ゴールデンウィークにおすすめのビーチリゾート7選とアクティビティ
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ゴールデンウィークは、心地よい春の陽気が日本全国を包み込む、待ちに待った長期休暇です。今年のゴールデンウィークは、日本のビーチリゾートでいつもとは一味違う休暇を過ごしてみませんか?
海外旅行も魅力的ですが、為替の心配や長時間のフライト、そして時差ボケなどのストレスと隣り合わせとなる場合もあります。国内旅行ならそんな心配もありません。特に、日本のビーチリゾートは、透明度の高い美しい海、白い砂浜、豊かな自然と地域文化が織り成す楽園であり、最近では日本ならではの「おもてなし」の質の高さと併せて、世界でも羨望の眼差しを集めていることをご存じですか?
この記事では、ゴールデンウィークに訪れたい日本国内のビーチリゾートをヵ所紹介します。ぜひ今年のゴールデンウィークの旅行の参考にしてください。
ゴールデンウィークにビーチリゾートをおすすめする理由とは
ゴールデンウィークはどこに出かけても混雑することから、毎年どこに行こうか早めに考える方が多いのではないかと思います。2024年のゴールデンウィークは中日の4/30(火)・5/1(水)・5/2(木)を休むことができれば、4/27(土)~5/6(月・祝)までの10連休になります。10日間の大型連休にして普段は行くことが出来ない遠出の旅行をしてみるのもいいですし、費用を抑えたい方は前半と後半で過ごし方を変えるのも気分転換につながるよい過ごし方だと言えるでしょう。
待ちに待ったせっかくのゴールデンウィークは、日本のビーチリゾートに出かけてみませんか?
日本のビーチをおすすめしたい3つの理由
日本のビーチリゾートをゴールデンウィークの旅先におすすめしたい、その理由は3つあります。
おすすめ理由1:日本のGW時期は気温が安定していて過ごしやすい
ゴールデンウィークは、日本のビーチリゾートで遊ぶのに最適な季節です。この時期は台風がやってこないことに加え、気候も温暖で安定しています。水着や薄着で過ごすことを考えると、快適な気温と穏やかな海は、ビーチでのアクティビティやリラックスにおいて、最重要だと言えます。
おすすめ理由2:日本の海はきれい
次に、海外との比較においても、日本の海はきれいで注目を集めています。日本は四方を海に囲まれた島国であることから、世界中からその美しさで知られるビーチが存在します。特に沖縄県の宮古島などは、透明度抜群の海水と白い砂浜が特徴で、海外の有名リゾートに引けを取らない美しさを誇ります。
おすすめ理由3:為替の影響がない
そして、為替の影響を気にしなくていいことも日本のビーチリゾートをおすすめしたい理由です。この記事を書いてる2024年2月末時点では1ドル150円近くになっていることから、旅先での出費は思った以上の金額になる場合があります。為替はコントロールできないので、旅先で急騰した場合にその影響はかなりのものとなるかもしれないのです。加えて海外の場合は飛行機のフライト時間の長さや、到着時刻によっては時差ボケなども体調に影響するかもしれません。
一方、日本国内のビーチリゾートであれば、為替の心配などもないので、計画が立てやすく、旅行費用がある場合の予算管理がしやすいのが大きなメリットだと言えます。
これらの理由から、ゴールデンウィークに日本のビーチリゾートを訪れることは、美しい海を堪能し、為替の心配なく、安全で快適な休暇を過ごすための選択だと言えるでしょう。
ボーナスの時期はまだちょっと先なので、手持ち資金で旅行に行くことを考えると今年のゴールデンウィークを国内で過ごすことを検討しやすい状況がそろっているのではないでしょうか。
ゴールデンウィークにおすすめの日本のビーチリゾート!厳選7選
では、さっそくおすすめのビーチリゾートをご紹介していきます。旅を思い出深いものにするアクティビティも紹介していますので、ぜひ新しい体験の参考にしてみてください。
