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陸マイラーにおすすめのマイルのため方を解説!効率よくたまるクレジットカードも紹介
陸マイラーの方にとって、マイルをいかに効率的にためるかは非常に重要です。
普通にマイルをためるよりも効率よくためられる方法があるならば、ぜひとも実践したいところでしょう。
また、マイルをためる際やためたマイルを交換する際に、注意すべきことについても把握しておく必要があります。
本記事では、陸マイラーの方の効率的なマイルのため方や、クレジットカードでマイルをためる際の注意点、陸マイラーの方におすすめのクレジットカードについても紹介します。
Contents
記事のもくじ
陸マイラーとは飛行機に乗らずマイルをためる人のこと
一般的にマイルは、飛行機に乗ることでたまります。
しかし、クレジットカードの中には支払いをすることでマイルをためられるものと、貯めたポイントをマイルに交換できるものがあります。
クレジットカードを日々の生活で利用して、飛行機に乗らずにマイルをためる人のことを、「陸マイラー」と呼びます。
陸マイラーのマイルのため方
陸マイラーの方が効率的にマイルをためる方法としては、マイル還元率が高いクレジットカードを利用したり、ポイントサイトを利用したりします。
それぞれの方法について、以下で説明します。
マイル還元率が高いクレジットカードを利用する
クレジットカードによって、支払った金額に対してマイルがたまる割合である「マイル還元率」は異なります。
マイル還元率が0.5%のクレジットカードと1.0%のクレジットカードで、それぞれ100万円の支払いを行ったシミュレーションをしてみましょう。
マイル還元率が0.5%のクレジットカードの場合、100万円×0.005=5,000マイルになります。
マイル還元率が1.0%のクレジットカードの場合、100万円×0.01=10,000マイルがためられます。
効率よくマイルをためたいのであれば、マイル還元率が高いクレジットカードを利用することが重要です。
ポイントサイトを利用する
カード会社はそれぞれ、自社のカードを利用することでお得にポイントを貯められる「ポイントサイト」を設けています。
所有しているクレジットカードの発行会社が運営しているポイントサイトを利用して、支払いもクレジットカードで行うことで、通常の何倍ものポイントが貯められることが多いです。
マイルはポイントから交換することが多いので、ポイントが貯めやすければその分マイルもたまりやすくなります。
ポイントサイトでは日用品なども購入できることが多いので、日々の生活に必要なものをポイントサイトを経由して購入するだけで、ポイントがどんどん貯まっていきます。
セゾンでもセゾンポイントモールというポイントサイトを運営しており、最大で通常の30倍のポイントを貯めることが可能です。
ためたマイルの主な使い道
ためたマイルにはさまざまな使い道がありますが、主な使い道としては以下のようなものが挙げられます。
・特典航空券に交換
・座席のアップグレード
・電子マネーのポイントに交換
それぞれの使い道について、説明します。
特典航空券に交換
マイルの使い道としてもっとも代表的なのは、特典航空券との交換です。
お得にフライトが可能な特典航空券は国内線にも国際線にも設けられているので、自分の乗りたい路線の特典航空券と交換すると良いでしょう。
フライトの距離が長くなるほど、特典航空券との交換に必要なマイル数も多くなります。
JALのマイルとANAのマイルで交換できる路線、および交換に必要なマイル数は異なります。
座席のアップグレード
マイルを利用して、座席のクラスをエコノミー→ビジネスやビジネス→ファーストといったようにアップグレードさせることも可能です。
座席を予約するタイミングでアップグレードすることも、フライト当日にアップグレードすることも可能ですが、利用する便や座席によってはアップグレードに対応していない場合もあります。
座席のアップグレードを検討している場合は、アップグレードに対応している便や座席かどうかを、あらかじめ確認しておきましょう。
電子マネーのポイントに交換
マイルを電子マネーと交換することで、より汎用的に利用できます。
マイルの種類によって交換できる電子マネーは異なるため、JALのマイルとANAのマイルで交換できる電子マネーの種類および必要マイル数を、一部以下に示します。
