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審査の難易度が高いクレジットカードの特徴や審査での確認項目を解説

審査の難易度が高いクレジットカードの特徴や審査での確認項目を解説

クレジットカードの発行にあたって、審査に不安を感じている方もいるのではないでしょうか。クレジットカードの審査基準は非公開ですが、いくつかのポイントから審査の難易度を推測することは可能です。

本記事では、クレジットカードの審査内容や難易度が高いカードの特徴を紹介します。記事の後半では、クレジットカードの作り方や発行の基本知識もあわせて紹介しているので、カード発行を検討中の方はぜひ目を通してみてください。

クレジットカードの審査内容は?

クレジットカードの審査内容は公開されておらず、カード会社ごとに審査基準は異なります。一般的には、クレジットカードの審査では信用情報と属性情報が確認されます。

属性情報

属性情報としては、以下のような情報が挙げられます。本人の支払い能力を推測するための情報として、個人に関する情報が確認されます。

● 氏名
● 年齢
● 住所
● 婚姻の有無
● 家族構成
● 住まいの状況(持ち家・賃貸)
● 職業
● 雇用形態
● 勤務先
● 勤務先の規模
● 勤続年数
● 年収

信用情報

信用情報はクレジットカードやカードローンなどの申し込みや利用実績の情報で、CIC・JICCなどの信用情報機関に記録されています。

クレジットカードの審査の際には、信用情報機関を照会して信用情報の確認が行われます。支払いの遅延の記録があるなど、利用履歴に問題があると審査に影響する可能性があります。

審査の難易度が高いクレジットカードの特徴

クレジットカードの審査基準は公開されていませんが、いくつかのポイントから審査の難易度が推察できます。審査の難易度が高いクレジットカードの特徴を以下で見ていきましょう。

申し込み条件が厳しい

クレジットカードには各カードに申し込み条件が設定されていて、申し込み条件が厳しいカードほど審査の難易度が高い傾向にあると推察されます。

審査が不安な場合は、複数のクレジットカードの申し込み条件を比較し、条件が厳しくないと感じるカードを選ぶと良いかもしれません。

カードのランクが高い

クレジットカードには「ランク」があり、ランクは下から順に「一般→ゴールド→プラチナ→(ブラック)」となっています(カード会社によって分類が異なる場合もあります)。

ランクが高いカードは、審査の難易度も高い傾向です。審査の難易度を推察する際は、ランクもひとつの基準として考えてみましょう。

年会費が高い

年会費も審査の難易度を推測する材料のひとつです。年会費に大きく差がある場合、年会費が高いカードの方が審査は厳しいと推察されます。

審査が不安な場合は、年会費無料など年会費の安いカードを中心に検討してみると、比較的審査が易しいカードを選びやすくなります。

クレジットカードの審査に落ちる原因は?

クレジットカードの審査に落ちる主な原因としては、以下が挙げられます。

● 申し込み内容や書類に不備がある
● 在籍確認が取れない
● 信用情報に問題がある

申し込みした情報や書類の不備が、審査に通過できない原因になることがあります。情報の入力・記入や書類の提出はミスのないように十分に確認して行いましょう。

また、借入の件数や金額が多い、長期延滞などの異動情報が記録されている、複数のカードに同時に申し込みしているなど、信用情報に問題があると審査に落ちる原因となり得ます。

そのほか、審査では電話による職場への在籍確認が行われることがありますが、確認が取れない場合は審査に落ちる原因となるので注意してください。

クレジットカードを発行するまでの流れ

クレジットカードを発行するまでの流れはカード会社によって異なりますが、多くの場合は下記の手順に沿って手続きを進めます。

1. 申し込みをするクレジットカードを決める
2. クレジットカードの申し込みを行う
3. カード会社による審査と結果の通知
4. クレジットカードの発行

以下では、クレジットカードを発行するまでの流れを詳しく解説します。

①申し込みをするクレジットカードを決める

クレジットカードを発行する会社は多数あり、カードの種類もさまざまです。クレジットカードによって年会費やカードに付帯する特典などが異なるため、ライフスタイルや用途に合ったカードを選ぶことをおすすめします。

各クレジットカードの情報はパンフレットのほか、各カード会社の公式サイトからも確認できるので、気になるカードをいくつか比較してみましょう。

②クレジットカードの申し込みを行う

申し込むクレジットカードが決まったあとは、カード会社にカードの申し込みを行います。主な申込方法は「インターネット」「店頭」「郵送」となりますが、カード会社によって異なるため、確認しておくようにしましょう。

