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【初心者向けマルバツクイズ】クレジットカード決済×確定申告の注意点

個人事業主や経営者の方にとって、避けて通れない「確定申告」。仕事をする中で日々発生する経費を領収書で管理するのは、大変手間のかかる作業です。そんな経費管理をバックアップしてくれるのが、クレジットカードです。経費の支払いをクレジットカードでまとめると、経理がしやすくなり、また支払い額に応じてポイントも貯まるので一挙両得です。

今回は、初心者が迷いやすい「クレジットカードと経理、確定申告の関係」を、マルバツクイズ形式で、分かりやすく解説します。

クレジットカードと確定申告・マルバツクイズ

クイズ(1)店舗でもらうクレジットカードのレシートは領収書の代わりになる?

回答は〇です。
確定申告には経費の領収書が必要です。しかし店舗等でクレジットカードを使った場合、店舗等から発行されるのは領収書ではなく、レシートとなります。レシートは、消費税法上必要な以下の情報が記載されていれば領収書として通用します。

領収書に必要な情報

  1. その書類の作成者の氏名又は名称
  2. 課税資産の譲渡等を行った年月日
  3. 課税資産の譲渡等に係る資産又は役務の内容(当該課税資産の譲渡等が軽減対象資産の譲渡等に係るものである場合には、資産の内容及び軽減対象資産の譲渡等に係るものである旨)
  4. 税率の異なるごとに区分して合計した課税資産の譲渡等の対価の額
  5. その書類の交付を受ける者の氏名又は名称が記載されていること

注意点(1)「クレジットカード売上票」は領収書として認められない

店舗等でクレジットカードを使用すると、店舗からは通常、店舗が発行する「レシート」と、クレジットカード会社が発行する「クレジットカード売上票」の2枚が渡されます。

この場合、領収書として認められるケースがあるのは、レシートです。というのはレシートには上記の「領収書に必要な情報」が記載されている場合がありますが、クレジットカード売上票には、宛名や但し書きといった情報が記載されません。そのため、クレジットカード売上票で経費を計上すると、領収書として認められないので注意しましょう。

なお、クレジットカード決済でも領収書を出してくれる店舗もあります。不安な人は、領収書が出せるか店舗に聞いてみるのもいいでしょう。

注意点(2)ネットショッピング等の場合について

ネットショッピング等で物品を購入するような場合、通常はレシートが発行されません。そのため、領収書のPDF発行システムや、購入物に領収書を同梱してくれるサービスを利用しましょう。

なお、領収書のPDF発行に期限がある場合があります。期限切れで発行不能になる前に、可能であれば利用後すぐに領収書を発行するようにしましょう。

クイズ(2)クレジットカードのWeb明細書は確定申告に使える?

回答は△です。
Web明細は単体では確定申告に使えないですが、ご利用いただくことで確定申告時の準備がスムーズになります。
セゾンカードの利用明細は、Webまたは郵送で確認できます。それぞれの利用明細書には、何月何日、どこに、いくらの支払いをしたかという情報が一覧表で表示されます。ただ①のクイズ解説にも記した「領収書として通用する条件」を満たしていないため、領収書として扱うことはできず、そのままでは確定申告に使用できません。

ただWeb明細を活用すれば、最大15ヶ月分の利用明細をデータ(PDFファイル)で保存が可能です。自分の好きなタイミングに確定申告の準備を進められるので、忙しい個人事業主や経営者の方におすすめのサービスです。

Web明細のメリット

  • 明細書をPDFファイルで保存できる(ペーパーレス)
  • 紙の廃棄が不要だから他人に見られず、処分の手間も省ける
  • 郵送より早くスマートフォンやパソコンでどこでも確認可能

クイズ(3)Netアンサーに登録すればPDFダウンロードは不要?

