【2025年最新】全国のお花見スポットのおすすめを紹介!
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ニュースやワイドショーなどで桜の開花予想の情報を見聞きすると、春の訪れを感じますよね。東京都の桜の開花時期は3月下旬から4月上旬といわれていますが、2025年は例年よりやや早く、3月21日の開花が見込まれています。
この記事では、全国の桜の開花予想をお伝えするほか、各地にある桜の名所、おすすめのお花見スポットを紹介します。春のお出かけ先の参考にしてみてください。
【2025年】桜の開花時期予想

2025年は、東海以西で平年並、北陸や関東甲信では平年並〜早くなり、北日本では平年よりやや早い〜非常に早くなる予想です。
ウェザーニュースによると、全国の桜(ソメイヨシノ)の開花予想は以下のとおりです。

2025年桜の開花予想日
地域 | 桜の開花予想日 | 昨年比 |
---|---|---|
鹿児島 | 3月25日 | +1日 |
福岡 | 3月21日 | +2日 |
高知 | 3月21日 | 0日 |
広島 | 3月22日 | +1日 |
大阪 | 3月25日 | +3日 |
名古屋 | 3月24日 | +3日 |
金沢 | 4月1日 | +6日 |
新潟 | 4月5日 | +7日 |
東京 | 3月21日 | +3日 |
長野 | 4月6日 | +5日 |
仙台 | 4月4日 | +5日 |
秋田 | 4月13日 | +5日 |
青森 | 4月18日 | +8日 |
札幌 | 4月24日 | +6日 |
釧路 | 5月7日 | +2日 |
※2025年2月13日発表
参考:ウェザーニュース
桜の開花予想が九州エリアから順に北上する形で並べられるのは、開花が早い時期の順で並べられているためです。
また、開花の基準となる桜の標本木は、多くのエリアでソメイヨシノを対象としています。そのソメイヨシノが開花する気象条件には、「600度の法則」と「400度の法則」というものがあるのをご存じですか?
「600度の法則」とは、2月1日から毎日の最高気温を足して600度になる頃に開花するというもの。一方、「400度の法則」とは、2月1日から毎日の平均気温を足して400度になる頃に開花するというものです。
開花してからお出かけプランを立てていては、桜が散ってしまう可能性もあるので、お花見を予定している人や名所で桜を楽しみたいと考えている人は、早めに旅行計画を立てるのがおすすめです。
【エリア別】お花見スポットのおすすめ

ここからは、全国各地のおすすめのお花見スポットを紹介します。

九州
まずは、九州。九州エリアは、3/22~3/24頃に桜の開花が見込まれています。開花からおよそ10日頃に満開を迎えるため、お花見を楽しむなら、見頃を迎える3月下旬~4月上旬がおすすめです。
■霧島神宮
厳かな雰囲気で桜を楽しみたい人におすすめの霧島神宮。境内には、樹齢800年の御神木の杉があり、多くの観光客が参拝に訪れています。ソメイヨシノのほか、ヤエザクラ、シダレザクラなど約200本の桜が咲き乱れる景色は圧巻。拝殿を背景にしたシダレザクラなどは、写真に収めたくなる風景です。
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場所:鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
例年の見頃の時期:3月下旬~4月中旬

■一心行の大桜
南阿蘇のシンボル的な存在として大切にされている、樹齢400年の一本桜。周囲は菜の花に囲まれているため、シーズンには黄色い絨毯に薄紅色の桜が浮かび、幻想的な雰囲気が楽しめます。桜は、樹高14m、枝張り東西21.3m、南北26m、幹周り7.35mと立派な佇まい。
近くには、白川水源、あそ望の郷くぎの、阿蘇山などの名所もあるので、観光地めぐりに加えてみてはいかがでしょうか。
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場所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村中松3226-1
例年の見頃の時期:3月下旬~4月上旬

中国・四国
続いて、中国・四国エリアの桜の開花時期は、3/24~3/29頃、満開は3/30~4/5頃と予想されています。
■玉造温泉
玉造温泉街を流れる玉湯川の両岸約2kmにわたり、約400本の桜並木が続く島根県きっての名所のひとつ。川沿いに続くソメイヨシノが満開になると、うっとりするほどの美しさです。見頃に合わせて夜間のライトアップも実施されているため、温泉街と桜の幻想的な雰囲気を楽しめます。
宿やホテルによっては、温泉に浸かりながら桜を楽しめるお部屋もあるので、旅行の際にはチェックしてみてください。
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場所:島根県松江市玉湯町湯町1980‐5
例年の見頃の時期:3月下旬~4月上旬

