※Netアンサー、アットユーネット!会員様の決済データをもとに調査
2022年4月1日より成人年齢が20歳から18歳に引き下げられましたね。
「大人になるってなんだろう?」と思いをはせる一方、
社会生活に慣れてきた30歳を一つの節目と考える方も多いのではないでしょうか。
今回は2021年のセゾンカード決済データから、東京・愛知・大阪・福岡の
大都市圏で暮らす29歳以下(18歳-29歳)と30代(30歳-39歳)を対象に、
年齢の変化に伴ってお買い物や暮らしにどんな変化があるのか、
「食」に関するカテゴリを中心に調査してみました。
30代になっても変わらず大好き!
ファーストフードの利用が減らない理由は?
「若者=ファーストフードが好き」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。実際のカードデータをみると、ファーストフードカテゴリにおける29歳以下と30代の利用率はわずか5%しか変わらないことがわかりました。
実際の利用店ジャンルを見てみると、意外にも「大手ハンバーガーチェーン+その他ハンバーガーチェーン」の合計利用率は30代のほうが2%ほど高い結果となりました。
ハンバーガーチェーンではお子様向けにおもちゃセットがメニューにあったり、ショッピングモール内に店舗があったりと、家族が増えても変わらず利用しやすい、利用したいと思えるのも背景の一つかもしれません。
さらに詳細をみていくと、29歳以下で利用が多かったのは「大手ハンバーガーチェーン」、「牛丼ジャンル」であることがわかりました。その差は割合的には大きくないものの、年代の変化に伴い選ぶお店に若干の変化がうかがえます。
いくつになっても、誰と一緒でも楽しめるファーストフードは年齢を重ねても変わらず大好き!!ただし、お店の選択に少し変化が出てくることがわかりました!
若者のフードデリバリーはもはや日常?
利用店からわかった若者と30代の異なる
利用シーン
こちらは予想どおりという方も多いかもしれません。29歳以下のほうが30代に比べ利用率が1.5倍も高いことがわかりました。
一方で、実際の利用店を見てみると気になる結果が。
29歳以下の若者層では色々な店舗で食事をオーダーできる総合型デリバリーサービス(Uber Eats、出前館、menu、Wolt等)の利用が多かったのに対し、30代ではピザが多い結果になりました。
このような利用サービスの違いから、29歳以下ではフードデリバリーが完全に定着し「日常利用」されているのに対し、30代ではみんなでわいわい、ちょっとした「ハレの日利用」されているのかもしれません。
若者はスイーツもカフェで楽しむ?
データからわかった若者のカフェ利用シーン
次はケーキ・お菓子の販売店が中心のスイーツカテゴリをみてみましょう。ファーストフード、フードデリバリー同様29歳以下の利用率が高いことを想像しましたが、スイーツカテゴリは29歳以下のほうが29%も利用率が低いことがわかりました。
その一方で、コーヒーショップが中心のカフェカテゴリは29歳以下のほうが26%も利用率が高いことがわかりました。
29歳以下ではコーヒーだけでなく、フローズンドリンクやクロワッサン、ドーナツ、デニッシュなどが人気のカフェで特に利用率が高い結果となりました。
季節によって新商品が登場したり、そのカフェでしか味わえない商品があったりと、ただコーヒーを飲むだけではなくカフェでの楽しみ方も広がっていますよね。
29歳以下の若者層ではスイーツもカフェで楽しむというスタイルが定着しているのかもしれません。
今回は29歳以下と30代の食の利用変化をご紹介しました!
意外な結果はありましたか?クレディセゾンでは今後もお客様に楽しんでいただける情報を発信していきますので、お楽しみに!
調査データについて
調査対象・期間:Net アンサー、アットユーネット!会員様の 2021年1月1日~2021年12月31 日のカードショッピングご利用分が対象。東京都、愛知県、大阪府、福岡県を対象に18歳~29歳と30歳~39歳のカード利用を比較。