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デビットカードの作り方や種類を紹介!申し込みから発行までの流れをわかりやすく解説
デビットカードを作ろうと思っている方にとって、デビットカードはどのようにしたら作れるのか、書類などは何を用意すれば良いのかは、あらかじめ知っておきたい情報です。
デビットカードの作り方を事前に理解しておくことで、手続きがスムーズになるでしょう。また、デビットカードは大きく2種類あるため、それぞれの特長を理解しておくことも大切です。
本記事では、デビットカードの申し込みから発行までの流れや必要書類など、カードの作り方をわかりやすく解説します。
Contents
記事のもくじ
デビットカードの作り方
デビットカードの作り方は、発行元に申し込みを行うだけなので難しくありませんが、申し込みから発行までの手順や必要な書類を事前に把握しておいたほうがスムーズに手続きができます。デビットカードを発行する流れは以下のとおりです。
1. どのデビットカードを作るか決める
2. デビットカードの申し込み手続きをする
3. デビットカードを受け取る
それぞれ詳しく解説します。
①どのデビットカードを作るか決める
デビットカードを発行する際は、最初にどのデビットカードを作るか決める必要があります。
デビットカードには大きく分けて「J-Debit」と「ブランドデビット」の2種類がありますが、どちらも原則15歳以上であれば申し込むことができます。
J-Debitとブランドデビットでは、利用できる店舗が異なるので、普段ご自身がよく利用する店舗で使えるカードを選びましょう。
また、デビットカードにはキャッシュカード一体型と単体型があるほか、カード券面のデザインも選べることが多いです。人によって使いやすいタイプや好みのデザインは異なるため、ご自身に最適なデビットカードを選びましょう。
なお、デビットカードは、銀行口座と紐付けて発行する必要があるので、銀行口座を持っていないと作れません。
「その時点での口座残高=利用限度額」となるのが、即時払いのカードであるデビットカードの大きな特長のため、普段メインで利用している銀行口座に紐付けることがおすすめです。
②デビットカードの申し込み手続きをする
発行するデビットカードを決めたあとは申し込み手続きを行います。デビットカードの申込方法は、WEB申し込み、郵送、銀行窓口のいずれかであることが多いです。
申込方法によって、発行に際しての費用が異なることはないので、どの方法で申し込んでも問題ありませんが、最も便利なのはWEB申し込みです。24時間いつでも申し込み可能なので、ご自身の空いた時間で申し込めます。
必要事項などを確認しながら申し込みたい場合は、銀行窓口を利用すると安心です。
③デビットカードを受け取る
申し込み手続きを終えればデビットカードが郵送されてくるので、受け取り次第デビットカードが使えるようになります。
申し込みからデビットカードが届くまでの期間は金融機関によって異なりますが、1週間〜3週間程度を目安に考えておきましょう。
デビットカードは重要な郵送物なので、転送不要扱いの「簡易書留郵便」で送られてくることが多いです。
なお、デビットカードの受け取りには本人確認書類の提出が必要になることもあるため、あらかじめ準備しておきましょう。
デビットカードの主な申込条件は2つ
一般的にクレジットカードには申込条件が設けられているように、デビットカードにも申込条件が設けられています。
ただし、クレジットカードの申込条件ほど難易度が高いわけではなく、具体的には以下に挙げる条件を満たしていればOKです。
● 普通預金口座を持っている方
● 日本国内在住の満15歳以上の方
デビットカードは金融機関の口座に紐付けて発行されるカードのため、普通預金口座を持っていることは必須条件です。
年齢に関しては、15歳といえば中学3年生の途中で達する年齢ですが、デビットカードによっては15歳でも中学生では申し込めない場合があるので、その点には注意しておきましょう。
デビットカードには種類がある
日本で発行されるデビットカードには、「J-Debit」と「ブランドデビット」の2種類があります。
それぞれの特長が異なるものなので、「J-Debit」と「ブランドデビット」の違いについて、以下で詳しく説明します。
J-Debit
J-Debitとは、銀行や信用金庫などの金融機関で発行されたキャッシュカードにデビットカードの機能を持たせて、店舗などでの支払いに利用できるようにするサービスのことです。
もともと持っているキャッシュカードをデビットカードとして利用するので、新たにカードを発行する手間がかかりませんし、申し込み手続きもすぐに完了するので、簡単に利用を始められることがメリットです。
日本デビットカード推進協議会に加盟する店舗で利用することができます。
J-Debitは、金融機関のキャッシュカードを持っていれば誰でも利用できるので、年齢制限などでブランドデビットを利用できない方には特におすすめです。
ブランドデビット
ブランドデビットは、VisaやJCB、Mastercard®など、国際的なクレジットカードブランドが付いたデビットカードです。
クレジットカードと同じように、特典やサービスが付帯していることもあります。
また、J-Debitではポイント還元を受けることができないのに対して、ブランドデビットでは利用金額とカードごとのポイント還元率に応じてポイントを貯めることも可能です。
