夏休みはどこに行く？群馬の涼しいアクティビティと温泉をご紹介！

夏の暑さを避けて涼しく過ごしたい方には、関東近郊から近い群馬県でのアクティビティがおすすめです。
この記事では、群馬県で楽しめる涼しいアクティビティや観光地、そしてリラックスできる温泉地の組み合わせを選択肢としてご紹介します。また、アクティビティで使うことができる優待やふるさと納税などもご案内しますので、さらにお得に楽しむことができます。短期間でリフレッシュしたい方にぴったりの情報が満載です。夏休みの家族連れや友人同士での旅行計画にぜひお役立てください。

まずはじめに、なぜ夏休みの旅行先に群馬県がおすすめなのかをお伝えしたいと思います。
群馬県は、関東地方の内陸部に位置し、年間を通じて比較的涼しい気候が特徴です。特に夏の平均気温は、東京や埼玉、千葉などの近隣の都道府県よりも5℃程度低いので「涼しい」と感じやすく、距離的にもアクセスしやすいことから避暑地として最適です。
人が夏に快適だと感じる温度は25℃から28℃くらいだと言われているので、群馬県の夏の平均気温はこの範囲に近いことからもわかるように、快適だと感じやすいのです。

「涼しいといっても、気温差ってたった5℃程度なんだ」と意外に思われる方も多いかもしれません。
でも、実際の温度差が5℃程度でも、出掛けてみたら思ったよりも「もっと涼しい」「寒かった」と感じたことはありませんか？それは体感温度が関係しているからだと言えます。詳しく説明していきましょう。

体感温度とは、実際の気温だけでなく、湿度や風速などの環境要因によって人が感じる温度のことを指します。例えば、同じ気温でも湿度が高いと蒸し暑く感じ、湿度が低いと涼しく感じることがあります。風が強いと体温が奪われやすくなり、実際の気温よりも寒く感じる場合もあります。このように、体感温度は気温だけでなく、さまざまな要素が組み合わさって決まります。
そして、「涼しい」「寒い」と感じたときは、自分の体から逃げていく熱の移動スピードが普段よりも早い時だということを覚えておきましょう。そのため場合によっては、体が冷えすぎないように薄手の1枚上着を持っていくことも忘れないでください。

上記の理由から、群馬県の夏は都心近郊より5℃気温差が低いだけでなく、湿度も低いことから、実際の温度差以上に「涼しい」と感じることができる場所だと言えます。

では、日本最大級の自然湧出量を誇る温泉地である草津の気温の推移をみていきましょう。

草津の気温の推移をみていくと、夏の平均気温が25℃から26℃となっており、快適に過ごすことができることが分かります。
また湿度も比較的低いことも過ごしやすさに影響していると言えるでしょう。
近年は温暖化が進んでいることもあり、日本中どこでも平均気温が上がっている傾向がありますが、群馬県は気温が高い日でも約30度くらいまでしかあがりません。群馬の山間部や高原地帯ではさらに涼しく、夕涼みも楽しめます。

群馬県は、関東地方の内陸部に位置し、夏の平均気温が比較的低いことが特徴です。
東京、埼玉、千葉と群馬の夏の最高温度を比較してみましょう。

東京都、埼玉県、千葉県の夏の最高温度は35℃以上の日が多く、特に都心部や内陸部では夜間も気温が下がりにくい傾向があります。例えば、東京都ではヒートアイランド現象により熱帯夜が続き、埼玉県の熊谷市は日本国内でも有数の暑さで知られています。千葉県では沿岸部は海風があるものの、内陸部では気温が高くなりがちです。

上記の理由から、夏の暑さを避けたい方には、群馬県への旅行が近くて最適な避暑地となります。

群馬県は自然が豊かで、多様なアクティビティを楽しむことができます。
ここからは地区ごとに異なるアクティビティと、セゾンカード階位の方であれば利用できるサービスを見ていきましょう。

みなかみ町は、アウトドアアクティビティが豊富なことで知られています。特に夏の暑い日には、涼しい川でのラフティングや川下り、キャニオニング、パックラフトが人気です。

渋川市では、滝行体験が人気です。滝行は、冷たい滝の下で心身を清める修行法で、暑さを忘れてリフレッシュできます。

奥利根湖では、カヌー体験が楽しめます。静かな湖面をカヌーで進むと、周囲の美しい自然を満喫できます。

赤城自然園は、広大な敷地に多様な植物が生息する自然園です。涼しい森の中で散策を楽しむことができます。
活動的なアクティビティを楽しむというよりは、森林浴でリラックスしたい方や静かに過ごしたい方、こどもが小さい方、写真撮影が趣味の方にもおすすめの場所です。

夏の呼吸を肌で感じる。 
きらめく木漏れ日や心地よい川のせせらぎ、吹き抜ける風が爽やかな夏。“森の妖精”レンゲショウマをはじめとした個性豊かな花々が彩り、カブトムシなどの昆虫が棲む森は生命力に溢れます。