1. 沖縄県 - 石垣島
ゴールデンウィークの石垣島は、温暖な気候と美しい自然に恵まれた最高の旅行先です。ビーチアクティビティから文化体験まで、石垣島とその近隣には楽しめることが豊富にあります。
ここでは石垣島と近隣の竹富島で楽しめるアクティビティを紹介します。
1. シュノーケリングとダイビング
透明度の高い石垣島の海で、おすすめしたいアクティビティはシュノーケリングやダイビングです。カラフルな魚やサンゴ礁の美しさを間近で楽しめます。特に川平湾はシュノーケリングに最適なスポットです。また、石垣島周辺は初心者から上級者まで楽しめるダイビングスポットが多数あるので、この機会にダイビングに挑戦してみるのもおすすめです。特に石垣時の北西にあるマンタスクランブルはマンタとの遭遇率の高さが世界有数のポイントです。このマンタスクランブルは盛り上がったサンゴ礁に小さな魚がいて、マンタの体についた寄生虫を食べてくれるクリーニングステーションになっているので、高確率でマンタが訪れるポイントなのです。ここでは私たちの体よりも大きなマンタが悠然と海を泳ぐ姿を海底から見上げることができるので、一生の思い出になるでしょう。
2. 星空観察とナイトサファリ(ナイトツアー)
石垣島は2018年に日本で最初に「星空保護区」に認定されました。星空保護区(Dark Sky ParkまたはDark Sky Reserve)とは、星空の美しさと夜空の自然環境を保護し、光害から守るために設定された特別な地域のことです。石垣島の星空保護区では、光害を抑えるための取り組みが行われており、美しい星空を保護し、後世に伝える努力が続けられています。星空保護区の設定により、石垣島では夜間の自然環境が保護されています。この取り組みは、夜行性の動物たちの生態系にも良い影響を与えています。石垣島に観光に行くなら星空観察で心を癒し、ナイトサファリ(ナイトツアー)で夜行性の野生生物との遭遇を楽しむのも思い出に残るアクティビティだと言えます。
3. 竹富島の散策
竹富島は石垣島からわずか10キロメートルほどの場所に位置する小さな島です。伝統的な琉球の文化が色濃く残るこの島では、美しい自然とともに、独特の体験ができるアクティビティが豊富にあります。竹富島で最もユニークな体験のひとつが、水牛車による島巡りです。ゆっくりと歩く水牛が引く車に乗り、島の美しい景色や伝統的な赤瓦の家々を見ながら、ガイドから島の歴史や文化についての解説を聞くことができます。のどかな時間の流れを感じながら、竹富島の魅力を存分に味わえる体験です。
竹富島には「星砂の浜」と呼ばれる特別なビーチがあります。この浜辺の砂は、星形の化石である「星砂」で有名です。手のひらに星砂をのせて、その不思議な形を観察するのは、竹富島ならではの体験。ビーチでゆったりと過ごしながら、自然の不思議を感じることができます。
その他にも竹富島では、伝統的な琉球織物である「ミンサー織り」や「ジョータイ織り」の体験ができる工房がいくつかあります。実際に織り機を使って織物を作る体験は、琉球の伝統文化に触れる貴重な機会です。琉球ガラス作りや三線作りのワークショップも開催されているので、参加することで沖縄の文化に触れることができます。自分で作った工芸品は、旅のすてきな記念品となるでしょう。
4. カヌーとカヤック
ゴールデンウィークには、マングローブ林の生態系が活発になる時期でもあります。特に、潮の満ち引きによって変わる景色や、さまざまな生物の活動を観察できるチャンスが増えます。また、この時期は気候も穏やかで、水上アクティビティを快適に楽しむことができるため、家族連れやカップル、友達同士での参加にも最適です。カヌーやカヤックを操りながら水面に映る緑のマングローブのトンネルをくぐり、鳥のさえずりや水の音に意識をむけて、非日常の世界に浸る体験をしてみてはいかがでしょうか?