電子マネー | 必要マイル数 |
---|---|
Suica10,000円相当 | 10,000マイル |
dポイント10,000ポイント分 | 10,000マイル |
TOKYU POINT10,000ポイント分 | 10,000マイル |
・ANAのマイル
電子マネー | 必要マイル数 |
---|---|
楽天Edy10,000円分 | 10,000マイル |
Tポイント10,000ポイント分 | 10,000マイル |
ヤマダポイント10,000ポイント分 | 10,000マイル |
JALとANAのマイルで、どちらをためて、どのように利用するか決められない場合は交換レートや、交換できるポイントの種類などを判断基準に考えるのがおすすめです。
クレジットカードでマイルをためる際の注意点
クレジットカードでマイルをためる際の注意点としては、「マイル移行手数料がかかる場合がある」「マイル移行上限がある」ということが挙げられます。
それぞれの注意点について、以下で説明します。
マイル移行手数料がかかる場合がある
ポイントをJALのマイルに交換する場合の手数料はかかりませんが、ANAのマイルをためるためには移行手数料を支払わなくてはならないクレジットカードがあります。
マイル移行手数料はクレジットカードによって異なりますが、おおよそ5,000円~6,000円前後になります。
移行手数料が気になる方は、移行手数料がかからないクレジットカードを選ぶと良いでしょう。
マイル移行上限がある
マイルに移行できるポイントには年間で上限が設けられており、上限以上のポイントをマイルに移行することはできません。
マイル移行上限は、ANAのマイルかJALのマイルか、オプションサービスを利用しているかどうか、などによって異なります。
生活の中で普通にマイルをためている程度では、上限をオーバーすることはほぼありません。
しかし、高額な買物をして一気にポイントが貯まったような場合などは、移行上限には注意しておいたほうが良いでしょう。
陸マイラーのクレジットカードの選び方
マイルがたまるクレジットカードや、貯まったポイントをマイルに交換できるクレジットカードはいくつもあります。
それらの中から発行するカードを選ぶ際には、以下に挙げるような点に着目して比較検討すると良いでしょう。
・マイル(ポイント)還元率
・年会費
・付帯サービス
それぞれについて、説明します。
マイル(ポイント)還元率
上述したように、マイル(ポイント)還元率が高いクレジットカードのほうが、同じ金額の支払いを行った場合にたまるマイル(ポイント)が多くなります。
そのため基本的には、マイル(ポイント)還元率が高いクレジットカードを選ぶのがおすすめです。
ただし、マイル(ポイント)還元率が高めのクレジットカードは、年会費が発生する傾向にあります。
年会費とたまるマイル(ポイント)のバランスや、付帯サービス・特典などを比較したうえで、判断しましょう。
年会費
年会費が発生するカードは、1年に1回維持費として年会費を支払う必要があります。
カードを利用する立場としては、年会費の支払いがないほうが良いかもしれません。
しかし、年会費が発生するクレジットカードのほうが、マイル(ポイント)還元率が高かったり、付帯サービスや特典が充実していたりする傾向があります。
年会費を支払っても十分な特典や付帯サービスがあれば、年会費が発生するクレジットカードを選ぶのも良いでしょう。
付帯サービス
クレジットカードにはさまざまなサービスや特典が付帯されていますが、その中には日常生活の中で役立つものも多々あります。
クレジットカードに「マイルをためる」以外の機能を求めるのであれば、どのような付帯サービスや特典があるかは、比較する際の重要なポイントです。
例として、セゾンカードに付帯しているサービスや特典の一部を、以下に挙げます。
・優待ショップでの割引&サービス
・旅行傷害保険
・ショッピング安心保険
・国内空港ラウンジサービス
・カーシェアリングサービスの優待
・海外アシスタンスサービス
同じカード会社が発行しているカードでも、カードによって付帯しているサービスや特典が異なる場合があります。
発行を検討しているクレジットカードにはどのようなサービスや特典が付帯しているか事前に確認しておきましょう。
陸マイラーにおすすめのクレジットカード