■長門湯本温泉
長門湯本温泉は、山口県でもっとも古い約600年の歴史をもつといわれる温泉街です。温泉街を流れる音信川沿いには桜並木が広がるほか、大谷山荘や大寧寺などの周辺にも多くの桜が並び、シーズンには多くの観光客で賑わいます。
遊歩道から桜並木を眺めたり、川沿いに用意された足湯に浸かりながら桜を眺めたりと、さまざまな楽しみ方ができるのもうれしいポイント。周辺の宿泊施設や売店などでは、桜の時期にあわせて期間限定の甘味や軽食を販売していることもあるので、食べ歩きをしながら桜を愛でるのもおすすめです。
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場所:山口県長門市深川湯本
例年の見頃の時期:3月下旬〜4月上旬

関西
関西の桜の開花予想は、3/24~4/1頃といわれています。満開は4/1~4/8と予想されているので、お花見をたのしむなら4月上旬にお出かけするのがよいでしょう。
■醍醐寺
世界遺産に登録されている醍醐寺は、「日本のさくらの名所100選」にも選ばれています。豊臣秀吉が贅を尽くした花見を行った名所としても有名で、「花の醍醐」の名で親しまれています。
桜のシーズンには、かわづ桜をかわきりに、しだれ桜、ソメイヨシノ、山桜、八重ザクラなど、約700本の桜が花開き、約3週間の期間にわたってさまざまな桜を鑑賞できます。拝観時間は、9:00~17:00なので、早めに訪れましょう。
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場所:京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
例年の見頃の時期:3月下旬~4月上旬

■万博記念公園
こちらも「日本のさくらの名所100選」に選ばれている万博記念公園。カンヒザクラ、ヒガンザクラ、シダレザクラ、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、シダレザクラ、サトザクラといった、12品種約5,500本の桜が公園内の随所に見られます。
2025年3月20日~4月6日の期間中は、桜に関連したイベント「SAKURA EXPO」を開催予定のようです。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
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場所:大阪府吹田市千里万博記念公園
例年の見頃の時期:3月下旬~4月上旬

中部・北陸
中部・北陸エリアの開花予想は3/24~4/6、満開は4/2~4/10と予想されています。北陸エリアの方が寒い分、中部よりもやや遅めの開花・満開ですが、早めに旅行プランを練っていきましょう。
■伊東温泉
伊東エリアは温暖な気候のため、桜をはじめ、椿やツツジなどの花の名所が多いのが特徴。伊東温泉のある伊東大川沿いの松川遊歩道には、ソメイヨシノの桜並木がずらっと続き、温泉街の情緒と桜の風情ある景色が楽しめます。
川にせり出すかたちで花をつけるため、枝から舞い落ちた花びらが川面に浮かび、幻想的な雰囲気も味わえるでしょう。例年ライトアップや竹灯りが行われるので、温泉旅行とあわせて花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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場所:静岡県伊東市松原
例年の見頃の時期:3月下旬~4月上旬

■小諸城址 懐古園
「日本さくら名所100選」のほか、「日本100名城」にも選出されている小諸城 懐古園。江戸時代を彷彿とさせる大手門や石垣が楽しめるのはもちろん、県内有数の桜の名所としても親しまれています。
園内の桜は、ソメイヨシノのほか、シダレザクラやヒガンザクラ、小諸固有の小諸八重紅枝垂(コモロヤエベニシダレ)など、約500本、数種類の桜が順に咲き誇ります。また、本丸跡を囲む石垣の上からは、眼下に埋め尽くす桜を見ることもできます。
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場所:長野県小諸市丁311
例年の見頃の時期:4月上旬〜4月中旬

東京
東京都内にもさまざまな桜の名所があります。2025年の東京は、3/21開花、3/28満開が予想されているので、お出かけなら3月末頃がおすすめです。
■六義園
文京区にある六義園は、7年の歳月をかけて造られた江戸を代表する日本庭園のひとつ。国の特別名勝にも指定されています。六義園のシンボルとなっているのが、高さ約15m、幅約20mにもなるシダレザクラ。薄紅色の花が流れ落ちる滝のように咲き乱れる様子は見ものです。
昨年2024年3月16日〜3月24日の期間で、「春夜の六義園 夜間特別観賞」が開催され、シダレザクラのほか、中の島、吟花亭跡、水香江など各スポットもライトアップされるので、趣のあるお花見が楽しめました。
2025年の開催は未定ですが、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
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場所:東京都文京区本駒込6丁目16-3
例年の見頃の時期:3月下旬