ゴールデンウィーク期間中は特に予約が集中するので、事前に予約することをおすすめします。また、参加する際は、動きやすい服装と、濡れても良い靴やサンダルを準備し、日焼け止めや虫除けスプレーも忘れずに持参しましょう。
5. 島料理の味わい
石垣島を代表するグルメのひとつに「石垣牛」があります。この地で育ったブランド牛は、柔らかくてジューシーな肉質が特徴。焼肉、ステーキ、しゃぶしゃぶなど、さまざまな調理法でその美味しさを堪能できます。次に「海の宝石」とも称される海ぶどうは、プチプチとした食感と磯の香りが楽しめる海藻です。醤油と酢を混ぜた特製のタレで食べるのが一般的。石垣島の海の恵みを感じさせる一品です。島野菜を使った料理もいろいろあります。有名なところでははゴーヤ(苦瓜)、その他にもハンダマ(島桑の葉)、ムーチー(島もち)など、独特な島野菜が豊富にあります。
豚の耳の皮を薄くスライスして、ポン酢や辛味噌で味付けした料理ミミガーを食べたことはありますか?メキシコ料理のタコスの具をご飯の上にのせた「タコライス」は、沖縄発祥のファストフードだとご存じでしたか?お酒が好きな方は島酒(泡盛)やオリオンビールで乾杯するのもよいでしょう。
今年のゴールデンウィークは、一度行っただけでは味わいつくせない魅力の多い石垣島と近隣の島々で過ごしてみてはいかがでしょうか?
2. 沖縄県 - 宮古島
宮古島の海は、まさにフォトジェニックなスポットの宝庫です。「宮古ブルー」という言葉をご存じですか?宮古ブルーとは、沖縄県宮古島周辺の海が持つ、圧倒的な透明度と美しい青色を指す言葉で、この独特の青色は、宮古島を訪れる人々を魅了し続けており、宮古島の自然の美しさを象徴する色としても知られています。
SNS上では、「#宮古ブルー」のハッシュタグとともに、その美しい海の写真や動画が多数投稿されており、透き通るような海の色は、見る人を引き込む魅力があり、SNS上での投稿は多くの「いいね!」を集めています。
ここでは宮古島で楽しめるアクティビティを紹介します。
1. シュノーケリングとダイビング
透明度の高い宮古島でのシュノーケリングやダイビングでは、ウミガメに会える確率の高いビーチが数多くあります。なかでも与那覇前浜ビーチ、下地島周辺、伊良部島周辺は遭遇できる確率が高く、初心者でもシュノーケルで楽しむことができるので、おすすめです。
熱帯魚を見たい方は、新城海岸(あらぐすくかいがん)でのシュノーケルをおすすめします。新城海岸は遠浅なので子ども連れでも安心して楽しむことができます。
また広大なサンゴ礁が広がる池間島北の沖合にある八重干瀬(やびじ)は白い砂浜とエメラルドグリーンの海が織りなす景色で圧巻です。
2.ビーチでのんびり
宮古島には美しいビーチが点在していますが、のんびりした時間を過ごしたい方は、与那覇前浜ビーチ、渡口の浜(とぐちのはま)がおすすめです。与那覇前浜ビーチは毎年行われている全日本トライアストン宮古島大会のスタート地点にもなっていて、白浜と鮮やかなコバルトブルーの海が美しいビーチです。渡口の浜は約800mも白浜が続くビーチで、淡いコバルトブルーから濃い青へと変わる海の色合いを楽しめます。磯遊びをするなら、白く細かい砂が特徴的な砂山ビーチがおすすめです。宮古島市の市街地から約4キロというアクセスの良さと駐車場とシャワーがあり、訪れやすいビーチとして人気があります。
3.クルーズ
宮古ブルーを楽しみたいなら、クルーズに参加するのもおすすめの過ごし方です。ランチタイムにブッフェ付のクルーズに参加すれば、透き通るような宮古ブルーを船上から楽しむことが出来ますし、ディナークルーズやサンセットクルーズに参加すれば、一日の終わりを飾る幻想的な夕日を体験できます。ただ海を楽しむだけでなく、おいしいディナーを味わいながら、宮古島の海が持つ魅力をさらに深く感じることができる特別な時間になるでしょう。空と海がオレンジ色に染まり、その美しさに言葉を失うほどです。
4.SAPやカヤック