少ない手間でクレジットカードを発行したい場合は、インターネットから申し込むのがおすすめです。

インターネットによる申し込みは24時間利用できるほか、店頭に行く必要もなく、申込書を郵送する手間もかかりません。必要な情報を申込フォームに入力し、本人確認書類を提出すれば申し込みが完了します。

③カード会社による審査と結果の通知

クレジットカードの申し込みを行うと、申込情報を基にカード会社による審査が行われます。審査はクレジットカードの種類に関係なく必ず行われるため、申込情報は正確に記載し、記入漏れがないようにしましょう。

審査が行われたあとは審査結果の通知が届き、クレジットカードが発行されます。

なお、クレジットカードの審査では、電話で本人の意思確認が行われる場合や勤務先への連絡が行われる場合もあるので、覚えておきましょう。

④クレジットカードの発行

無事に審査に通ったあとは、郵送でクレジットカードが届きます。手元にクレジットカードが届いたら、カードの利用枠や有効期限などの情報に間違いがないことを確認し、カード裏面に署名をしましょう。

署名のないクレジットカードは、利用できなかったり、不正利用された場合に補償を受けられなかったりするため、忘れないよう注意してください。

また、クレジットカードと一緒に同封されている会員規約には、カードの契約内容や補償に関する重要な事項が記載されているので、必ず内容を確認し、保管しておきましょう。

なお、クレジットカードには、スマートフォンのアプリ上にカード番号やセキュリティコードなどが発番されるデジタルカードも存在します。デジタルカードの種類によっては、後日発行されるプラスチックカードの裏面に署名がなくても問題ない場合があります。

例えば、セゾンカードのデジタルカード「SAISON CARD Digital」は、プラスチックカードの裏面に署名がなくてもお買物ができ、補償も受けることができます。よりシンプルなカードを利用したい方は、申し込みをご検討ください。

クレジットカードの発行に必要なもの

カード会社によって若干の違いはありますが、クレジットカードの発行には、「本人確認書類」と「引き落とし口座」の2つが必要です。以下でより詳しい内容をご紹介します。

本人確認書類

クレジットカードに申し込む際は、写真付きの本人確認書類の提出が必要です。有効な本人確認書類の例としては、下記のような書類が挙げられます。

●運転免許証
●運転経歴証明書
●マイナンバーカード
●顔写真付きのパスポート(※)
●在留カード
●特別永住者証明書

写真付きの本人確認書類を持っていない場合は、複数の本人確認書類を提出することで申し込めるケースもあります。スムーズに申し込むためにも、必要な書類の種類はカード会社の公式サイトから確認しておくと良いでしょう。

なお、学生証は本人確認書類として認められないので、学生の方は注意してください。

(※)パスポートは、日本国発行および顔写真・住所記入欄のあるものに限ります。

引き落とし口座

クレジットカードで利用した代金は、カード会社が定める支払日に請求されます。請求された代金は口座振替で支払う形となるため、クレジットカードを利用するなら引き落とし先の口座の準備が必要です。

引き落とし先の口座情報は、クレジットカードに申し込む際に申告するのが一般的です。そのため、クレジットカードを発行する際は、申し込みの手続きを行う前に引き落とし先の口座を決めておきましょう。

なお、カード会社によって、引き落とし先の口座として登録できる金融機関は異なります。対応している金融機関は、カード会社の公式サイトなどから確認が可能です。

クレジットカードは、どこで作るべき?

各カード会社では、主に「インターネット」「店頭」「書面の郵送」の3種類の申込方法を提供しています。おすすめは、24時間いつでも手続きができるインターネット経由での申し込みです。

店頭で手続きを行うためには、来店までの時間やその場での時間(待ち時間や説明の時間など)がかかります。

また、郵送での申し込み手続きは、「書類が届いてから必要事項を記入し、ポストに投函する」という手間がかかります。店頭や郵送での申し込みは時間がかかってしまうため、急いでいる方にはおすすめできません。

クレジットカードが発行されるまでの時間

申し込みから発行までに要する時間は、カード会社によって異なります。

セゾンカードでは、通常、審査結果メールが到着した日の翌日から数えて最短3〜7営業日以内にカードを発送します。

ただし「デジタルカード」の場合は、お申し込み開始から最短5分でクレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」上に発行可能です。「今すぐにオンラインショッピングでカードを利用したい」という方は、申し込みを検討してはいかがでしょうか。

