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JALのマイルがためられるおすすめのクレジットカードは?選び方のポイントも紹介
旅行や出張で飛行機に乗る機会が多い方は、JALのマイルがたまりやすいクレジットカードを選ぶのがおすすめです。しかし、どのようなカードを選択すれば良いのかわからない方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、JALのマイルを活用したい方に適したクレジットカードをご紹介します。クレジットカードの選び方やマイルのため方についても解説しますので、現在所有している方も参考に役立てましょう。
Contents
記事のもくじ
旅行に行かなくてもクレジットカードでJALのマイルはためられる!
マイルは飛行機に乗らなければためられないと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、普段の支払いでマイルをためられるカードや、貯まったポイントをマイルに交換できるカードがあります。
どちらも日常生活でマイルをためられるという点では便利ですが、後者のカードは貯まったポイントをマイルに交換するという手間がかかるのが、少々面倒と感じるかもしれません。
クレジットカードのポイントを自動的にマイルに交換してくれたら、手間も省けて気軽に利用できるでしょう。
セゾンが取り扱っている一部のカードでは、「SAISON MILE CLUB」に登録することで、ショッピング利用時に貯まるポイントを自動的にマイルに交換してくれるので、非常に便利です。
JALのマイルをためるなら「SAISON MILE CLUB」
JALのマイルを効率的にためるには、「SAISON MILE CLUB」に登録することをおすすめします。マイル還元率が高いため、普段の支払いや買物でマイルがたまりやすくなります。
SAISON MILE CLUBは、対象のセゾンカードに適用されるJALのマイルサービスです。
1,000円(税込)の支払いにつき10マイルがたまるのと同時に、永久不滅ポイントが2,000円(税込)につき1ポイント貯まります。家族カードを発行している場合は、家族カードの利用分も付与の対象です。
SAISON MILE CLUB登録のサービス年会費はカードの種類によって異なるため注意しましょう。
・セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード:9,900円(税込)
・セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード:無料
・セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード:5,500円(税込)
SAISON MILE CLUBの魅力は、支払いが完了したあと一定期間が過ぎると自動的にJALのマイルへ換算・移行される点です。自ら移行手続きを行う必要がないため、「ポイントはすべてJALのマイルとして利用したい」という方におすすめです。
SAISON MILE CLUBの登録方法
SAISON MILE CLUBの登録は、公式サイトや電話サービスから簡単に申し込み可能です。実際にSAISON MILE CLUBの登録を9月に申し込むケースを例に挙げると、以下のような流れでポイント移行の手続きが進みます。
なお、下記は一例ですので、登録申し込みと登録完了が同月となる場合があります。
時期 | 手続き内容 |
---|---|
9月 | 登録申し込み |
10月 | 登録完了 |
10月 | 11日以降の利用分から移行開始 |
12月 | 無料対象者以外はサービス年会費の引き落とし |
翌年9月 | 更新のお知らせ |
10月 | 更新完了 |
SAISON MILE CLUBの登録が完了するまでは、JALのマイルではなく永久不滅ポイントが貯まります。更新の際に特別な手続きは必要ないため、継続的に利用する場合は郵便物の確認のみで問題ありません。
JALのマイルをためられるおすすめのクレジットカード
クレジットカード会社から魅力的なカードが多数展開されていますが、JALのマイルをためたい方には「セゾン・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」がおすすめです。
収入や用途に合わせていくつかの種類から選択できます。セゾン・アメリカン・エキスプレス(R)・カードについて、3種類のカードと魅力的なポイントをチェックしましょう。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
クレジットカードで決済する回数が多い方には、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードがおすすめです。年会費は11,000円(税込)で、入会した初年度は無料で利用できます。
セゾンカードは通常、国内での利用1,000円(税込)につき1ポイント永久不滅ポイントが付与されます。しかし、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードでは永久不滅ポイントが国内利用で1.5倍、海外利用だと2倍貯まります(※1)。
家族カードが最大4枚まで発行できるため、配偶者やお子さまに持ってもらいたい方にも適したクレジットカードといえるでしょう。家族カードの年会費は1枚につき3,300円(税込)で、具体的には、以下のような優待サービスが適用されます。
