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お金がない場合の対処法や今からでもできる節約方法を徹底解説!
多くの方が、「お金がない」「お金が足りない」と感じる状況を人生のなかで経験したことがあるのではないでしょうか。そのように感じる原因はさまざまであり、一時的な対処法で解決できることもあれば、抜本的な対策を講じなければならない場合もあるでしょう。
また、目前に出費がせまっているのであれば、「お金がない」と感じている状態を放置しておくことはできません。本記事では、「お金がない」と感じた際の対応方法をケース別にまとめて、「一時的なお金」の作り方や根本的な解決策もご紹介します。
Contents
記事のもくじ
「お金がない」と感じる際は出費の内容に応じて対処しよう
「お金がない」「お金が足りない」と感じる際は、まず、そのように足りていないお金の内容(出費の内容)に応じた対処法を取りましょう。
出費内容 | 対処方法の例 |
---|---|
物品(食料品、生活必需品など)の購入費 | セール実施時に購入したり、より安い商品への代替を検討したりする |
趣味の品の購入費用や旅行費用 | いったん購入を見送って、収支のバランスを整える |
税金・国民健康保険料 | 納税の猶予や保険料の軽減を申請したり、役所に相談して納付金額の分割を検討してもらったりする |
国民年金保険料 | 保険料の猶予申請や免除申請をおこなう |
家賃や公共料金の支払い | 管理人や管理会社への相談をおこなったり、水道・ガス・電気会社へ問い合わせたりしてみる |
上記の表を見てわかるように、「お金がない」状況にもさまざまなパターンがあります。
一時的にお金がない場合の対処法
前述の表で挙げた「家賃や公共料金の支払い」のように、生活上必須となるお金が足りない場合は、なんらかの方法で一時的にお金を作らなければなりません。
一時的に現金を用意しなければならない状況においては、以下に示す選択肢を検討してみましょう。
①不用品の売却
②質屋の利用
③短期のアルバイト
④国や自治体の支援制度
⑤金融機関からの借り入れ
以下、それぞれの方法について詳しく説明していきます。
①不用品の売却
古物商(リサイクルショップなど)に家電製品や衣料品など持ち込んで売却すれば、すぐに現金を入手できます。
なお、出品・発送などの手間がかかりますが、オークションサイトやフリーマーケットアプリを利用し、ご自身で買い手を探して売却することも可能です。ゲーム機などは、高値で売買されているケースもあります。インターネットで取引価格をチェックし、個人間取引で売却することも検討しましょう。
②質屋の利用
腕時計やバッグなど高額な品物を所持している場合は、質屋を利用することも選択肢のひとつです。
質屋では、預けた品物の価値の範囲内でお金を借りることができます。なお、原則3ヵ月の期限内に貸付金額と質料(利息)を支払えば品物が戻ってくることが特徴であり、追加で質料を払えば期限の延長も可能です。
返済ができない場合、預けた品物が質屋の手に渡ることになりますが、それ以上の債務は残りません。
③短期のアルバイト
お金がないときには、短期のアルバイトをすることもご検討ください。月払いではなく日払いのアルバイトなら、すぐに現金を入手できます。
なお、法律上、「日雇紹介」や「日雇での直接雇用」は認められていますが、「日雇派遣」は原則禁止されていることにご留意ください。
ただし、「60歳以上」「学生」「生業収入が500万円以上で、副業として従事する者」「世帯収入が500万円以上あって、主たる生計者ではない者」については、例外的に日雇派遣という形態で就労可能です。
④国や自治体の支援制度
事情や用途によっては、国や自治体などが実施している支援制度を利用できます。支援制度の具体例として、「緊急小口資金」「総合支援資金」「住居確保給付金」の内容を表にまとめました。
支援制度 | 内容 |
---|---|
緊急小口資金 | 緊急かつ一時的に生計維持が困難となった方に対し、通常は10万円まで、新型コロナウイルス感染症流行の影響で収入が減少した場合は20万円までを貸与する制度 |
