「QOL」を意識して生活を豊かに！「QOL」を上げるおすすめグッズも紹介

まず最初に、「QOL」という言葉の意味を説明しましょう。
QOLは、「Quality of Life(クオリティ・オブ・ライフ)という英語の頭文字を取って、略した言葉です。日本語で意味を当てると、「生活の質(クオリティ)」や「人生の質(クオリティ)」という意味に相当します。

生活や人生の豊かさの指標となる概念、とでも説明すればいいでしょうか。
ここでの豊かさとは、所有物などの物質的なものだけでなく、生きがいや人生の目標など、精神的な面までが含まれます。心身ともに、健やかで豊かな人生になるすべての要素を含んでいます。

また人生の豊かさは、人によって基準がさまざまであることも特徴です。その特徴からQOLはさまざまな観点から評価される概念と言えるでしょう。

QOLは、もともとは医療や介護の現場で使われていた言葉でした。
病気になったり、加齢によって身体的な機能が衰えたとき、従来は、ただその治療をすれば良いという考えでした。しかし身体の治療だけでなく、当事者が置かれた状況のなかで心身ともに前向きに充実した生活を送ることにも重点を置いた考え方が持たれ、これを背景に現在では医療や介護の現場だけでなく、すべての人の豊かな人生の概念としてQOLという言葉が使われています。

QOLの概念は、1948年のWHO(世界保健機関)憲章における「健康とは、単に病気や病弱の状態ではないというだけでなく、肉体的、精神的および社会的にもすべて良好な状態である」という定義がルーツです。

上の項で説明したとおり、QOLは「心身ともに健康な状態を保ち、生活の質を上げる」という考え方です。
QOLの基準は人により異なりますが、一般的には、以下のような要素がQOLの指標となります。

ちなみに医療・介護の現場では、QOLの評価法のひとつとして「SF-36」という尺度が存在します。それには、以下の8つの健康概念を測定するために36問から構成されています。
この８つの概念がどれだけ満たされているかで、QOLの高さが数値化されます。

• 身体機能
• 日常役割機能(身体)
• 体の痛み
• 全体的健康感
• 活力
• 社会生活機能
• 日常役割機能(精神)
• 心の健康

では、具体的にはどのような生活を送れば、上記のような生活を維持することができるのでしょうか。あくまで一例ですが、具体例を示します。

(1)健康的で規則正しい生活を送る
QOLのすべてのベースは、心身ともに健やかな状態を保ことです。加齢による心身の衰えは致し方のないことですが、その中で年齢に応じた、健康的で規則正しい生活を送ることが大切です。適度な睡眠時間や栄養バランスの取れた食事習慣も大切です。
(2)趣味や生きがいを持つ
趣味や生きがいを持つことで、自分の世界が広がり、活気や目標のある生活を送ることができます。また趣味や生きがいがあると外出の機会が増え、運動にもつながります。
(3)適度な運動
加齢を重ねると、体の代謝機能が衰え、何も運動をしないと筋力がどんどん低下します。適度な運動をすることで筋力を維持しましょう。また外に出ること自体が、生活の刺激にもなります。
(4)過度なストレスを溜め込まない
過度なストレスを溜め込むことは、心身に目に見えぬ負荷がかかり、QOL低下の原因になります。適度にストレスを発散して晴れやかな毎日を送りましょう。
(5)部屋を片付ける
すっきりと片付いた部屋は過ごしやすく、精神的にも余裕を感じることができます。また掃除自体が、毎日の気分転換にもなります。

QOLが低下してしまう要因としては、上記のQOLに大切な要素が失われた状態を指します。

• 運動不足
• ストレス
• 生活習慣の乱れ
• 無趣味
• 他人との交流が少ない

前項で紹介したように、QOLの前提は、心身の健やかな生活です。
とはいえ実生活では、理想通りにいかないもの。

「子どもが小さくて手がかかる…」
「共働きで家事をする時間がたいへん…」
「奥さんの負担を軽くしてあげたい…」
そんな悩みをお持ちのご家庭も、少なくないのではないでしょうか。