アクティビティを求めているからなら、宮古ブルーを楽しむ究極の方法はSAPとカヤックがおすすめです。
宮古島の透明度抜群の海で、クリアなSAP(スタンドアップパドルボード)やカヤックを体験してみませんか?宮古ブルーと称される、この島特有の美しい海の色は、水上からの眺めも格別です。クリアなSAPやカヤックに乗れば、まるで空を飛んでいるかのような感覚に陥り、宮古島の海の魅力を存分に堪能できます。
特に、水中が見えるクリアカヤックがおすすめで、パドルを漕ぎながら、水面すぐ下の色とりどりのサンゴ礁や魚たちを観察することができます。運が良ければ、ウミガメとの遭遇も夢ではありません。ウミガメがゆっくりと泳ぐ姿を目の前にすると、時間が止まったような感覚に包まれます。初心者でも安心して楽しめるよう、インストラクターが基本的な使い方から丁寧に教えてくれるので、どなたでも気軽に挑戦できます。忘れられない思い出になること間違いありません。
5.ドライブ
宮古島に観光で訪れる多くの方が車をレンタルされると思います。車をレンタルしたなら、ぜひ宮古島のなかをなるべくたくさんドライブしてみてください。
宮古島でのドライブは、美しい海や島々を巡りながら、心地よい風を感じることができるので、忘れられない体験となるでしょう。特に、宮古島と周辺の島々を結ぶ「伊良部大橋」と「来間大橋」を渡るルートは、ドライブのハイライトとも言えます。これらの橋からは、宮古ブルーの海を一望でき、ドライブ中に見ることができる景色は、まさにフォトジェニックそのものです。
3. 鹿児島県 - 奄美大島
奄美大島は、豊かな自然と独特の文化が魅力の島です。ゴールデンウィークに訪れる場合、楽しめるアクティビティはたくさんあります。
ここでは奄美大島のアクティビティのなかでも代表的なものをご紹介します。
1,マングローブカヌー
奄美大島は手つかずの大自然や絶景が残っている世界自然遺産です。なかでもその自然を体感できるのがマングローブの原生林をカヌーで進むツアーです。
淡水と海水が混じり合う汽水域に広がるマングローブ林には、カヌーツアーでしか近づけない場所があり、そこへ漕ぎ出すことができます。
カヌーは二人乗りもできるため、子どもやパートナーや友人、家族と一緒に楽しむことができます。
満潮時には、水面が上昇してマングローブの森の奥深くまで進入できるため、普段は見ることのできない景色を楽しむことができます。一方、干潮時には、普段水面下に隠れているマングローブの根や小さな生き物たちを観察することができます。ガイドの解説を聞きながら、奄美大島の豊かな自然と生態系について学ぶことができるでしょう。
2.ウミガメの産卵
奄美大島は、ウミガメの産卵地として知られており、特にアカウミガメやタイマイがこの地で産卵する姿を見ることができます。ウミガメの産卵期は大体5月下旬から8月にかけてで、瀬戸内町や名瀬市周辺のビーチで産卵が観察されやすいとされています。これらの地域では、ウミガメ保護の取り組みも積極的に行われています。ウミガメの産卵を見守るツアーなどもありますが、参加する際は必ず専門のガイドの指示に従ってください。ウミガメのストレスにならないよう、静かに見守ることが重要です。
3.ナイトツアー
奄美大島では、昼間のアクティビティだけでなく、夜になっても特別な体験が待っています。その中でも特におすすめなのが、奄美大島のナイトツアーです。このツアーでは、夜の森の中で活動する珍しい生き物たちを観察することができます。また、奄美大島の美しい星空も楽しむことができる、魅力的な体験です。
ナイトツアーで出会える生き物として、遭遇率が高いのはアマミノクロウサギです。奄美大島を含む奄美群島にしか生息していない、非常に珍しい動物で、夜行性で警戒心が強いため、ナイトツアーでなければその姿を見ることは難しいでしょう。
奄美大島は固有種や絶滅危惧種が多いことで知られています。その他にも奄美大島でしか出会うことができない動物との遭遇を楽しんでみてはいかがでしょうか。