■新宿御苑
新宿駅から徒歩約10分という都心にありながら、豊かな自然が広がる都会のオアシス的スポット。ピクニックを楽しむ人も多く、休日は家族連れなどでも賑います。春には約70品種約900本の桜が公園を彩り、都内屈指のお花見スポットとして人気です。
品種によって開花時期が異なるため、長い期間お花見を楽しめるのもうれしいポイント。ただし、園内へのアルコールの持ち込みは禁止されているので、注意しましょう。
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場所:東京都新宿区内藤町11
例年の見頃の時期:2月中旬~4月中旬

関東
東京以外の関東の開花予想は、3/21~3/28頃と見込まれています。満開は、3/28~4/6と予想されているので4月上旬を目処にお花見するのがよいでしょう。
■鬼怒川温泉
鬼怒川温泉の桜の名所といえば、「藤原護国神社・鬼怒川温泉神社」です。約50本のソメイヨシノが境内をピンクに染め上げる様子は、温泉街の名物のひとつになっています。
例年、4月上旬には「鬼怒川温泉春まつり」が鬼怒川温泉駅近くのさくら並木通りで開催されます。また、夜にはライトアップイベントも開催されます。温泉と神社の桜を楽しむだけでも風情あるお花見ができるはずです。
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場所:栃木県日光市鬼怒川温泉滝
例年の見頃の時期:4月上旬~中旬

■権現堂公園(幸手権現堂桜堤)
幸手市の権現堂公園にある、幸手権現堂桜堤という関東屈指の桜の名称。堤防に沿って約1,000本のソメイヨシノが1kmにわたって続きます。周囲には菜の花畑も広がり、毎年春には黄色とピンクのコントラストが楽しめるため人気です。
周辺には自然を遮るの建物も少ないため、桜と菜の花を一面にした写真撮影も可能。のんびりと春の散歩を楽しみながらお花見ができるスポットです。
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場所:埼玉県幸手市大字内国府間887番地3
例年の見頃の時期:3月下旬~4月上旬

北海道・東北
北海道・東北は、全国でも遅い時期に桜の開花を迎えるエリアです。2025年は、4/4~5/7頃に開花、4/8~5/10頃に満開が予想されています。北海道でも北部になるほど、開花も遅くなるので、今年の桜の見納めは、北海道・北陸エリアで締めくくるのもよいでしょう。
■弘前公園
弘前公園は、ソメイヨシノを中心に、シダレザクラやヤエザクラなど、約50種類約2,600本の桜が楽しめるスポットです。毎年開催されるさくらまつりには、海外からの観光客も多く、約200万人の人が訪れています。
2025年は4月18~5月5日に、「弘前さくらまつり2025」を開催予定。園内には、は約200の出店・露店・屋台も並ぶので、桜を見ながら美味しい弘前グルメを味わえます。ほかにも、中濠から桜を楽しめる期間限定の観光舟や、夜桜を楽しむライトアップなど見どころ満載のお祭りです。
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場所:青森県弘前市下白銀町
例年の見頃の時期:4月下旬〜5月上旬

■三春滝桜
樹齢1000年以上と推定されている、国指定天然記念物のベニシダレザクラです。日本三大桜にも数えられる滝桜で、見る角度によってさまざまな表情が楽しめます。樹高は約13.5m、枝張りは東西に約25m、南北に約20mに達する雄大な一本桜です。四方に伸びた枝から小さな薄紅色の花が流れ落ちるように咲く様子から、「滝桜」と呼ばれるようになったといわれています。
夜にはライトアップも行われるので、日中とはまた違った雰囲気も楽しめるでしょう。
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場所:福島県田村郡三春町大字滝字桜久保296
例年の見頃の時期:4月上旬〜中旬

まとめ

今回は、2025年の桜の開花予想と全国のおすすめお花見スポットを紹介しました。お出かけの予定は早めに計画を立てて、日本ならではのお花見を楽しみましょう。
ちなみに、今回紹介したおすすめのお花見スポットの半分以上に、星野リゾートの施設があります。星野リゾートの施設は全国に68施設あり、お花見を楽しめる特別なアクティビティを展開している施設も多数あります。セゾンカード会員であれば星野リゾートの宿泊をお得に楽しめる優待を利用できるので、こちらもぜひチェックしてみてください。
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