総合支援資金 | 生活を再建するまでの期間、新型コロナウイルス感染症流行の影響で収入が減少した方の場合、単身者に対して月に15万円まで、2人以上の世帯に対して月に20万円までを貸与する制度(初回貸付分・延長貸付分・再貸付分の3回にわたって実施され、それぞれの期間は3ヵ月間) |
住居確保給付金 | 「主たる生計維持者が離職・廃業後2年以内である場合」や「個人の責任・都合によらず、収入を得る機会が離職・廃業と同程度にまで減少している場合」において、一定の要件を満たすと、家賃に相当する金額(市区町村ごとに上限額が定められている)を原則3か月間(条件を満たせば、最長で12ヵ月間まで延長可能)支給される制度 |
2021年11月時点においては、緊急小口資金・総合支援資金の「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う特例措置」が実施中です。特例によって「緊急小口資金」の貸与を受けると、2021年または2022年の住民税が非課税の場合に債務の全部が一括で免除されます。
特例によって貸与された「総合支援資金」については一括免除ではなく、2021年または2022年の住民税が非課税の場合は初回貸付分が、2023年が非課税の場合は延長貸付分が、2024年が非課税の場合は再貸付分が免除されることを覚えておきましょう。
なお、住居確保給付金については、申請者に対してではなく、自治体から賃貸住宅の賃貸人や不動産媒介事業者などに直接支払われる点にご留意ください。
⑤金融機関からの借り入れ
まとまった現金が必要という場合には、金融機関からの借り入れを検討してみましょう。
ただし、借入の際には返済能力を確認するための審査が実施されます。年収や勤務状況などによっては、希望する金額を借り入れられない可能性がある点は覚えておきましょう。
また、カードローン借入後は、金利に応じた利息を併せて支払う必要がありますので、利息金額を含め無理なく支払いできるだけの金額を借り入れるよう意識することが大切です。
慢性的にお金がない場合の対処法
金銭面の心配がない安定した生活を送るためには、「お金がない」と感じる状態を放置することはできません。
慢性的に「お金がない」という状態のままでは貯蓄をすることができず、さまざまな方法で一時的にお金を作っても、根本的な解決策を講じない限りは苦しい状態が続きます。
以下、対処法を3つご紹介するので、慢性的にお金がない状態の解消にお役立てください。
①固定費と変動費の見直し
慢性的に「お金がない」と感じる状態を解消するために、「固定費」および「変動費」の見直しをしましょう。
最初に「家計における主な固定費」を挙げると、以下のようになります。
・住居費(家賃、管理費など)
・水道光熱費(水道料金、電気料金、ガス料金など)
・通信費(電話料金、インターネットの通信料金など)
・保険料(生命保険料、火災保険料など)
・自動車関連費
・定額制サービス
これらは自動的に口座から引き落とされるケースが多く、金額をあまり気にしていない方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、固定費を見直せば、毎月同じ金額が繰り返し減り、長期的に大きな節約に繋がります。まずは変動費よりも固定費の見直しを優先しましょう。
なお、一般的に手取り額の25~30%程度を占める「住居費」の削減は、家計の改善に大きな効果があります。
お住まいのエリアの家賃相場をチェックし、平均よりも家賃が高い住宅に住んでいることが判明した場合は、家賃が安い住宅への転居を検討してみても良いかもしれません。
水道料金は契約先やプランの変更を行えないので、大幅な削減は困難です。ただし、電気料金やガス料金、電話料金、インターネットの通信費については、契約先やプランの変更によって一定程度削減できる可能性があります。
また、生命保険や火災保険などの保険料も、契約先やプランによって金額が大きく変わるので見直しを行うと良いかもしれません。自動車については、お住まいの地域の交通事情にもよりますが、利用頻度が少ない場合は手放すことも選択肢のひとつです。
