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ETCカードは料金所手渡しでも支払い可能?注意点についても解説

ETCカードは料金所手渡しでも支払い可能?注意点についても解説

ETCの利用率は年々高まっており、2021年3月時点(※)で約799万台にETC車載器が搭載されています。ETCカードやETC車載器を利用することで複数のメリットが受けられます。

しかし、ETC車載器やETCカードの利用者が多くなるにつれて、ETCに関するトラブルも増えています。車の運転中にトラブルで動揺してしまうと事故に繋がる危険性もあるため、事前にトラブルの対処方法を覚えておくのは大事です。

そこで今回は、ETCカードを料金所で手渡しするケースについて解説します。

(※)出典元:ETC総合情報ポータルサイト ETC/ETC2.0(DSRC)普及状況

ETC初めてETC初めて

ETCカードを料金所で手渡しして支払うことはできるのか?

ETCカードはETC車載器にセットしてETCゲートを通過することで、自動的に支払いを済ませることができます。しかし、次のようなケースだと、ETCカードを料金所で手渡す必要があります。

●高速道路の入口はETCゲートを通過したが、出口料金所にETCゲートがない
●高速道路入口のETCゲートが閉鎖されている
●ETCカードがあるのに間違えて一般ゲートの方に入ってしまった

上記のケースなら、料金所でETCカードを提示すれば、ETCカードから支払いができます。その際、係員の方に割引を適用してほしいという旨を伝えることで、休日割引や深夜割引などの割引も適用されます。

ETCカードで支払ったことを証明する利用証明書が発行され、カード払いのため現金を取り出す必要はありません。

ETCカードの手渡しでの支払いについての注意点

首都高速道路と阪神高速道路の入口料金所でETCゲートが閉鎖されているときは、一般ゲートで入る際にETCカードを提示し、そのあとにETCカードを車載機に挿入しなければなりません。

なぜなら、首都高速道路と阪神高速道路は出口に料金所がなく、ETC出口アンテナが設置されている場合があります。ETC出口アンテナがETC無線通信により出口情報を記録するのですが、ETCカードをETC車載器にセットしていないと、出口情報が記録されません。

出口情報が記録されないと最も遠い出口の料金を請求されてしまいます。首都高速道路や阪神高速道路のETCゲートが閉鎖されているときは、入口料金所でETCカードを提示したら、速やかにETC車載器にセットしましょう。

次に、ETCカードをETC車載器にセットしていても、高速道路の入口で一般ゲートを通過して通常の通行券を貰っているなら、高速道路の出口でETCゲートから出ることはできません。この場合は、一般ゲートから出ることになります。

一般ゲートで入り、一般ゲートで出る場合、通行券と一緒にETCカードを出してETCカード払いをすることは可能です。ただし、入口にETCゲートがない料金所や、ETCゲートが閉鎖されていたなどの特別な理由がなく一般ゲートで入るとETC割引は適用されません。

ETC割引が適用されるのは、原則として「ETC車載器にETCカードを挿入した状態で、高速道路の入口でETCゲートを通過して無線通信をしている」ときのみです。

つまり、ETC車載器がなければETCの割引は適用されないため、ETC車載器は必須になります。

高速道路の出入口とETCカード割引の有無の組み合わせは次になります。

一般ゲート(入口) ETCゲート(入口)
一般ゲート(出口) 一般ゲート(出口)でETCカード手渡しが可能
係員に申し出ることでETC割引が適用される(※)
一般ゲート(出口)でETCカード手渡しが可能
係員に申し出ることでETC割引が適用される
ETCゲート(出口) 通行不可
開閉バーが開かないため、ゲート横のインターホンで係員を呼ぶ
通常の通行となり、ETC割引が適用される

一般ゲートで高速道路に入り、ETCゲートで出ようとすると開閉バーが開きません。開閉バーが開かない時はバックして出ようとせず、係員に状況を説明して、対処してもらいましょう。

(※)ETCゲートが使えないなどの特別な事情がない場合は適用対象外

ETC車載器を利用するメリットは手渡しの手間が省けるだけではない

ETCカードやETC車載器を利用するメリットは次の5つになります。

●割引適用になる
●料金所で停止せずに通過できる
●カード払いのため現金が不要
●ETCマイレージサービスのポイントが貯まる
●クレジットカードのポイントも貯まる

