる可能性がある
Wワークに挑戦して労働時間が増えると、本業で集中力を欠いてしまうなど、本業に影響がでる可能性があります。実際にWワークをしてみて本業に影響がでるようであれば、働き方を見直してみましょう。
Wワークにはさまざまなメリットがありますが、本業に影響がでてしまっては本末転倒です。自分ができる範囲をしっかりと見極めたうえで、Wワークに挑戦することが大切です。
Wワークをするうえで知っておくべき知識
Wワークをするうえでは、確定申告・社会保険などあらかじめ知っておくべきことがあります。いきなりWワークを始めるのではなく、しっかりと知識をつけておきましょう。
税金が課せられ確定申告が必要となるケース
サラリーマンでも副業収入が年間20万円を超える場合、確定申告をしなければなりません。また副業収入が給与の場合は、収入が20万円以下でも確定申告が必要です。
確定申告をしないと正しい納税額にならず、罰則が生じることがあります。確定申告が必要なケースに当てはまる方は、確定申告についても勉強しておきましょう。
なお、年間の収入の合計が103万円を超えると、超えた部分の金額に対して所得税が課税されます。パート・アルバイトのWワークを行う学生や主婦の方は注意が必要です。
103万円を超えて課税された所得税は、確定申告の際に精算します。パート・アルバイトでも確定申告が必要となりますので、自身の年間収入額はしっかりと把握しておきましょう。
社会保険への加入要件について
厚生労働省では社会保険の適用要件は、以下のいずれかを満たす者と定義しています。
● 週所定労働時間等が通常の労働者の4分の3以上の者
● 週所定労働時間が20時間以上、月額賃金8.8万円以上等の要件を満たす者(従業員501人以上の企業、及び、従業員500人以下で労使合意を行った企業のみ)
本業・副業ともに要件を満たしている場合、両社で社会保険に加入しなければなりません。いずれかの会社に届出をして、保険料の支払いを按分してもらう必要があります。Wワークで適用要件を満たす場合、会社に社会保険の手続きを相談しておきましょう。
Wワークをしてよいか就業規則の確認が必要
Wワークをする前に、会社の就業規則は確認しておきましょう。労働時間以外の時間をどのように利用するかは、基本的に労働者の自由です。ただし本業に支障がでる、会社の秘密が漏洩する可能性があるようなケースでは、副業を制限・禁止されることがあります。
Wワークをする前に、会社とはしっかり話し合っておきましょう。
Wワークをするならビジネスカードの保有も検討しよう
実際にWワークをしてみると、さまざまな悩みがでてきます。例えば確定申告をしたことがないから不安、仕事とプライベートの支払いが混同しやすいといった悩みがあります。
こうした悩みを解決するおすすめの方法が、ビジネスカードです。仕事に関係する支払いはビジネスカードで決済すれば、支払いを混同せず確定申告のときも手続きが楽になります。
また決済時には利用額に応じてポイントが貯まるので、貯まったポイントで事務用品を購入するといった使い方もできます。
今回は、ビジネスカードのなかでもおすすめなカードとして、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」をご紹介します。
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」
セゾンカードには買物時の支払いやマイルへの変換が可能な「永久不滅ポイント」制度がありますが、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」は、事業で使う物品の購入でもポイントを獲得可能です。
国内ショッピングでは1,000円(税込)につき1ポイント、海外ショッピングでは1,000円(税込)につき2ポイントの永久不滅ポイント(1ポイント=最大5円相当)が付与されるので、海外輸入品の購入ならよりポイントを貯められます
(※)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
(※)1ポイント最大5円相当のアイテムと交換した場合となります。
ビジネス向け特典ももちろん充実しており、下記をはじめとしたさまざまな優待サービス・特典がWワークで活躍するでしょう。
● ビジネスアドバンテージ:レンタカー、宅配サービスなどの料金が割引される優待プログラム
● 旅行傷害保険:海外旅行中の事故について最高1億円まで、国内旅行中の事故について最高5,000万円まで補償
● 「プライオリティ・パス」無料登録:海外1,600ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」のプレステージ会員(通常年会費469米ドル)に無料登録可能
幅広いジャンルの特典が備わっており、プライベートやビジネスだけでなく、国内・海外問わず活躍の機会があるカードです。
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」のお得な特典と高いポイント還元率を活用し、日々の生活・仕事をより豊かなものにしてください。
まとめ
Wワークをするときには、あらかじめ調査をしたうえで挑戦することが大切です。Wワークをする目的は何なのか、Wワークでいくら稼ぎたいのか、Wワークをするうえで必要な知識は何か、といったことをあらかじめ調べておきましょう。
Wワークをするメリットはたくさんあるので、ビジネスカードのサポートを活用しながらご自身のキャリアを形成していきましょう。