J-Debitが利用できるのは国内の加盟店舗だけですが、ブランドデビットの場合、国際ブランドのマークがある店舗であれば、日本国内だけでなく海外で利用することもできます。
旅行や出張などで海外に行く機会が多い方にとっては、J-Debitよりもブランドデビットのほうが使いやすく感じるでしょう。
デビットカードを作るために必要なもの
デビットカードを作るために必要なものはいくつかあります。デビットカードの申し込みを行う際やデビットカードを受け取る際には、以下に挙げるものをあらかじめ用意しておきましょう。
● 本人確認書類
● キャッシュカードまたは通帳
● 印鑑
それぞれ解説します。
本人確認書類
すでに口座を開設している銀行で申し込む場合も、口座開設と同時にデビットカードの申し込みを行う場合も、本人確認書類の提出は必要です。
本人確認書類として認められている書類は、主に以下のようなものが挙げられます。
● 運転免許証
● 各種健康保険証
● マイナンバーカード
● 顔写真付きの住民基本台帳カード
なお、本人確認書類に関しては、申し込み時にアップロードなどの形で提出する場合もあれば、カード受け取り時に配達員に提示する場合もあります。
金融機関や申込方法によって対応が異なるので、あらかじめ確認しておくほうが良いでしょう。
キャッシュカードまたは通帳
すでに口座を開設している銀行で申し込む場合は、キャッシュカードまたは通帳が必要になります。
なお、銀行によっては、紙の通帳を口座開設当初より発行していないこともありますので、事前に確認しておきましょう。
印鑑
デビットカードの発行に合わせて口座開設を行う場合は、口座開設の手続きのために印鑑が必要になります。
最近では、ネット銀行を中心に印鑑なしで口座を開設できる銀行も多いので、必ずしも必要というわけではありません。
ただし、用意しておかなければ必要だった場合に二度手間になってしまうので、準備しておくほうが無難です。
デビットカードが届くまでどのくらいかかる?
先ほども少し触れましたが、デビットカードが届くまでの期間は金融機関によって異なり、申し込み後、1週間以内に届く場合もあれば、10日や20日以上かかる場合もあります。
どれくらいの期間で届くかの目安は、金融機関のウェブサイトに記載されていることも多いので、デビットカードが届くおおよそのタイミングを知りたい場合は、事前に確認することをおすすめします。
デビットカードはクレジットカードとは異なり、原則審査なしで発行することができます。
その分クレジットカードよりも早く届きそうという印象を受けるかもしれませんが、残念ながらそういうわけではありません。クレジットカードによっては、デビットカードより早く届く場合もあります。
デビットカードとクレジットカードの違い
デビットカードとクレジットカードは、どちらも「決済時に現金の代わりに利用できる」という点では同じですが、仕組みや作り方が異なります。以下では、デビットカードとクレジットカードの違いを紹介します。
仕組みの違い
デビットカードとクレジットカードは、以下のように決済の仕組みが異なります。
● デビットカード:即時払い式
● クレジットカード:後払い式
デビットカードは、決済した瞬間に紐付けられている口座から利用分が引き落とされるため、口座残高以上の支払いができません。
一方、クレジットカードは、決済した瞬間にお金が引き落とされるわけではなく、あらかじめ決められた引き落とし日に、一定期間内に決済された金額分がまとめて引き落とされる仕組みです。
決済時のお金をクレジットカード会社が一時的に立て替えているため、決済時点で口座残高がなくても利用できます。
作り方の違い
デビットカードは、口座残高以上の決済ができないため、発行元に損害が生じません。そのため、デビットカードの発行には原則として審査がなく、申し込みを行えばカードを発行できます。
一方、クレジットカードは、一時的にクレジットカード会社が利用者の決済分を立て替えることで成立する後払い式のキャッシュレス決済です。
利用者とクレジットカード会社の信用が重要になるため、申し込み時には必ず審査が行われ、審査をクリアした方でなければカードを発行できません。
すぐに利用するならクレジットカードも検討してみよう
お買物に行って高額な商品を急きょ購入することになった場合、ポイントが貯まる分現金払いよりもお得だからという理由で、カードを即日発行したくなるケースもあるかもしれません。
そのような場合、「審査不要で発行できる」という理由でデビットカードを選びたくなるかもしれませんが、先ほど少し触れたようにデビットカードは発行までに少し時間がかかるのが一般的です。
一方、発行に審査が必要なクレジットカードのなかには、即日発行が可能なものもあります。そのため、すぐにキャッシュレス決済を利用したい場合は、即日発行に対応したクレジットカードに申し込むのもおすすめです。
以下では、即日発行が可能なクレディセゾンのおすすめのクレジットカードを紹介します。
SAISON CARD Digital(セゾンカードデジタル)
年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | ・Visa ・Mastercard® ・JCB ・American Express |
入会資格 | 18歳以上のご連絡が可能な方で、クレディセゾンが提携する金融機関に決済口座をお持ちの方 |
ポイント還元率 | 1,000円(税込)の利用につき1ポイント |