各種定額制サービス(音楽配信サービス、動画配信サービスなど)については、「あまり利用していないけれども、惰性で契約し続けている」というケースがあるかもしれません。本当に必要なサービスだけを残し、それ以外は契約を解除する方が良いでしょう。
次に「家計における主な変動費」を挙げると、以下のようになります。
・食費
・日用品費
・被服費
・娯楽費
・交際費
変動費は、ご自身の心掛け次第で大きく減らすことも可能です。
特に被服費や娯楽費、交際費については、一度に支払う金額が比較的大きい傾向があるため、ある程度の削減の余地があるのではないでしょうか。
食費や日用品費は、娯楽費などと比べて必要性が高い支出なので、削減には限界があるかもしれません。
頑張って一時的に変動費を大幅に減らしても、我慢の限界を超えて「衝動買い」をしてしまうと、それまでの努力が無駄になってしまいます。
大切なのは、コツコツと無理のない範囲で、毎日少しずつ節約していくことです。
②無駄遣いの見直し
家計改善には、「極力、無駄遣いをしない」という心構えを持つことが不可欠です。「不要な物を衝動的に購入している」「外食やフードデリバリーサービスの利用頻度が高い」という場合は、慢性的に「お金がない」という状況に陥りやすくなります。
外食やフードデリバリーサービスを頻繫に利用しているのであれば、自炊に切り替えることを検討してみましょう。
また、日用品については、「セール実施日に買う」「安く購入できるお店を探す」などの対策を講じましょう。
そのほか、各種ポイントを獲得できるお店を利用することも、節約につながります。買物の際に貯まったポイントを利用して支出の削減に努めましょう。ストレスが溜まらない程度に、少しずつ無駄遣いを減らすことが成功の秘訣です。
③支払い方法の見直し
支払い方法を現金からクレジットカードに変更すれば、ポイントが貯まるため、節約が可能です。
クレジットカードによっては、年会費無料で発行できるうえに、ポイント還元が受けられるものもあります。貯まったポイントは欲しい商品や金券類(商品券など)に交換できるほか、電子マネーのチャージに使えるケースもあります。
セゾンから発行されているクレジットカードなら、有効期限のない「永久不滅ポイント」が通常1,000円(税込)につき1ポイント貯まります。
貯まったポイントは「アイテムとの交換」や「ショッピング利用分の請求金額への充当」「ふるさと納税」などで活用できます。
なお、クレジットカードには「キャッシングサービス」が付帯しているので、冠婚葬祭などで「まとまったお金が急に必要になった」という場合に現金の借入が可能です。
ただし、キャッシングには所定の利息がかかることを覚えておきましょう。
「節約」に加えて「急な出費に備える」という意味でも、クレジットカードを持っておく方が良いかもしれません。
節約するなら「家計簿」をつけてみよう!
家計簿とは、日々の収入や支出を記帳する帳簿で、家計を健全な状態に保つために利用されます。
家計簿をつけずに生活している場合、お金の流れを把握することが困難であり、「無駄」や「削減可能な支出」を見極めることができないため、節約を実行できません。
節約の実現には、まず家計簿をつける習慣を身につけ「いつ、どこで、どのくらいのお金を使ったのか」を把握できる状態にする必要があります。
家計簿のつけ方
家計簿をつける際は、主に以下の3つの方法が用いられます。
・紙に手書きする
・表計算ソフトで管理する
・家計簿アプリを利用する
おすすめは、クレジットカードや銀行口座と連携可能な「家計簿アプリ」を利用することです。
カード利用履歴や引き落とし履歴を読み取り、出費の項目を推測して自動で家計簿をつけてくれるので手間がかかりません。
「固定費や変動費が月々どのくらい発生しているか」や「削れそうな部分がどこなのか」の把握が容易になるので、家計簿アプリの利用を検討してはいかがでしょうか。
なお、家計簿のつけ方について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
節約したい方必読!家計簿の続けられるつけ方のコツや見直しポイントをご紹介
スマホ1台でお金の流れを把握できるクレジットカードを利用してみよう!