回答は✕です。
万が一のためにWeb明細はダウンロードしておきましょう。将来万が一の事態として税務調査が入ったときは、数年前にさかのぼって領収書の有効性などを精査されます。Web明細は、領収書にはならないものの支払いの事実を証明する「証拠」となります。そのため、Web明細を表示期間が切れる前にPDFファイルをダウンロードして保存しておいた方が、後々の“自衛”につながるのです。

なお、セゾンカードのWeb明細では「確定済みのご利用明細の表示期間」は、過去15ヵ月分となっています(登録前のご利用明細や取引履歴の確認は、再発行した明細書の郵送が可能です)。

Netアンサーにログインのうえ、ご利用明細画面よりダウンロードください。

  • 2022年1月に行われた電子帳簿保存法改正に伴い、原本が電子データの書類の場合は、紙ではなく電子データでの保存が義務化されました。
  • 参考:電子帳簿保存法一問一答

クイズ(4)セゾンカードのWeb明細は特定の月だけに絞り込んで取得できる?

回答は◯です。
セゾンカードのWeb明細は、引き落とし月を絞り込んで取得でき、PDFで保存したり、紙にプリントアウトしたりすることができます。

支払いの項目を特定の月だけに絞り込むことで、経費の整理がしやすくなり、毎月の帳簿作成に役立ちます。もちろん、確定申告の作成にも便利です。

クイズ(5)セゾンカードのWeb明細は特定の内容の利用明細だけに絞り込んで取得できる?

回答は✕です。
セゾンカードのWeb明細は、残念ながら特定の内容の利用明細だけに絞り込んで取得することはできません。
ただし、発行されたご利用明細書は、PDFファイルまたはCSVファイルのデータに変換して保存することができます。このCSVファイルのデータを、エクセルなどの表計算ソフトや、会計ソフトに取り込めば、特定の利用明細だけに絞り込むことが可能になります。

仕事で使うクレジットカードは「ビジネスカード」が最適な理由

経費管理に便利なWeb明細のダウンロード機能は、普段使っている個人カードでも利用可能です。しかし個人カードで私費・社費を混在して利用していると、レシートを仕分けする手間が発生し、その仕分けだけでも経費の作業が煩雑になります。個人カードと事業用カードを分けて持てば、そんな心配も発生しません。

では、どんなカードが事業用カードとして適しているでしょうか。それは、ずばり「ビジネスカード」です。

仕事に便利な機能が豊富なビジネスカード

セゾンのビジネスカードには、以下のようなメリットがあります。ビジネスの可能性を広げ、また煩雑な経理の作業を軽減してくれます。

キャッシュフローにゆとりができる
カードの利用日から支払い日まで最大56日間の猶予がある
柔軟な資金繰りが可能
ご利用可能額の増額・一時増枠ができる
ビジネスとプライベートを区別できる
引き落とし口座を「法人」か「個人」で選べる
煩雑な経理作業の軽減
経費の現金支払いや精算の手間が削減できる
社員カードの作成
社員ごとの経費使用状況を的確に把握できる
永久不滅ポイントが貯まる
経費・税金のカード払いで、永久不滅ポイントが貯まる
確定申告の手続きが簡単になる
経費を一元管理することで領収書の管理が軽減され確定申告に役立つ

個人事業主・中小企業経営者には「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」がオススメ!

セゾンのプラチナカードの中でも、個人事業主または経営者の方に向けて設計されたカードが、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」です。

ビジネスに役立つ、充実した優待・特典の一部を紹介します。

コンシェルジュ
専任のスタッフが対応するコンシェルジュサービス。会食や出張予約など、多忙なビジネスオーナーを24時間365日サポート。
セゾンマイルクラブ
「SAISON MILE CLUB」へご登録いただくと、ショッピングのご利用で自動的にJALマイレージクラブのマイルが貯まり(1,000円ごとに10マイル)、さらに永久不滅ポイント(2,000円ごとに1ポイント)も貯まります。永久不滅ポイントはJALマイレージクラブのマイルへの交換も可能。
プライオリティ・パス
600以上の都市、148以上の国や地域で1,300ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの入会

資格と年会費

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの入会資格は、個人事業主または経営者の方(学生、未成年を除く)です。
年会費は22,000円(税込)ですが、現在、「新規ご入会キャンペーン」中につき、初年度年会費は無料となっています(期間:2022年3月31日(木)まで)
また、年間200万円以上のショッピングのご利用()で、次年度本会員年会費を11,000円(税込)に優遇いたします。

  • キャッシング、年会費などは対象外となります。
  • 「アメリカン・エキスプレス」は、アメリカン・エキスプレスの登録商標です。(株)クレディセゾンは、アメリカン・エキスプレスのライセンスに基づき使用しています。