・国内空港ラウンジ利用無料
・海外空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」に優待価格で登録可能
「プライオリティ・パス」に登録すると、世界145以上の国や地域、600以上の都市で1,600ヵ所以上の空港ラウンジが利用できます。「プライオリティ・パス(通常年会費469米ドル/プレステージ会員)」が優遇年会費(11,000円/税込)でご登録できます。
・国際線手荷物宅配サービス
国際線を利用する場合、スーツケースなどの手荷物1個を空港からご自宅まで無料で配送してくれます。
(対象空港:成田国際空港、羽田空港(第2・第3ターミナル)、中部国際空港、関西国際空港)
・海外用Wi-Fiレンタルサービス
・チケットサービスe+でのカード会員限定特典
・ハーツレンタカー優待
世界145ヵ国、10,200以上の拠点を持つハーツレンタカーを5〜20%OFFで利用できます。
(※1)SAISON MILE CLUB登録中は対象外です。
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
「年会費よりもサービスの充実性を重視したい」という方には、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードがおすすめです。年会費は22,000円(税込)家族カードは1枚につき年会費3,300円(税込)で利用できます。
以下は、プラチナ会員限定の優待サービスです。
・ハイヤー送迎サービス優待
・プレミアムホテルプリビレッジ
全国のプレミアムホテルを優待料金で利用でき、ホテルごとに会員様だけの特典を受けられます。
・セゾンプレミアムゴルフサービス
憧れの名門コースでのプレーをはじめ、コースレッスン会やプロを招いたイベントなど、多くの会員様が参加できるセゾンプレミアムゴルフサービスをご優待料金で利用できます。通常年会費26,400円(税込)のところ、11,000円(税込)で登録できます。
・カードデスク・サービス
「国内・海外ホテルを手配してほしい」「レストランの紹介、予約をしてほしい」といった要望に対して、専任のスタッフが対応してくれます。
他にも、「カードに関する問い合わせ」「フラワーギフトの手配」にも対応してくれます。
上記のほか、海外・国内旅行の旅行傷害保険やラウンジ無料利用サービスも付帯しています。
また、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、「STOREE SAISON」、セゾンポイントモールの対象ショップでの利用で優待が受けられましたが、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードでも優待が受けられます。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
個人事業主や経営者として生計を立てている場合、事業用に便利なクレジットカードを利用したい方もいるでしょう。そのような方には「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」がおすすめです。
ビジネスシーンで便利に活用できるサービスが付帯しています。年会費は初年度無料、2年目以降は22,000円(税込)で利用できます。
事業に役立つサービスには以下のようなものがあります。
・セゾン弁護士紹介サービス
弁護士に相談したいけれど、どこに連絡すればいいのかわからない…。そんな時「セゾン弁護士紹介サービス」が便利です。相談内容に合わせて、第一東京弁護士会を通じて弁護士をご紹介してくれます。紹介に対する費用は発生しません。
確定申告や納税の手続きに便利なサービスを多く利用できますので、個人事業主・経営者にとってはうれしいクレジットカードといえるでしょう。
効率的なJALのマイルのため方
せっかくクレジットカードを所有するのであれば、効率よくマイルをためたいものです。飛行機の利用時だけでなく、普段から意識してクレジットカードを利用することで次々とポイントやマイルをためられるでしょう。
飛行機に乗る機会が多い方は、JALを利用するだけでもマイルがたまります。会社から出張に行く際にも決済できるケースがあるため、のちに経費を請求する予定であってもお得に感じられるでしょう。搭乗回数が多いほど、効率的にマイルをためられるのがクレジットカードの魅力です。
配偶者やお子さまなど生計をともにする方が旅行好きであれば、家族カードを発行して活用してもらうのも有益な方法といえます。支払いの履歴や内容は所有者が確認できるため、家計の管理を簡略化したい方にもおすすめです。
このように飛行機での利用シーンだけでなく、日常的な買物にも視野を広げてみましょう。普段から意識してクレジットカードを利用していると、現金で支払うよりも節約効果が期待できます。
日常の買物でためる
仕事帰りや休日の買物では、財布から現金を出して支払う方もいるでしょう。キャッシュレス化が進んでいる現代では、クレジットカードで支払う機会を増やしてみるのがおすすめです。
SAISON MILE CLUBに登録していなかったとしても、永久不滅ポイントが貯められます。ポイントはのちにギフト券やマイルに交換できるため、買物で支払ったお金の一部が返ってくる方法ともいえるでしょう。
定期的な支払いでためる