家計簿をつける習慣は、長く続けられないと意味がありません。家計簿アプリを利用すれば、「手書き」や「表計算ソフトによる管理」に比べてラクに家計簿をつけられます。それでも、「レシートを保管して、あとから入力するのが面倒」と感じることもあるでしょう。
セゾンのデジタルカードなら、スマートフォン1台でクレジットカード決済や電子マネー決済を利用できるほか、利用明細の確認も可能です。
利用履歴を家計簿代わりに使えば、「レシートを保管する」「あとから入力する」といった手間を省けるので、利用を検討してはいかがでしょうか。
セゾンのデジタルカードは、審査が完了してから最短5分でセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」上にデジタルカードが発行されるので、すぐにオンラインショッピングなどで利用したい方に適しています。
後日、自宅に届くプラスチックカードは、券面にカード番号や有効期限などが記載されていない「完全ナンバーレスカード」なので、店頭で利用する際に盗み見をされる心配がありません。
決済のたびにリアルタイムでスマートフォンに「お知らせ」をプッシュ通知する機能もついているデジタルカードもあり、セキュリティはもちろん、使い過ぎ防止の効果もあるかもしれません。
以下、セゾンから発行されているおすすめのデジタルカードを2枚紹介します。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital
初年度の年会費は無料であり、2年目以降は1,100円(税込)です。ただし、年に1回以上利用すれば翌年の年会費が無料になります。
お申し込み開始から最短5分でデジタルカードが発行され、後日、ナンバーレスカードが自宅に郵送される仕組みになっているので、すぐにオンラインショッピングで利用したい方に適した1枚です。
ちなみに、ETCカードは年会費無料で発行できます。
なお、カードを登録したQUICPay™で支払うと、1,000円(税込)につき4ポイント(1ポイント=最大5円のアイテムと交換した場合、最大2.0%の還元率に相当)の永久不滅ポイントが付与されます。(※1)
さらに、「超優待」特典として総合通販サイト「STOREE SAISON」でのカード利用額が合計30万円(※2)まで3%OFF(上限9,000円)になるほか、アメリカン・エキスプレス会員限定の優待「アメリカン・エキスプレス・コネクト」を利用できるなど、魅力的な優待特典が数多く付帯しています。
アメックスブランドカードですが、1年に1回の利用があれば年会費無料で利用でき、ポイント還元も大きいセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalの保有をご検討ください。
(※1)1ポイント最大5円相当のアイテムと交換した場合となります。
(※1)適用には、諸条件があります。詳細はカードお申込みページをご確認ください。
(※2)一部対象外店舗あり。合計金額の積算対象期間は毎年7月1日から6月30日。
SAISON CARD Digital
お申し込み開始から、最短5分で「セゾンPortal」上にデジタルカードが発行され、後日、ナンバーレスカードがご自宅に届きます。年会費は無料です。ETCカードも、発行手数料無料および年会費無料で発行できます。
SAISON CARD Digitalの特長は、国際ブランドを「Visa」「Mastercard」「JCB」から選べることです。ご自身が利用する店舗に対応した国際ブランドをお選びください。
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また、「オンライン・プロテクション※」が付帯しており、心当たりのないインターネット上での不正使用(連絡した日を含めて61日前まで)による損害が補償されるので安心です。
「年会費無料のデジタルカードが欲しい」「自分で国際ブランドを選びたい」「日常的な買物で節約をしたい」という方は、SAISON CARD Digitalの申し込みを検討してはいかがでしょうか。
(※)セゾンカード感謝デーは永久不滅ポイント付与の対象外になります。
(※)補償を受けるには、以下条件があります。
・当社が実施する調査で不正利用による被害が確認できること
・当社に連絡した日を含めて61日前までさかのぼったご利用分
まとめ
「不用品の売却」「質屋の利用」「短期のアルバイト」「国や自治体の支援制度」「金融機関からの借り入れ」といった方法によって、一時的に「お金がない状態」を解消することが可能です。
しかし、慢性的に収支バランスが崩れている状態であれば、一時的な解決で満足してはなりません。「固定費と変動費の見直し」「無駄遣いの見直し」「支払い方法の見直し」によって家計を改善しましょう。
なお、「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital」や「SAISON CARD Digital」を利用すれば、家計の管理をしやすくなり、ポイントが貯まるので節約にもつながります。
優待特典や付帯サービスが充実しているカードなので、申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。