そこで注目したいのが、毎日の暮らしに役立つ、ちょっとした手間やストレスになることを解消してくれる「便利アイテム」です。生活の質を高めてくれるスグレモノなので、アイテムも「ちょっと質が良いもの」をセレクトしてみました。こうしたアイテムを使うことによって、毎日の暮らしが少しずつ快適になれば、それだけ気分も良くなり、また忙しい毎日のなかでの家事の時短につながれば、自分に使う時間を増やすことにもつながります。それがひいては、暮らしを豊かにし、生活の質を高めることにもつながります。

(1)ロボット掃除機
散らかった部屋では、何事にもやる気が起きないものです。その意味で部屋を美しく保つことは、QOLの向上に欠かせないピースと言えるでしょう。
とはいえ忙しい毎日の中、部屋の掃除はどうしても怠りがちになるものです。そんなとき、導入を検討したいのがロボット掃除機です。
ロボット掃除機があれば、仕事中や外出中に、人間の代わりに自動的に掃除を済ませてくれます。そして疲れて帰宅しても、きれいな部屋が出迎えてくれます。忙しい人には非常にありがたいアイテムといえます。またロボット掃除機を使うために、床に物を置かない習慣が身に付くことで、整理整頓の足掛かりになるのではないでしょうか。

Ankerグループは「Empowering Smarter Lives」をスローガンに、モバイルライフ・パートナーブランド「Anker」、オーディオブランド「Soundcore」、スマートホームブランド「Eufy」を日本で展開するハードウェアメーカーです。ANKER EUFY ROBOVAC G10HYBRIDは2-in-1のハイブリッド設計で、吸引による掃除だけでなく、硬い床の水拭きが可能なモッピングモードを搭載しています。環境や目的に合わせてモードを使い分けることで、床をピカピカに保ちます。また、衝突防止機能・落下防止センサーが搭載されており、安全に動作します。本体の充電残量が少なくなると自動で充電ステーションへ戻り、充電完了後、掃除を停止したエリアから掃除を再開します。

(2)ドライヤー
女性にとって、髪のお手入れは美容面で非常に大切です。髪が美しいだけで自分の自信になり、ひいてはQOLの向上にもつながります。QOLを高めるためには、ただ「早く乾く」だけでなく、サロン帰りのような仕上がりになるような付加価値性の高い製品を選びたいものです。

(3)食洗機(食器洗い乾燥機)
料理や食事は楽しくても、シンクに洗い物が溜まっていると、その後の洗い物の手間を考えると、ゲンナリするものです。ましてや、毎日が忙しい共働きの家庭ならなおさら、食器洗いの負担は少しでも減らしたいものです。
そんなときに便利なのが、食洗機。食器洗いの手間と時間を大幅に短縮できます。乾燥機能付きならさらに便利で、洗浄後の食器の水拭きも必要ありません。特に冬場の食器洗いは手荒れの原因にもなります。食洗機があれば手荒れの悩みが解決するかもしれません。

(4)ドラム式洗濯乾燥機
小さなお子さんがいる家庭や、家族が多い家庭などは、洗濯の量が多くなります。また、共働きで昼に洗濯ができない家庭は、夜に洗濯すると洗濯物がなかなか乾かないという困った問題があります。そんなときに便利なのが、洗濯乾燥機です。乾燥機能があれば、天気に左右されずに快適な洗濯ができます。また、帰宅後の洗濯も思いのままです。

(5)コーヒーメーカー
暮らしの中で、ほっとひと息つく瞬間は気分転換にもなり大切です。今回おすすめしたいアイテムのなかでも、全自動のコーヒーメーカーの進化は目覚ましく、最たるものです。ミル付きのコーヒーメーカーは豆の引き立ての香りが楽しめ、非常におすすめです。おいしいコーヒーは、毎日の活力になり、QOLの向上にもつながります。