クレジットカードで効率よくJALのマイルをためるには、以下のように支払いをクレジットカードにするのもおすすめです。
・水道料金、ガス料金などの光熱費(※)
・通信料
・保険料
・税金
(※)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
月や年単位で支払わなければならない料金ですが、口座振替で納めている方もいるでしょう。クレジットカードであれば、口座振替よりもお得にお支払いができることもあるので、ぜひ検討してください。
支払先をひとつにまとめることで、収支の管理を簡略化できます。金額が大きいほど付与されるポイントやJALのマイルも多くなるため、年単位での還元数も増えていきます。一度設定すると、継続的に反映できる便利な方法です。
カードを選ぶときのポイント
お買物のたびにJALのマイルをためられるクレジットカードを選ぶ際は、マイルの還元率とボーナスポイントの有無に注目しましょう。
クレジットカードの種類を吟味して、少しでもお得に活用できるカードを選ぶことも大切です。年会費が必要なクレジットカードを検討している方は、「年会費を支払う価値を見出せるかどうか」も重要な要素になります。
マイルの還元率が高いか
クレジットカードを選ぶにあたって、マイルの還元率は重視すべき判断基準です。具体的な例として「セゾン・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」でSAISON MILE CLUBに登録したケースを想定すると、以下の2パターンでJALのマイルと永久不滅ポイントが付与されます。
・1,000円(税込)の買物につき10マイル付与
・2,000円(税込)のショッピング利用ごとに永久不滅ポイント1ポイント付与(アメリカン・エキスプレス(R)ブランドのみ対象)
1年の間に80万円をお買物に費やした場合、JALのマイルは8,000マイル、永久不滅ポイントは400ポイントためられます。
永久不滅ポイントは200ポイントでJALのマイル500マイルと交換できるため、400ポイントでは1,000マイルとなります。したがって、1年間に還元されるJALのマイルは合計9,000マイルです。
このように、実際の利用シーンを想定してシミュレーションを行うと、お得な還元率を実感できるでしょう。
ボーナスポイントがもらえるか
クレジットカードを利用した際にたまるポイントやマイルだけでなく、ボーナス要素を含んでいるかどうかもチェックすべき要素といえます。具体的なボーナスシステムはクレジットカード会社や種類により異なりますが、以下が一般的な例です。
・所有者の誕生月に還元率が上がる
・日や月によって還元率が変わる
・利用方法によって還元率が上がる
SAISON MILE CLUBに登録したセゾンカードを利用した場合、お買物のときに付与されるJALのマイルに加え、永久不滅ポイントもたまります。セゾンポイントモールを経由して決済を行った場合には、最大30倍の還元率につなげることも可能です。
マイルをためる以外で注目したほうが良いポイント
ポイントやJALのマイルの還元率はクレジットカードを選ぶ際の重要な要素ですが、カード選びにおいてはほかにもチェックする点がいくつかあります。
そのため、以下で挙げるようなポイントも含めて総合的に比較検討したうえで、利用するカードを選びましょう。
家族カードが発行できるか
クレジットカードには、家族カードを発行できるものとできないものがあります。
家族カードには本カードと同程度の、もしくは少し制限された程度のサービスが付帯していることが多く、なおかつ年会費も本カードより安いので、家族にもクレジットカードを持たせたいと考えている場合には非常に便利です。
支払いはすべて本カードの引き落としとまとめて行われますし、家族カードごとの利用明細も確認できるので、使いすぎを防ぐことにもつながります。
また、ポイントも合算されるため、ポイントやマイルがとてもたまりやすくなります。
旅行に便利なサービスが付帯するか
クレジットカードでマイルをためたいと考えているということは、旅行に行く機会が多いということだと思いますが、そのような方にとって旅行に便利なサービスが付帯しているかどうかは、非常に重要なポイントです。
パッケージツアーの予約を割引で行えるか、空港ラウンジが利用できるか、空港での手荷物宅配サービスはあるかなどは、旅行のお得さや快適さに大きく影響します。
また、海外旅行に行く場合は現地でのホテル・レストランの予約に関するサポートなどを日本語で受けられるかといったことも、チェックしておきたいポイントです。
旅行傷害保険サービスが付帯するか
旅行時の万が一の場合に備えて、クレジットカードには旅行傷害保険が付帯しているものを選ぶのがおすすめです。
クレジットカードによって保険の補償内容が異なるので、十分な補償が受けられると感じるカードを中心に検討しましょう。
クレジットカードを持っているだけで保険適用条件を満たすカードや、航空チケットやパッケージツアーの代金などを当該カードで支払って適用される保険もあるので、保険が適用される条件も確認しておきましょう。
まとめ
クレジットカードを選ぶ際は、さまざまな要素を考慮する必要があります。飛行機の利用に便利なJALのマイルを重視する場合は、SAISON MILE CLUBへ登録ができるカードがおすすめです。
日常的な買物から公共料金の支払いまで幅広く利用することで、ポイントやJALのマイルが効率よくためられます。クレジットカード選びでお悩みの方は、ぜひこの機会にセゾンカードをご検討ください。