クレジットカードをスムーズに発行する方法

クレジットカードは申し込み時の工夫によって、スムーズに発行できる可能性があります。

ここでは、クレジットカードをスムーズに発行する方法について説明します。

キャッシング枠を設定しない

クレジットカードにはお買物で利用できるショッピング枠以外に、お金を借りられるキャッシング枠を設定できます。

ショッピング枠が割賦販売法の管轄なのに対して、キャッシング枠は貸金業法の管轄となるため、キャッシング枠を設定するには、貸金業法の観点からも審査を受けなければなりません。

キャッシング枠を設定せずにショッピング枠のみで申し込めば、割賦販売法に基づいた審査のみになるため、クレジットカードを発行するまでの時間を短縮できる可能性があります。

なお、キャッシング枠はクレジットカードを発行したあとに、あらためて申し込むことも可能です。

クレジットカードの発行を最優先で考えるのであれば、キャッシング枠を設定せずに申し込むのもひとつの選択肢と言えるでしょう。

複数のカードに同時に申し込まない

クレジットカードの申し込みに関する情報は、信用情報機関と呼ばれる機関(CIC・JICC・KSC)に登録されます。

ほとんどのカード会社はCICもしくはJICCに加盟しており、審査時に信用情報機関に申込者の信用情報を照会します。CICとJICCは別会社ですが、情報は共有されています。

そのため、複数のクレジットカードに申し込みを行っていると、審査に影響してしまう場合があります。

クレジットカードは支払いを先延ばしにできるという特長を持っているため、クレジットカードに何枚も申し込みを行っている場合、カード会社に「手元に自由にできるお金がない」と判断されてしまいかねません。

年収などの属性に問題がなくとも、「複数のクレジットカードに同時に申し込みをした」という理由で信頼が得られなくなってしまう可能性があるので、同時申し込みは控えたほうが良いでしょう。

なお、信用情報機関に登録された申し込みに関する情報は、6ヵ月間登録されたままになります。

クレジットカードの選び方

クレジットカードは自身のライフスタイルや利用目的に合わせて選ぶのが大切ですが、カードの種類は豊富にあるため、悩んでしまう方も多いでしょう。

クレジットカードの選び方がわからない方は、以下の項目を比較するのがおすすめです。

● 年会費
● ポイント還元率
● 付帯する特典・サービス
● 発行までの期間

クレジットカードは、年会費無料のものから数万円かかるものまでさまざまあり、カードによってポイント還元率や付帯している特典・サービスも異なります。

そのため、クレジットカードを選ぶ際は、年会費とポイント還元率や付帯する特典・サービスなどのバランスを考えて選ぶのがおすすめです。

また、クレジットカードが発行されるまでのスピードも確認しておくと良いでしょう。クレジットカードの発行スピードはカードによって異なり、なかには最短即日発行ができるカードもあります。

例えば、セゾンカードには、インターネットでの申し込み後に店頭で最短即日受け取りができるカードのほか、お申し込み開始から最短5分で公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」上にカード番号などが発番されるデジタルカードがあります。

このような即日発行に対応したクレジットカードであれば、申し込み当日にカードを利用したお買物も可能です。

クレジットカードが届いてからするべきこと

申し込んだクレジットカードが自宅に届いたあとはカード裏面への署名をはじめ、いくつかするべきことがあります。ここからは、クレジットカードが届いてからするべきことをご紹介します。

申込内容の誤りがないかの確認

まずは申込内容と届いたクレジットカードの情報が合っているかどうかを確認しましょう。確認するべき主な項目は下記の4つです。

● クレジットカードの種類
● 券面に刻印されている氏名
● 国際ブランド
● 支払い回数などの契約内容

万一、申込内容と異なるクレジットカードが届いた場合は、カード会社に連絡して再発行などの手続きを行ってください。カード会社の連絡先は、カード裏面や公式サイトなどに記載されています。

クレジットカード裏面に署名をする

届いたクレジットカードと申込内容に誤りがないことを確認したら、カード裏面に署名をします。カード裏面に署名がない場合、盗難や紛失などで不正利用された際に補償を受けられないこともあるので、忘れないうちに署名しておきましょう。

なお、先述したように、一部のセゾンカードはカード裏面に署名がなくても利用できます。署名不要のクレジットカードの場合、盗難・紛失時の不正利用に対する補償は署名のあるカードと同様に受けられます。