また、奄美大島のナイトツアーのもうひとつの魅力は、星空観察です。天の川や数えきれないほどの星々が、夜空を美しく彩ります。息をのむような美しい星空観察を通じて、奄美大島の自然の豊かさと神秘を体感してみてください。
4. 長崎県 - 五島列島(高浜海水浴場)
長崎県五島列島にある高浜海水浴場は、隠れた宝石のような場所です。プライベート感溢れる絶景と白い砂浜で知られ、訪れる人々に忘れられない体験を提供してくれます。
ここでは五島列島と高浜海水浴場で楽しめるアクティビティを紹介します。
1.高浜海水浴場
高浜海水浴場は、五島列島の中でも特にアクセスが良好な場所に位置しています。福江港や五島つばき空港から車で約40分程度で、到着後すぐに美しい海辺の景色を楽しむことができます。
高浜海水浴場の白い砂浜は足元から心まで癒やしてくれるような柔らかさで、透明度の高いエメラルドグリーンの海は「日本一美しい海」と称されるほどです。透明度の高い海と白い砂浜が織りなす景色は、まさに絶景です。
また、この地域は「日本の道百選」にも選ばれており、ドライブを楽しみながら訪れることができます。アクセスの良さと美しい景色の両方を兼ね備えているので、ゴールデンウィークの貴重な時間を有効に使うことができます。
海水浴場開設期間は例年7月中旬位からとなっています。
2.SUP・シュノーケル
大浜海岸の透明度の高い海の上をゆったりとパドルしながら進むことができるSUPがおすすめです。水面から見る海岸線の美しさや、海の静けさを五感で感じることができます。初心者でも楽しめるよう指導を受けながら、安全に海上散歩を満喫できるのが魅力です。水温が温かくなる5月頃からは特におすすめで、海の生き物たちが活発になるこの時期には、忘れられない体験が待っています。
5月位から予約が可能となるため、事前に計画を立てて、大浜海岸の透明度の高い海で、心地よい海上散歩や海中探索の冒険を楽しんでみてはいかがでしょうか。
3.船釣り体験
五島列島では海釣りの醍醐味を存分に味わうこともできます。この地は、海釣りの名所としても知られており、各シーズンごとにさまざまな魚種を楽しむことができます。五島列島の豊かな海は、釣り愛好家にとってまさに夢のような場所です。春から夏にかけては、アジやイサキ、秋にはブリやサワラ、冬にはカサゴやメバルなど、シーズンごとに狙える魚が変わります。五島列島では、年間を通じてさまざまな釣り体験が可能です。
貸切の釣り船を利用して、プライベートな釣り体験を楽しむのもよし、初心者や家族連れであれば波止場釣りや磯釣りなど手軽に楽しむのもおすすめのアクティビティです。
4.トレッキング
大瀬崎灯台へのトレッキングツアーは、自然の雄大さと人工の美が融合した、忘れられない体験を提供してくれます。トレッキングの途中、足元に広がるのは、力強い波が刻んだ断崖絶壁。その荘厳な自然の造形美は、訪れる人々に深い感銘を与えます。そして、その道のりの終わりには、360度のパノラマビューが待っています。海と空が一体となった壮大な景色の中で、心が洗われるような感覚を味わうことができます。
その他にも、星空観察や島内に自生している椿の実から精油を絞る体験などもおすすめです。
5. 東京都 - 小笠原諸島(父島)
明るくて濃い青が印象的な小笠原の海は「ボニンブルー」を固有の呼び方があるのをご存じですか?「ボニン」とは小笠原諸島を差します。ちなみに小笠原諸島の英名は「Bonin Islands」です。
東京都心から約1,000km離れた場所に位置する小笠原諸島は、その手つかずの大自然と独自の生態系で知られ、"東洋のガラパゴス"とも称されます。特に父島は、小笠原諸島を訪れる旅行者の玄関口として、多くの自然愛好家や冒険心あふれる旅行者を魅了しています。
ここでは小笠原諸島で楽しめるアクティビティを紹介します。
1.イルカ&ホエールウォッチング
この美しい島で、季節限定の特別な体験、イルカ&ホエールウォッチングに出かけてみませんか?