発行までの期間 | お申し込み開始から、最短5分発行 |
SAISON CARD Digitalは、お申し込み開始から最短5分でクレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」にデジタルカードが発行されます。
年会費は無料なので、すぐにカードを発行したい方はもちろんのこと、クレジットカードの維持費を気にすることなく利用したいとお考えの方にもおすすめです。
国際ブランドはAmerican Expressだけでなく、VisaやJCBなどからも選べるので、ご自身の好きな国際ブランドを選んで利用したい方におすすめです。
>>詳細はこちら
セゾンカードインターナショナルデジタル
セゾンカードインターナショナル デジタルカードは、年会費無料で保有できるデジタルカードです。お申し込み開始から最短5分で「セゾンPortal」上にデジタルカードが発行され、後日郵送で完全ナンバーレスカードが届きます。
年会費無料で保有できるクレディセゾンのスタンダードカードになっており、国際ブランドはVisa、Mastercard®、JCBから選択できます。
スタンダードカードらしい使いやすさが特長のカードになっており、初めてクレジットカードを持つ方にもおすすめです。
>>詳細はこちら
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital
年会費 | ・初年度無料、2年目以降は1,100円(税込) ・年に1円以上の利用があれば翌年度も年会費無料 |
---|---|
国際ブランド | American Express |
入会資格 | 18歳以上のご連絡可能な方 |
ポイント還元率 | 1,000円(税込)の利用につき1ポイント |
発行までの期間 | お申し込み開始から、最短5分発行 |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalは、初年度年会費無料で保有できるデジタルカードです。2年目以降は1,100円(税込)の年会費となりますが、年1円以上のショッピング利用で翌年度の年会費が無料になる優遇があります。
お申し込み開始から最短5分で「セゾンPortal」にデジタルカードが発行されるため、すぐにオンラインショッピングや電子マネーに登録して利用できます。
また、QUICPay™(クイックペイ)の利用時は最大2%相当(※1)(※2)のポイント還元率になるため、特に普段からQUICPayでお買物をする方におすすめです。
(※1)適用には、諸条件があります。詳細はカードお申し込みページをご確認ください。
(※2)1ポイント最大5円相当のアイテムと交換の場合となります。
>>詳細はこちら
デビットカードの申し込みに関するよくある質問
ここでは、デビットカードの申し込みに関するよくある質問を紹介します。
Q1.デビットカードは高校生や主婦でも申し込みできる?
デビットカードは15歳以上から申し込みが可能なため、口座を持っていれば高校生や専業主婦でも発行できます。ただし、中学生に関しては15歳以上でも申し込みの対象外となっているケースが多いため、事前に確認することをおすすめします。
Q2.デビットカードは即日発行できる?
デビットカードの発行スピードは発行元の金融機関によって異なり、即日発行に対応している場合もあれば、発行まで数日必要になる場合もあります。
なお、以下のデビットカードは、即日発行に対応している可能性が高いです。
● 店頭受取が可能
● アプリにカード番号が発行される
● カードレスタイプのデビットカード
デビットカードの即日発行を希望する方は、事前に確認しておきましょう。
Q3.デビットカードの発行に費用はかかる?
デビットカードは、基本的に年会費・発行手数料無料で発行できることが多いです。ただし、デビットカードにもクレジットカードのようにランクがあり、ランクの高いカードは年会費がかかる場合があります。
年会費は金融機関やカードの種類によって異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
デビットカードの作り方のまとめ
デビットカードは金融機関の口座に紐付けて発行されるので、どの口座に紐付けるかを決めたうえで、発行するカードを選んで申し込み手続きを行う必要があります。
デビットカードは原則審査なしで発行できるので、申し込んだその日のうちに受け取れることを期待するかもしれませんが、残念ながらデビットカードは受け取るまでにある程度の期間が必要です。
逆に、審査に通過しなければ発行されないクレジットカードのなかには、即日発行に対応しているものもあります。
急きょカードが必要になった場合は、デビットカードではなくクレジットカードを中心に検討するほうが良いでしょう。
クレディセゾンでは、即日発行に対応したクレジットカードを複数ご用意しています。なかでも「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital」や「SAISON CARD Digital(セゾンカードデジタル)」は、お申し込み開始から最短5分で発行できるため、スピーディな発行を希望する方におすすめです。
クレジットカードの保有を考えている方は、この機会にセゾンカードをご検討ください。
(※)「QUICPay」「QUICPay+」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。