利用明細の確認方法

クレジットカードが届いたあとは、利用明細の確認方法もチェックしておきましょう。利用明細にはカードを利用した店舗や金額、利用日などが記録されており、カードの利用管理や請求額の把握に役立ちます。

利用明細の確認方法はカード会社によって異なりますが、多くの場合はインターネットやアプリから確認が可能です。アプリの準備が必要な場合は、事前にインストールしておくと良いでしょう。

おすすめのクレジットカード

セゾンカードではさまざまなニーズに対応したクレジットカードを用意しており、カードによっては即日発行も可能です。

ここでは、充実した特典・サービスが付帯するおすすめのクレジットカードをご紹介するので、ぜひ申し込みをご検討ください。

SAISON CARD Digital(セゾンカードデジタル)

SAISON CARD Digitalは、お申し込み開始から最短5分で発行できるデジタルカードです。クレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」上にカード番号が発番され、すぐにスマホ決済やネットショッピングで利用できます。

年会費は無料で、国際ブランドはVisa、Mastercard(R)、JCB、American Expressの4つから選択が可能です。後日に郵送で届くプラスチックカードは完全ナンバーレスで、番号を盗み見される心配が少なく、安心してお買物に利用できます。

>>詳細はこちら

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalは、18歳以上で連絡が可能な方であれば申し込み可能です。

初年度年会費無料、翌年度以降は1,100円(税込)で、前年に1円でもカードの利用がある場合は、翌年度も年会費無料で利用できます。

お申し込み開始から、最短5分で公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」にカードが発行されます。

また、後日届く完全ナンバーレスカードは、カード券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードなどの情報が記載されていないため、セキュリティ面でも安心です。

年会費の負担が気になる方、セキュリティ面の不安を解消したうえでカードを利用したい方におすすめです。

>>詳細はこちら

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、安定した収入と社会的信用を有しており連絡が可能な方(学生・未成年を除く)が申し込めるクレジットカードです。

年会費は11,000円(税込)、初年度は年会費無料です。最初の1年間は保有コストがかからないため、お試し感覚で利用できます。

高い還元率が特長で、国内のショッピング利用では通常の1.5倍、海外では通常の2倍の永久不滅ポイントを貯められます。ゴールドカードを保有してみたい方、ポイント還元率を重視する方におすすめです。

>>詳細はこちら

よくある質問

以下ではクレジットカードの発行について、よくある質問とその回答をご紹介します。

Q1 カードの発行状況・配達状況を知ることは可能?

カード会社によっては、クレジットカードの発行状況・配送状況をチェックできる場合もあります。

例えば、セゾンカードでは、「カード発行状況」のページで「受付番号」「生年月日」「電話番号」を入力すれば確認することが可能です(※)。

(※)「みずほマイレージクラブカードセゾン」を除く

Q2 発行が見送られた場合、理由は教えてもらえる?

基本的にクレジットカードの審査基準は非公表とされており、どのような理由で発行が見送られたのかを知ることはできません。

ただし、「入会資格」「申込条件」については、各カード会社の公式サイト上に記載されています。申し込みの際は、条件を満たしていることをご確認ください。

Q3 審査に通過できなかったカードに再度申し込むことは可能?

過去に審査で通過できなかったカードに再度申し込みも可能です。

ただし、信用情報機関のデータベース上に「申し込みを行った事実」が一定期間は登録されたままになっているため、前回から時間をおいてから申し込みする方が良いでしょう。

Q4 審査に通りやすいクレジットカードは?

クレジットカードの審査基準は公開されていませんが、申込条件、カードのランク、年会費から審査の難易度についてある程度の推察が可能です。

年会費が安い、カードのランクが高くない(一般カードなど)、申込条件が厳しくないといった特徴に当てはまるクレジットカードは比較的審査が易しいと考えられます。ただし、申込条件を満たしていなければ審査に通過することはできません。

また、上述の通り、長期延滞の事実など異動情報があるなど、審査が易しいと推察できるクレジットカードであっても通過できない可能性があります。

まとめ

まとめ

クレジットカードの審査では、一般的に属性情報や信用情報が確認されます。審査の難易度が高いクレジットカードの特徴としては、申し込み条件が厳しい、カードのランクが高い、年会費が高いなどが挙げられます。

審査が不安な場合は、年会費が安い、カードのランクが高くない、申し込み条件が厳しくないといった特徴に当てはまるカードを選ぶのが方法のひとつです。ぜひご自身に最適なクレジットカードで発行を進めていきましょう。

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