尾瀬ヶ原は、日本有数の湿原で、美しい自然が広がるトレッキングスポットです。標高1400mに位置し、夏でも涼しい気候が特徴です。

涼しいアクティビティで冷えた体を癒すには、温泉が最適です。群馬県には、日々の仕事や家事の疲れを洗い流すのにうってつけの温泉地が数多くあります。旅館やホテルでは地産の料理を楽しむことができ、滋養をつけるのにもよいでしょう。
また、温泉街の散策や名物グルメで気分転換をはかるのも楽しい過ごし方と言えます。

【特徴】
草津温泉は、日本三名泉のひとつで、強酸性の硫黄泉が特徴です。湯畑や西の河原公園など、観光スポットも多く、観光と温泉を同時に楽しむことができます
【アクセス】
関越自動車道「渋川伊香保IC」から約60分（少し遠いですが、有名な温泉地です）

群馬県での夏休みの過ごし方は、多様なアクティビティと温泉地を組み合わせることで、充実した時間を過ごすことができます。
例えば、みなかみ町でのラフティングやキャニオニングを楽しんだあと、草津温泉でリラックスするというプランはいかがでしょうか。また、渋川市での滝行体験のあとに、伊香保温泉で疲れを癒すのもおすすめです。
アクティビティを楽しめる場所から温泉地までの距離と併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

午前: みなかみ町でラフティングやキャニオニングを楽しむ
　↓　車で約1時間30分
午後: 草津温泉に移動、湯畑や西の河原公園を観光
　↓　
夜: 草津温泉でリラックス

天然温泉で有名な草津温泉には源泉が6つあります。
宿泊施設以外にも町営の温泉があるので、街歩きをしながら泉質の違う温泉を楽しむのもよいでしょう。

午前: 渋川市(棚下不動滝)で滝行体験
　↓　車で約40分～1時間
午後: 伊香保温泉に移動し、石段街を散策
　↓
夜: 伊香保温泉でリラックス

滝行は、瞑想の一種としても捉えられます。滝に打たれることで、雑念を払い、心を無にすることができます。これにより、集中力が高まり、心の安定を得ることができます。滝行にチャレンジすることで、普段の生活では味わえない精神的な浄化、心身のリフレッシュ、瞑想効果を体験することができるのではないでしょうか。

午前：奥利根湖でカヌー体験
　↓　車で約1時間
午後：赤城自然園で散策
　↓　車で約30分
夜：水上温泉（または伊香保温泉）でリラックス

カヌーは川や湖、海などの自然環境を間近で感じることができるスポーツです。水面を滑るように進むことで、風や水の音、鳥のさえずりなど、自然の音を楽しむことができます。特に夏は涼しいアクティビティとして、秋は混雑することもない水面から紅葉を身近で楽しむことができます。
奥利根湖は「リトルカナダ」と呼ばれるほど、紅葉時期にもおすすめのスポットです。

午前：尾瀬ヶ原で散策
　↓
午後：鳩待峠まで約2～3時間
　↓
夜：片品温泉まで車で約40～60分（もしくは尾瀬戸倉温泉まで車で約30～40分）

水辺のアクティビティよりも、高原のアクティビティを好まれる方には、尾瀬ヶ原での散策もおすすめです。夏の尾瀬ヶ原の散策では、美しい自然景観が楽しめるほか、野鳥の観察などもできるので写真撮影を趣味にする方にもおすすめです。

午前：赤城自然園で散策
　↓　車で約30分
午後：水上温泉（または伊香保温泉）
　↓　
夜：温泉でリラックス

体力に自信がない方や、一眼レフなどでの撮影を趣味にされている方には、赤城自然園がおすすめです。
赤城自然園では、四季折々の美しい自然景観を楽しむことができます。春は毎日主役が入れ替わるように花々が見ごろを迎え、心躍る景色を見ることができます。夏は木々の木陰の心地よさを体験していただけますし、昆虫や野鳥観察も楽しめます。また、今ではすっかり「旅する蝶」として有名になったアサギマダラが秋口に多く飛来するもの赤城自然園の見所です。園内を歩きながら、さまざまな植物の息吹や、生命力、美しいさえずりを楽しむことができます。双眼鏡を持参すれば、さらに詳しく観察できます。

この記事では、群馬県で楽しめる涼しいアクティビティとリラックスできる温泉地をご紹介しました。群馬県は、自然豊かな環境とそこで楽しめる数々のアクティビティ、そしてなによりも特色ある温泉地が魅力の観光地です。夏の暑さを忘れてリフレッシュするのに最適な場所だと言えるでしょう。家族連れや友人同士での旅行計画にぜひ参考にしてみてください。

群馬県での夏休みを涼しく快適に過ごすための情報を得ることができましたでしょうか？皆さんのすばらしい夏の思い出作りに役立てば幸いです。