父島周辺の海域では年間を通してイルカを見ることができ、野生のイルカとドルフィンスイムができる貴重な場所です。海水の温度によってはウェットスーツをきて海に潜ることもできますし、暖かい季節ならシュノーケルでドルフィンスイムを楽しむこともできます。一方、船上から楽しむホエールウォッチングは12月頃から5月前半くらいまでのツアーで見に行くことができます。
2.南島上陸
南島は1日に100人しか上陸できない島です。それは島がまるごと天然記念物として保護されているためで、東京都指定ガイドの案内のもとでしか上陸できず、手つかずの自然が残る南島を探索することができます。南島上陸ツアーでは、固有種を含む多種多様な植物や動物や、珍しい鳥類や昆虫、植物など、他では見ることのできない自然の宝庫を探索することができます。
南島上陸ツアーでは、手つかずの自然を体験し、島がまるごと天然記念物としてどのように保護されているかを学ぶ、特別な旅です。この機会に、自然の美しさとその貴重さを肌で感じてみてください。
3.ナイトツアー
しばしば「東洋のガラパゴス」と称される小笠原諸島は、独自の生態系と手つかずの自然が魅力です。その美しさは昼だけに留まらず、夜になるとさらに神秘的な世界が広がります。
幻想的な光景のひとつが、ヤコウタケの発光です。夜になると自ら光を放ち、神秘的な雰囲気を醸し出します。ナイトツアーでは、小笠原諸島特有のコウモリやヤドカリも観察できます。夜行性のこれらの生き物は、日中とは異なる活動を見せてくれるため、夜ならではの自然観察が楽しめます。忘れられない夜の冒険を体験してください。
6. 和歌山県 - 白良浜
和歌山県は、太平洋に面しており、温暖な海洋性気候の特徴を持っています。冬でも比較的温かく、ゴールデンウィークには、日中はTシャツ一枚で過ごせるほどの暖かさになることが多いので、ビーチで遊ぶのに適した条件だと言えるでしょう。
ここでは白良浜近隣で楽しめるアクティビティを紹介します。
1.白良浜海水浴場
白良浜海水浴場は例年海開きが早いことで知られています。2023年は5/3に本州で一番早い海開きでした。2024年の海開きの日程はまだ公表されていませんが、近い日程となるのではないでしょうか。
白良浜海水浴場の最大の魅力は、その美しい白い砂浜とクリアな海。約600mにもおよぶ白い砂浜は関西を代表する人気ビーチで、足を踏み入れると、まるで別世界に来たかのような感覚に包まれます。海の入り口が緩やかで、子どもたちも安心して遊べるため、家族連れには特におすすめのスポットです。シュノーケリングなど、マリンスポーツを楽しむには最適の場所で、砂浜ではビーチバレーを楽しむ人々の姿も。友人や家族とアクティブに遊びたい方にはぴったりです。
2.アドベンチャーワールド
アドベンチャーワールド 白良浜から車で約30分の場所にあるアドベンチャーワールドでは、パンダをはじめとする様々な動物たちとのふれあいを楽しむことができます。
3.白浜エネルギーランド
科学と遊びのテーマパークで、子どもから大人まで一日中楽しむことができます。
4.白浜温泉
日本三古湯の一つである白浜温泉で、旅の疲れを癒やすのもおすすめ。歴史ある温泉地で、ゆっくりと温泉を楽しむことができます。白良浜海水浴場でマリンアクティビティを楽しんだ後は、白浜温泉でくつろぐのもおすすめです。
7. 鹿児島県 - 永田いなか浜
永田いなか浜とその周辺は、自然の美しさと生命の神秘を体験できる、鹿児島県を代表する観光地です。ゴールデンウィークには、家族や友人と共に、この地の豊かな自然と地域の魅力を存分に楽しんでみてください。
ここでは永田いなか浜とその周辺で楽しめるアクティビティを紹介します。
1.永田いなか浜
永田いなか浜は、5月の産卵シーズンになると、アカウミガメが卵を産みにやってくることで知られています。夜間に浜辺に上陸し、砂に穴を掘って産卵する様子は、自然の神秘そのもの。
アカウミガメは絶滅の危機に瀕しているため、永田いなか浜では産卵の保護活動が行われています。そのため、浜への立ち入りが制限されることがありますが、予約をすればガイド付きのツアーで産卵の様子を観察することが可能です。このツアーでは、専門のガイドがアカウミガメの生態や保護の重要性について詳しく説明してくれます。
2.知林ヶ島
永田いなか浜からほど近い知林ヶ島は、美しい珊瑚礁と豊かな海の生態系が魅力のダイビングスポットです。透明度の高い海で、色とりどりの熱帯魚や珊瑚を観察できます。
3.指宿の砂むし温泉
指宿市にある砂むし温泉は、独特の温泉体験ができることで有名です。砂浜に掘られた穴に入り、温かい砂に身を委ねることで、体の芯から温まります。
4.桜島
鹿児島県のシンボルである桜島は、活火山の壮大な景観を望むことができるスポットです。島内には遊歩道や展望所があり、火山の迫力を間近で感じることができます。
ゴールデンウィークの予約はいつからするのがいいの?