陸マイラーの方には、JALのマイルをためたい方もいれば、ANAのマイルをためたい方もいます。
JALとANA、それぞれのマイルをためるのにおすすめのクレジットカードを、以下で紹介します。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの年会費は初年度年会費無料。さらに、年間1回(1円)以上のカード利用で翌年年会費無料利用できます。
高い還元率が特長で、国内では通常の1.5倍、海外では通常の2倍の永久不滅ポイントが貯められます。
付帯する海外・国内の旅行傷害保険は、適用条件を満たすことで、どちらも最高5,000万円まで補償されるので旅行時も安心です。カード会員だけでなく家族に対する補償も備わっています。
また、本カードを提示するだけで国内の主要空港のラウンジが無料(年2回まで)利用できるので、フライト前の時間を落ち着いた空間で過ごせます。
海外の空港でもラウンジを利用したい場合は、世界的なラウンジサービスである「プライオリティ・パス」の通常年会費469米ドルかかるプレステージ会員に、優遇年会費の11,000円(税込)で登録可能です。
セゾンカード会員専用の旅の予約・問い合わせデスクであるtabiデスクを利用することで、大手旅行会社のパッケージツアーが最大8%オフで申し込めるので、海外旅行・国内旅行ともにツアー旅行をお得に楽しめます。
アメリカン・エキスプレス・コネクトでの会員限定の優待や、一休プレミアサービスの「プラチナステージ」を体験できる優待などを利用すれば、生活のステージがワンランク上に上がったように感じられるでしょう。
カード自体の年会費およびSAISON MILE CLUBに加入するための年会費と、付帯しているサービスや特典のバランスが非常に良いので、JALのマイルをためたい方にはおすすめの1枚です。
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、お得な特典やサービスが多数付帯したカードで、年会費は22,000円(税込)です。
国内では通常の1.5倍、海外では通常の2倍の永久不滅ポイントが貯まります。
本カードでも、「SAISON MILE CLUB」に優待価格で加入できるため、とても大きなメリットと言えます。
付帯する海外・国内の旅行傷害保険は、適用条件を満たすことで海外旅行で最高1億円、国内旅行で最高5,000万円が補償され、本会員の家族も海外・国内で最高1,000万円まで補償されます。
本カードを提示するだけで国内の主要空港のラウンジが無料で利用できるだけでなく、プライオリティ・パスのプレステージ会員にも無料で登録可能です。
ほかにも、プラチナカードならではのものとして、以下のような特典やサービスが付帯しています。
・コンシェルジュ・サービス
・プレミアムホテルプリビレッジ
・Tablet Hotels
・セゾンプレミアムゴルフサービス
・セゾンプレミアムセレクションbyクラブ・コンシェルジュ
JALのマイルをためたい方にとっては、SAISON MILE CLUBに優待価格で加入できるという点が非常におすすめです。
そのほかの付帯サービスや特典も非常に充実しているので、JALのマイルをためつつプラチナカードならではの特典やサービスを利用したい方には、ぜひ検討してほしいカードです。
MileagePlusセゾンカード
MileagePlusセゾンカードは、カード利用でポイントの代わりにマイルをためられるカードで、年会費は3,300円(税込)です。
本カードの基本的なマイル還元率は0.5%ですが、オプションサービスである「マイルアップメンバーズ」(年会費税込11,000円)に登録することで、最大で1.5%のマイル還元率で利用できます。(※)マイルアップメンバーズによるマイル換算は、年間(毎年3月4日~翌年2月4日お引落とし分)45,000マイルが上限です。
ためられるマイルはユナイテッド航空の「マイレージプラス」のマイルですが、このマイルには有効期限が設けられていないので、自身のペースでマイルをためられます。
ユナイテッド航空はANAと同じスターアライアンスに加盟している航空会社なので、ANAのマイルとの相互利用が可能です。
国内旅行傷害保険は付帯していませんが、海外旅行傷害保険は適用条件を満たすことで最高3,000万円まで補償されます。