ETCカードを利用することで、次の割引が適用されます。

●ETC平日朝夕割引
●ETC休日割引
●ETC深夜割引
●ETC2.0割引
●ETC外環道迂回利用割引
●ETCアクアライン割引

これらのETC限定割引を活用すれば、お得に高速道路を利用することが可能です。例えば、ETC休日割引は土日祝日と毎年1月2日・3日が、普通車と軽自動車等(二輪車)限定で、30%割引が適用されます。

地方部区間が対象となる割引で、例えば、水戸から長野まで通常料金6,290円なのが、30%割引の4,400円となり、かなりの金額がお得になるといえるでしょう。

次に、ETCカードを利用することで、料金所で停止せずに通過できるというメリットがあります。クレジットカード払いのため現金が不要で、通行料金を手渡しするという手間が省けます。

また、ETCカードにはETCマイレージサービスという独自のマイレージサービスがあり、ETCカードでの通行料金の支払額に応じてポイントが付与されるので、高速道路を利用した後は、確認しておきましょう。

ポイントは交換単位に応じて還元でき、交換後に通行した際の通行料金として使用できます。

ETCマイレージサービスとは別に、支払いに利用しているクレジットカードのポイントサービスのポイントも付与されるため、ETCカードを利用することでポイントの二重取りが可能です。

ETCカードを発行するならセゾンカード

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ETCカードを作る方法はいくつかありますが、代表的なのがクレジットカードのETC専用カードを発行する方法です。

クレジットカードだと、発行する際に同時にETC専用カードを申し込むことや追加発行が可能なため手続きがしやすく、支払い金額に応じてクレジットカードのポイントが付与されます。

ETC専用カードを発行するのにおすすめのクレジットカードは、SAISON CARD Digital(セゾンカードデジタル)です。

 

SAISON CARD Digital

SAISON CARD Digitalは、スマホ1台で利用できる年会費無料のデジタルカードです。インターネットよりお申し込み開始から、最短5分でスマートフォン上にデジタルカード(※)が発行されます。

発行手数料無料でETCカードの発行も可能で、ETC利用金額に応じセゾンカードの永久不滅ポイントが貯まるため、貯まったポイントを利用してさまざまなものと交換できてお得です。

また、タッチ決済に対応しており、対応している店舗でかざすだけで、サインの記入や暗証番号の入力なしで素早くお支払いができるため、普段使いしやすいカードです。貯めたポイントはショッピングの支払いに利用したり、別のポイントサービスに交換することも可能です。

SAISON CARD Digitalは、普段のお買物やオンラインサービス利用などで役立つ多くのメリットを持っています。

●年会費無料で利用できる
●国際ブランドが選べる
●お申し込み開始から最短5分で利用できる
●完全ナンバーレスカードでセキュリティ性が高い
●タッチ決済ができる

(※)SAISON CARD Digitalは、スマートフォンアプリ「セゾンPortal」へデジタルカードとしてカード情報が発行されます。後日、ご自宅へカード番号や有効期限などの記載がない「ナンバーレスカード」が郵送されます。

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ETCカードを料金所手渡しのまとめ

高速道路の出口料金所でETCカードの手渡しは可能です。ただし、ETCカードの割引が適用されるのは、ETCゲートが使用できないといった特別な事情がない限りは、高速道路の入口でETCゲートを通過して無線通信をしている場合のみです。

ETCカードはETC車載器を利用することで割引が適用され、支払い時にETCマイレージサービスのポイントと、紐づいているクレジットカードのポイントが貯まるなどのメリットがあります。

ETCカードを発行するならセゾンカードのSAISON CARD Digitalがおすすめです。

SAISON CARD DigitalはETCカードが5枚まで年会費無料で発行可能で、ETCマイレージサービスとは別に永久不滅ポイントが付与されます。

ETCカードの発行サービスだけでなく、普段のショッピングや公共料金の支払いなどの場面でも活躍するクレジットカードになるので、検討をおすすめします。

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