ゴールデンウィークの旅行予約に関しては、特に人気の旅行先や宿泊施設、または航空券などは、早い段階で予約が埋まってしまうことが多いため、一般的には早めに行うことが推奨されます。
国内旅行の場合、3ヵ月前から計画を始める人が多いようです。特に人気の宿泊施設や特定のアクティビティに参加したい場合は、最低でも2ヵ月前には予約を済ませるのが安全です。ゴールデンウィーク期間は宿泊料金が高騰することもあるため、早期予約で割引を利用することもひとつの手段です。
特に飛行機での移動が必要な場合は、早めの旅行計画をおすすめします。その理由は移動日だけで1日を消費してしまうともったいないからです。
例えば、ゴールデンウィークの始まる4/27の午前中のフライトで移動ができれば、その日の夕方は現地でゆっくり夕陽を見たり、ディナーを予約して移動日も楽しむことができますが、午後のフライトだったらどうでしょうか?移動だけで一日が終わってしまうのに、ホテル代は変わらず費用がかかってしまうことになります。
早めに計画や予約をすることで、希望とおりの予約が取れると、気持ちのゆとりにもつながります。
旅の準備は楽しいものであってほしいと思いますので、調整が難しくなる前に、ぜひ早めの準備をすすめてみませんか。
旅行の予約はどこからするといいの?
旅行の予約には、セゾンのサービスをご利用ください。おすすめしたいサービスは2つあります。
まず、1つめはセゾンポイントモールにあるトラベル関連のサービスを集めた「旅セゾン」です。旅行の予約時には、普段ご利用している旅行サービスが旅セゾンにあるか、ぜひ確認してみてください。旅セゾンを経由することで貯めることができる永久不滅ポイントは、その名のとおり有効期限がないポイントプログラムですので、必要な時だけ、自分のペースでゆっくり貯めることができます。
また貯まった永久不滅ポイントはカードの引き落としに充当できるほか、セゾンのふるさと納税などにも利用することができます。その他にも幅広い交換プログラムが用意されており、商品やサービス、ギフトカード、マイルなど多岐にわたるアイテムに交換することが可能です。
ポイントを効率的に貯めたい方には旅セゾン(セゾンポイントモール)が向いています。セゾンポイントモール経由で旅行サービスを予約すると、通常のクレジットカード利用で得られるポイントに加え、追加でポイントが付与されます。これにより、利用金額に対するポイント還元率が高まり、より多くのポイントを効率的に貯めることが可能になります。
旅セゾン(セゾンポイントモール)はセゾンカードを持っていない方でも、メール会員として利用することができますが、この場合貯められるポイントが1ポイント少なくなってしまうので、ぜひセゾンカードでのご利用をご検討ください。
2つめは、「セゾンカード優待」です。セゾンカード優待はその場で割引を受けたい方に向いています。セゾンカード優待はセゾンカードを持っている方向けのサービスです。
セゾンカード優待では、旅行先での食事やショッピング、アトラクションなどで利用できる優待サービスや特典が提供されることがあります。これにより、旅行の楽しみがさらに広がります。
セゾンカードを持っていることで、旅行がよりお得で快適になる多くのメリットがありますので、旅行計画を立てる際には、セゾンカードの優待サービスを活用して、賢く旅行を楽しんでください。
まとめ
このゴールデンウィークは、日本のビーチリゾートへの旅行をおすすめします。沖縄の石垣島・宮古島から東京の砂浜まで、国内には隠れた美しいビーチが数多く存在します。海外旅行に負けない魅力的なアクティビティ、地元のおいしいグルメ、そして何より日本ならではのおもてなしを体験できることでしょう。為替の心配や言葉の壁もなく、安心して旅の計画を立てることができます。今年のゴールデンウィークは、日本のビーチリゾートで特別な思い出を作り、心も体もリフレッシュしませんか?
さあ、美しい日本の海があなたを待っています。