国際ブランドをVisa・Mastercard・American Expressから選ぶことができ、国際ブランドをAmerican Expressにすると、2年目以降継続時にサンクスマイルとして500マイルが付与されます。
高いマイル還元率で利用するためにはマイルアップメンバーズに登録する必要がありますが、それでも年会費の合計は14,300円(税込)です。リーズナブルな年会費でマイルを効率よくためたいという方には、おすすめのクレジットカードです。
(※)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
MileagePlusセゾンゴールドカード
MileagePlusセゾンゴールドカードは、最大で1.5%という業界最高水準の還元率で、ポイントの代わりにマイルをためることができ、年会費は33,000円(税込)です。(※)年間75,000マイル上限まで1,000円(税込)につき15マイル付与されます。
ためたマイルはユナイテッド航空やANAなど、スターアライアンスに加盟している航空会社の特典航空券などと交換できます。
獲得したマイルには有効期限が設けられていないので、好きな特典航空券と交換できるマイル数になるまで、自身のペースでマイルがためられます。
旅行傷害保険は適用条件を満たすことで海外・国内ともに最高5,000万円を補償され、本会員の家族も海外・国内で最高1,000万円まで補償されます。
本カードは、国際ブランドをVisa・Mastercard・American Expressから選べますが、国際ブランドをAmerican Expressにすると、2年目以降継続時にサンクスマイルとして1,500マイルが付与されます。
また、国内主要空港のラウンジを無料で利用可能です。
非常に高いマイル還元率でマイルを効率よくためることができ、American Expressの場合は毎年自動的にマイルが付与されます。国際ブランドにこだわりがない場合はAmerican Expressを選ぶのがおすすめです。
(※)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
MileagePlusセゾンプラチナカード
MileagePlusセゾンプラチナカードも、最大で1.5%という業界最高水準の還元率で、ポイントの代わりにマイルをためることができ、年会費は55,000円(税込)です。(※)
本カードでためられるマイルも、ユナイテッド航空の「マイレージプラス」のマイルなので有効期限がなく、年間900,000マイル上限まで1,000円(税込)につき15マイル付与されます。
ためたマイルはユナイテッド航空やANAなど、スターアライアンスに加盟している航空会社の特典航空券などと交換できます。
また、空港ラウンジ「ユナイテッドクラブ」の利用パスを、毎年2枚(118米ドル分)進呈され、2年目以降のカード継続で5,000マイルがプレゼントされます。
旅行傷害保険は適用条件を満たすことで海外・国内ともに最高1億円を補償してくれます。本会員の家族も海外・国内で最高1,000万円まで補償されます。
ほかにも、プラチナカードならではのものとして、以下のような特典やサービスが付帯しています。
・コンシェルジュ・サービス
・プレミアムホテルプリビレッジ
・Tablet Hotels
・セゾンプレミアムゴルフサービス
・セゾンプレミアムセレクションbyクラブ・コンシェルジュ
・国際線手荷物宅配サービス
・セゾンプレミアムレストランby招待日和
マイルをためることに特化したクレジットカードでありつつ、便利な特典やサービスも多数付帯しているので、ANAを利用する機会が多い方におすすめです。
(※)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
まとめ
陸マイラーの方が効率的にマイルをためるためには、マイル(ポイント)還元率が高いクレジットカードを利用したり、カード会社が設けているポイントサイトを有効活用したりすることが重要です。
マイル(ポイント)還元率が高いクレジットカードでは年会費が発生する傾向にあるので、マイル(ポイント)還元率・年会費・付帯している特典やサービスなどを総合的に判断して、発行するカードを選びましょう。
セゾンではJALのマイルをためたい方、ANAのマイルをためたい方、それぞれにおすすめできるカードを取り扱っているので、どちらのマイルをためたい場合でもぜひご検討ください。